福祉整理とは

みなさんは、福祉整理という言葉をご存知でしょうか?
生前整理について考えたことがある方はご存知かもしれませんし、全くご存知ない方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、福祉整理についていろいろとお話させて頂きます。

1.福祉整理とは

福祉整理とは、高齢者や病気の方がご自宅や居室を掃除や整理ができなくなった際に、依頼をうけて整理・掃除する作業のことです。
ごみ屋敷や汚部屋の片付けなど、身内だけでは片付けが困難で業者に依頼をしなければならない状態の部屋の清掃をすることが多いようです。

2.遺品整理と生前整理、老前整理の違い

・遺品整理とは、故人が生前使用されていた物を整理することです。

遺言書があればその内容に沿って必要なものと不要なものに分けて、不要なものに関しては処分をしていきます。

・生前整理や老前整理とは、自分の死後のことを考えて生前中に遺品整理などを本人が行うことです。

自分が亡くなった後に家族や周囲の人に迷惑をかけないために、身の回りのものや財産などを整理しておきます。

・福祉整理とは、ご自宅や居室の衛生面を整えて健康な生活を送ってもらえるようにすることです。

部屋の整理という点では似ているかもしれませんが、死を意識するのではなく、今の生活環境を整えて、より快適に生活してもらえるように行うことが多いです。

3.福祉整理を依頼するきっかけ

・老人ホームや施設に入居することが決まった場合

一人暮らしをされていた高齢者の方が、老人ホームや施設に入居することが決まったことをきっかけに依頼されることが多いです。施設に持ち込める荷物は限られているので、ご自宅や居室に残ったものを整理します。

・長期入院する場合

入院で長期間家を留守にすると、火災や空き巣などの事件や事故に巻き込まれる可能性が高くなります。
部屋が散らかったままだと、自然発火のリスクが高まり火災につながります。空き巣などについては、何を盗まれたのかがわからないので被害にあってもすぐに気づかないというデメリットがあります。空き巣は、散らかったままの管理の行き届いていない家を好んで入るようです
このような理由からこちらも老人ホーム・施設入居のケースに続いて依頼されることが多いです。

・住人の方が認知症やセルフネグレクトの場合

ごみ屋敷や汚部屋同様、住人の方が認知症やセルフネグレクト状態である場合も福祉整理が必要とされます。
身内が依頼をする場合もありますし、中には大家さんが賃貸契約に基づき入居者の部屋の片付けを依頼したり、自治体が苦情が相次いでいるごみ屋敷の片付けを依頼する場合もあります。

・自宅介護を始める場合

今までは一人暮らしをしていたが介護が必要となった親御さんを自宅に呼び、同居しながら介護するというケースです。
この場合は、親御さんが住んでいる家から必要なものだけを運びだすのですが、その仕分けをするために、福祉整理を依頼するようです。

・定期的なハウスクリーニングをしたい場合

高齢の方は、高いところなど手が届かず掃除することが難しいので、ハウスクリーニングを依頼されるケースもあります。

4.福祉整理を依頼するメリット

・家の中での転倒や自然発火の危険を減らせる

高齢者の方が物が溢れかえっている部屋(汚部屋など)で生活をしていて、特に危ないのは転倒することです。高齢者の方は転倒などをきっかけに骨折することもあり、そのまま寝たきりになってしまうことも多く、人生が大きく変わってしまうこともあります。
またごみ屋敷の状態で生活していると、山のようにある燃えるごみや生ごみからでるガスが原因で、自然発火による火災が起きる危険があります。これは自分の家だけではなく隣家や隣室など周囲の家にも被害が及ぶ可能性があり、多額の損害賠償を請求される場合もあります。
高齢者が汚部屋やごみ屋敷で生活をすることは危険が多いのですが福祉整理を利用することによりその危険を軽減することができるでしょう。

・衛生的かつ清潔な環境で暮らせる

汚部屋など不衛生な場所で生活をすると、ダニだらけの布団で寝るために皮膚炎になってしまったり、カビの生えた部屋で呼吸をする度にカビを吸い込むため、呼吸器の病気になったり、台所で繁殖した雑菌が水道の飲み水に紛れ込みそれを普段口にするなど、想像しただけでも恐ろしい事態が起こってしまう可能性があります
福祉整理を利用することで、不衛生な環境が原因で起こる病気のリスクを軽減し、健康を守ることにもつながります。

