偽ホームページでのリスクに・・・

「あぐり」への質問 偽ホームページでのリスク

昨年に続き2024年も早々に弊社「あぐり」の偽ホームページの被害に遭いました。これは弊社にとっても御依頼いただく皆様にとっても大きな迷惑や混乱をもたらす事象になる事をお伝えさせて頂ければと思います。

1 依頼者からのクレーム

先日、見積り依頼の電話連絡を頂く事が有りました。ただ、「問い合わせメール」をしていたのに何で連絡が貰えないかとの事でした。弊社も数多くのメールを頂いていますが、1日3回以上のメールの着信チェックを行っています。ただ、着信メール履歴を見返しても何も依頼者からの通知が残っていませんした。弊社のサイト担当者へ相談の連絡を入れると、すぐに連絡が有り「広島遺品整理あぐり」で検索を行うと弊社の社名で何者かが弊社のホームをアップしているとの事でした。これは「遺品整理の窓口」と言うサイトによる物では無いかと考えています。メールアドレスやお問合せ電話番号まで打ち換えてアップをしているような悪質な物でした。また、同様に特掃ジャーナルと言う特殊清掃サイトも掲載同意を行っていません。

2 不要品回収はしていない。

弊社において不要品回収は一切、行っていませんが、そのサイトでは不要品回収と明記されていました。不要品回収事業は一般廃棄物の免許が必要です。弊社においては一般廃棄物収集業者が収集に来てくれないケース(三段BOX、1つ)などの収集は行っていません。一般廃棄物収集運搬の免許を保有していない為です。これは一般廃物収集法違反となり法的にも罰則が設けられています。この様な「不要品回収」などの文面を活用され弊社のホームページを無断使用される事は、明らかな触法行為です。

弊社では、コンプライアンスを順守した経営を行っています。これは弊社社員も、そうです。弊社社員も厳格に対応しています。

3 消費者の混乱

遺品整理士認定協会にも相談を行いましたが、この様なケースは、いくら問いただしても形を変え、手法を変えての「イタチごっこ」との事でした。ちなみに「遺品整理の窓口」は遺品整理士認定協会が商標登録を行っているとの事でも有りました。

この様に悪質な業者やサイトが蔓延しるのも、この遺品整理業界の実態です。勿論、まじめに事業を営んでいる業者も多く存在していますが、殆どの業者が「不要品回収」を兼業で行っています。皆、口を揃えて「遺品整理・生前整理」専門とホームページに記載していますが、「不要品回収」の検索で遺品整理専門業者の社名や代表者名が出てきます。ネットにより情報は潤沢に入手できますが、同時に虚偽情報も入り混じって検索されます。他業種でも同様な傾向が見受けられます。この様に消費者を混乱させる性質な物やコンプライアンスに反する記載情報には、規制をかける時代になっていると考える今日この頃です。

これを、ご覧の皆さんもネット検索で検索先に問い合わせを行った際、違う社名や屋号が出てきた際は要注意です。ポータルサイト(案件の紹介料収入を事業としている)の可能性が高いと申し上げても良いとも思います。依頼した会社や事業者名と違った運営会社が電話やメールで対応された場合や「メールを送ったのに返信が無い」等には、お手数でしょうが、再度の検索をして頂き依頼会社と一致しているか否かの御確認を頂ければと思っています。この様なケースでは電話確認が一番、早いとも思います。

また、念の為、他に葬儀社が運営している遺品整理のサイトやエビデンス(根拠)の無いランキングサイト等はランキングを広告代としてランクを「購入」する業者や、自社をランキング1位にする為のサイトも存在している物も有りますので改めて偽装されたホームページやランキングサイトには注意して頂ければと思います。

弊社が掲載同意しているのは2024年2月現在で遺品整理士認定協運営の「みんなの遺品整理」同じく「特殊清掃の窓口」のみとなっていますので、皆様、お間違いの無い様お願い出来ればと考えます。

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