・隣家や隣室、周囲の人へ迷惑をかけるのを防ぐ

汚部屋やごみ屋敷は、ごみが多いので悪臭が立ち込めたり、ゴキブリ・ハエなどの害虫が発生したり、アパートの床が抜け落ちるなど周囲の人にまで迷惑がかかります。
悪臭、害虫だけでも十分迷惑ですが、景観を損ねる外観ということも迷惑行為の一つでしょう。これらの周囲への迷惑行為も福祉整理を利用することで被害が軽減します。

5.福祉整理を依頼する際の注意点

・見積り、支払いは判断力がきちんとある人が行う

福祉整理の見積りを依頼するときや支払いについて業者とやり取りするのは高齢者の方の場合多いようですが、中には悪質な業者もいるので注意が必要です。
やり取りする高齢者の方の判断力がしっかりしていれば問題はありませんが、判断力が衰えている方だと多額に費用を請求されてしまうぼったくりの被害にあう危険性もあります。
そうならないためにも見積りや支払いなどに限らず、作業中においてもご家族が一緒に立ち会うことをおすすめします。

・実績が豊富で口コミが良い業者にお願いする

福祉整理は、遺品整理や生前整理と作業の内容はほとんど同じで住人の方の気持ちを考えながらこれからの生活をより良くするために行われます。
遺品整理の故人の想いを大切にする考え方や、生前整理のこれからの人生や残された家族への想いを大切にする考え方に似ていて、精神面で福祉整理は遺品整理や生前整理と同じといえるでしょう。
また実際に行われる作業もほとんど同じで、違いは遺品整理でいえば遺品の供養があるかないか、生前整理でいえば遺言書などがあるかないかです。
福祉整理を業者に依頼する際には、遺品整理や生前整理の実績が豊富で口コミが良い業者に依頼をすることをおすすめします。
まとめ
福祉整理についていろいろとお話させて頂きましたがいかがでしたか?
福祉整理は、高齢者の方や病気の方がご自宅でより快適に生活できるようにサポートするものです。生活の環境が良いと生前整理もしやすいですし、万が一のことが起きた際も残された家族の方の負担は少なくなるでしょう。
これからの生活をより良くするためにも、もし何かあった際に家族の負担を少なくするためにも、福祉整理を利用するメリットは大きいのではないでしょうか。
今回は福祉整理についてお話させて頂きましたが、もし広島にお住まいの方で生前整理についてお困りの方がいらっしゃいましたら、あぐりにご相談ください。追加項目がある場合は、請求書を確認するあぐりは、お客様のニーズを第一に考え日々業務を行っております。
納得される料金・費用で受注させて頂くのはもちろん、作業も誠心誠意行うのでお客様からとても定評を頂いております。
その他にも、遺品整理、不要品の回収や買い取り、特殊清掃、お引っ越しまで幅広い分野で活動させて頂いておりますので、ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

老前整理とは

みなさんは、老前整理という言葉をご存知でしょうか?
ご存知の方もいらっしゃるでしょうし、あまり聞き慣れた言葉ではないのでご存知ない方もいらっしゃると思います。
似たような響きの生前整理との違いも含めて、詳しくお話させて頂きます。

1.老前整理とは

老前整理とは、心身ともに元気で健康なうちから老後により良く安心して過ごしていくために、今までの人生を整理するとともに身の回りの整理などを行うことです。物に囲まれた生活の暮らしにくさを少しでも解消し、これからもっと過ごしやすく生きることが目的なため、何歳からでも始められます。
老前整理は自分自身の老後のために、生前整理は自分の死後に残された家族のために行うことが多いのがそれぞれの特徴かもしれません。

2.生前整理とは

生前整理とは、自分の死後に残された家族が相続や遺品整理などで困らないように、事前に身の回りを整理をすることです。自分の死を意識したときや、病気などをきっかけに始める方も少なくありません。生前整理をされる方の多くは、家族や周りの人に迷惑をかけたくないという気持ちから取り組まれるようです。

3.老前整理を行うメリット

・セカンドライフを快適に楽しく過ごせる
セカンドライフは、自由な時間ができ夫婦で過ごす時間が増えたり、趣味に費やす時間が増えたりと、いろいろな面で変化があるでしょう。
あらかじめ老前整理を行うことで、セカンドライフの時間をより大切なものに費やすことが可能となります。

・体力、気力があるうちに出来る

歳を重ねるほど、重い物を動かしたり、激しい作業や連続での作業を行うのは体力的に厳しくなります。身辺整理が遅くなるほど、時間もやる気もなくなりがちですが、身体が元気なうちに整理することで素早く作業を行うことができます。

・自分の死後に家族の負担を減らせる

事前に身の回りの整理をしておくことで、家族に遺品整理などの負担を減らせることができます。
また、物を減らすことにより掃除もぐっと楽になりますし、不要な物の処分など、面倒なこともしなくてすみます。探し物をする時間もかなり少なくなるでしょう。

・ケガなどの危険を回避できる

高齢になると、体力や筋力の低下により少しの段差でもつまづいたり、物にぶつかってケガをするなど家の中にいても危険なことが多くなります。家の中が物であふれていると、物を踏んだり、つまづいたり、足をひっかけて転倒してしまう可能性もあるので、物を減らして少しでも危険を軽減しましょう。

・思考がクリアになり、集中力が高まる

歳を重ねるほど、何かに集中するのが難しくなり、注意力も散漫になりがちです。
また、人は視界に入る情報が多いほど集中力がなくなっていくといわれています。
室内をすっきり片付けることにより、集中力を高めることにつながります。

4.老前整理の方法

・身の回りの整理

今、所有しているものを必要なものと不用なものに分けて、不用品については処分していきます。
不用品の処分をすることにより家の中が整理され、余分なものは手元に置かず、必要なものだけに囲まれた環境で充実した生活を送ることができるでしょう。
~断捨離の方法~
思い出の品や思い入れがあるもの、まだ使用するものは必要なものとして残しておきます。
必要なものかどうか判断が難しい場合の判断するポイントは、古くなり使えないものやもう使用しないもの、長期間使用していないものは処分することです。また、壊れているものに関しては修理をして使いたい場合は残しておいても良いですが、そうでなければ処分しましょう。所有していたもののずっと未使用のままだったり、ほとんど使用していないものは、誰か必要とする人にあげるのも一つの手段でしょう。それでも判断ができないものについては、一旦保留しておいてまた少し時間をおいてから(半年~1年ぐらい)判断するのも良いかもしれません。

・保険や積立てを見直す

もしものことを考えて、生命保険に入っていたり、積立預金をしている方もいらっしゃると思います。老後のことを考えて、今の契約内容のままで良いか一度見直しをしてみましょう。保証が十分でないと思う方は、十分な内容にするために内容を増やす必要がありますし、反対に保証が十分すぎている方は、保険料を払いすぎていることもあるので見直すことをおすすめします。

・エンディングノートを作成する

自分の人生の終わりのことを考えて、自分がしてほしいことなどの希望や、家族や周りの人に伝えておきたいことなどを書き記しておくのがエンディングノートです。
記載する内容としては、自分のお葬式やお墓のこと、その他の希望、伝えたいメッセージなど人それぞれ異なります。

5.老前整理を進めるポイント

・焦らず少しずつ進めていく
老前整理を行っていくには、労力と時間が必要となってきます。一度に全て終わらせてしまおうとするのではなく、まずはこの部屋から、まずはこのタンスからなど目標を決めて少しずつできるとこから始めていきましょう。

・整理する場所や終わらせる期限を事前に決めておく

焦らず少しずつとはいえ、いつまでも同じ場所に時間をかけすぎると途中でやめてしまうことにもつながりかねません。整理する場所とそこにかける時間を決めておくことで、作業が進まないまま時間だけが過ぎてしまうことなどがなく完了させることができます。

・定期的に見直し整理する

老前整理が終わったあとも、生活をしていると不要なものはどんどん増えていくことでしょう。また今は必要とするものでも数年後には使わなくなる可能性もあるので、老前整理が終わったからといってそのままにしておくのではなく、定期的に見直して整理をすることが大切です。

・自分だけで判断をするのではなく家族と相談する

中には、自分には必要なくても家族には必要なものがあるかもしれません。判断が難しいものについては、処分する前に家族に一度相談してから整理していきましょう。

・業者に依頼をする

ものが多すぎてなかなか作業が進まなかったり、体力的にきついという方は、業者に依頼をするのも一つの手段です。生前整理や老前整理を行う業者や家の片付けサービスを行っている業者もいます。業者に依頼をすれば、費用はかかりますが作業時間の短縮になります。自分だけで整理をするのが難しい方は、業者に手伝ってもらうのも良いかもしれません。

まとめ

老前整理についていろいろとお話させて頂きましたが、いかがでしたか?
体力、気力があるうちに老前整理を行うことにより、断捨離ができ余分なものを整理して必要なものだけに囲まれて生活を送ることができます。
無理に1日で終わらせようとすると、終わらなかった場合、モチベーションが下がり、中途半端なまま整理が終わってしまうので、焦ることなく、整理する場所や終わらせる期限を決めて整理をしていき、心軽やかに老後を優雅に快適に過ごせると良いですね。
今回は老前整理についてお話させて頂きましたが、もし広島にお住まいの方で生前整理についてお困りの方がいらっしゃいましたら、あぐりにご相談ください。追加項目がある場合は、請求書を確認するあぐりは、お客様のニーズを第一に考え日々業務を行っております。
納得される料金・費用で受注させて頂くのはもちろん、作業も誠心誠意行うのでお客様からとても定評を頂いております。
その他にも、遺品整理、不要品の回収や買い取り、特殊清掃、お引っ越しまで幅広い分野で活動させて頂いておりますので、ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

生前整理とは

みなさんは、生前整理という言葉をご存知でしょうか?
終活について考えたことがある方はご存知かもしれませんし、全くご存知ない方もいらっしゃると思います。
今回は、生前整理について詳しくお話させて頂きます。

1.生前整理とは

生前整理とは、自分の死後のことを考え、残された家族に迷惑をかけないために事前に身の回りの物や相続などについて整理をすることです。
人は、ある程度物に囲まれながら日々生活しています。その物達を、必要なものと不要なものに整理せずに亡くなってしまった場合、困るのは残された家族です。
実際に、遺品整理に携わったことのある人のほとんどがもう二度と経験したくないと言うそうで、想像以上に大変なことが窺えます。
残された家族にこのような苦労をかけないためにも、生前整理を行うことは大切だといえます。

2.生前整理のメリット

・自分自身のためになる
生前整理を行うことにより、不要なものを処分して必要なものだけに囲まれることができるので、家族のためだけでなく、自分自身のためにもなります。
物だけでなく、人間関係やお金などの問題を片付け、本当に必要なものだけ手元に残すことにより、これから先もっとより良く生活していくことができるでしょう。

・相続でのトラブルを防止できる

遺品整理を行う際、親族・家族間の中で最もトラブルが起きやすいのが相続についてです。トラブルの原因はさまざまで、相続する財産の量をきちんと調べていないため把握できていないことや、相続に関して故人の意思表示がされていないことなどがあります。
しかし、生前整理を行うことによりそのトラブルを防ぐことができます。
財産目録で事前に財産の量や種類を把握しておいたり、相続に対する希望がある場合は遺言書を作成しておくことで、スムーズに相続を行うことができ、かつ各種行政への手続きも行いやすくなります。

・遺品整理の際、家族の負担を軽くする

人は、身の回りにある程度の物に囲まれながら日々生活を送っています。もし使用者が亡くなった場合、残された家族がそれらの物を遺品として必要なものか不要なものか整理していかなければなりませんが、それには大変な労力と時間が必要となります。
事前に自分自身で持ち物を整理して減らすことにより、残された家族に苦労をかけずにすみますし、精神的・肉体的な負担を減らせることでしょう。

・自分自身の生活を見直せる

生前整理を行うことで、自分にとって本当に必要なものだけを手元に残すことができます。
これから生きていくうえで、今までは見えていなかったものが見つかり、新たな道が開けてくるかもしれません。

・周囲の人へ感謝を伝える

生前整理をきっかけとして、家族や周囲の人へ今まで伝えてこれなかった感謝の気持ちやメッセージなどを書き記す方も多いようです。今までの感謝の気持ちや自分がいなくなっても残された家族には元気に明るく生活していってほしいなど、願いをこめながら生前整理を行うことはとても大切です。

3.生前整理の進め方

・財産目録を作成する

現金、預貯金、不動産、車、有価証券、宝石や骨董品など自身が所有している財産について調べてまとめた書類のことを財産目録といいます。
人が亡くなった後、相続するには財産がどれだけあるか調べなければならないのですが、事前に財産目録を作成しておくことで、手間と時間がかかる財産調査がスムーズに進みます。
財産を早めに把握しておくことで相続税の対策ができたり、場合によっては生前贈与などで税金対策をすることができます。財産目録を作成したら、一度弁護士や税理士などの専門家に相談して対策をとるのも良いでしょう。

・遺言書を作成する

財産や相続についてご自身の希望を家族に伝えたい場合は、遺言書を作成しておきましょう。
遺言書は、弁護士や公証役場のサポートを受けて作成するので法的効力があり、相続トラブルを防ぐことができます。

・身の回りの物を整理する

家族に迷惑をかけないためにも、今のうちから少しずつ整理をしていき本当に必要なもの以外は処分していきましょう。
最近は、断捨離ブームということもありたくさん情報があるので、参考にされると良いかもしれません。

・エンディングノートを作成する

エンディングノートには、法的効力がないため書かれている内容が必ず実現するとは限りませんが気がねなく、自分の思いを綴ることができます。自分自身のことや資産・貴重品の相続、医療や介護、葬儀、お墓、大切な人へのメッセージなどさまざまあり、どんなことを記入するかは人それぞれ異なります。
自分の死後、家族や周囲の人に伝えておきたいことがある場合は、エンディングノートの作成をおすすめします。

4.生前整理を行った後にするべきこと

・遺言書の保管場所を家族だけに伝える
せっかく作成した遺言書も家族に見つけてもらえなかったり、第三者に見つかり改ざんされたりすれば効力は無効になりますし、作成した意味もありません。遺言書を作成した際には、保管場所はよく考えなければいけません。保管場所として一般的で安全なのは、最寄りの公証役場や銀行の貸金庫に預けることです。しかし、発見しやすく、必要な際にすぐ取り出せるかどうかも考えて、ご自身に合った場所に保管することが大切です。また、保管場所はエンディングノートに記載しておくと良いでしょう。

・土地の相続について決めておく

所有している土地や不動産を誰が相続するのか決めておかなければ、トラブルに発展してしまうことがあります。土地の相続には、専門的な知識が必要となってくるため、なかなか簡単にはいきません。事前に相続人に土地の相続する意思の有無や相続を希望しない場合にどのように活用するか家族間で話し合い決めておいたほうが良いかもしれません。

・デジタル遺品について

デジタル遺品とは、生前故人が使用されていた携帯電話、スマートフォン、PC、その他電子機器やその中に入っている個人情報、SNSやメール、写真などのデータやネット上の登録情報のことです。
この存在を知らずに処分してしまうと、個人情報を第三者に悪用されて犯罪に巻き込まれてしまう恐れがあります。生前整理を行う際には、利用している有料サービスやアカウントの解約・退会作業を可能であれば行ったり、難しい場合は、サービスの名称と解約・退会方法をエンディングノートに記載しておきましょう。また、不要になった電子機器の処分方法も一緒に記載しておくと良いでしょう。デジタル遺品専門の業者もいるので、そちらに依頼をするという手段もあります。

まとめ

生前整理についていろいろとお話させて頂きましたがいかがでしたか?
生前整理は、大切な家族や自分自身のことを考えながら、これからの人生をさらに良く生きていくために行う前向きな作業です。
いつから始めても良いので、時間はたくさんあります。焦らず自分一人で行うのが難しい場合には、時には誰かの力を借りながら自分の死後、家族に迷惑をかけることなく楽しく過ごしてもらえるようにできることから少しずつ始めていきましょう。
もし広島にお住まいの方で生前整理についてお困りの方がいらっしゃいましたら、あぐりにご相談ください。
あぐりは、お客様のニーズを第一に考え日々業務を行っております。
納得される料金・費用で受注させて頂くのはもちろん、作業も誠心誠意行うのでお客様からとても定評を頂いております。
その他にも、遺品整理、不要品の回収や買い取り、特殊清掃、お引っ越しまで幅広い分野で活動させて頂いておりますので、ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

終活サービスとは

みなさんは、終活サービスという言葉を聞いたことはありますか?
全く聞いたことがないという方もいらっしゃるかもしれませんし、終活を意識されている方はご存知かもしれません。
今日は、終活サービスについて詳しくお話をしていきます。

1.終活サービスとは

終活サービスとは、専門としている業者などに依頼をし終活の手伝いや生活支援、その他手続き関連などをサポートしてくれるサービスのことをいいます。
終活を行う際にでてくるわからないことや聞きたいことなどの疑問を直接専門の業者に相談することができるので、終活をスムーズに行うことができます。

2.終活サービスを利用するメリット

・終活を行う際、優先順位がつけやすくなる

終活にはいろいろやるべきことがあります。一体何をしたら良いのか、どのように進めたら良いのかなどの疑問について、教えてもらえたり、協力してもらうことにより、優先順位がつき整理しやすくなります。

・終活に関すること全般を業者に依頼できる

中には、終活に関すること全てを請け負ってくれる業者もいます。相続や遺品整理など、専門家が必要な場合は、連携している専門家と行ってくれるので一つの窓口で終活に関する全ての相談が可能です。
・家族の負担を減らすことができる
家族がいる場合は家族の負担を大きく減らすことができます。
家族がいない場合は、自分の亡き後の葬儀や手続きを行ってもらえるので大変心強いでしょう。

3.終活サービスを利用するデメリット

・家族に理解を得られない、不信感を抱かせてしまうことがある
終活サービスを利用することにより、家族の負担を大きく減らすことができますが、反対に不信感を抱かせてしまう場合もあります。家族の中には、葬儀や相続のことは、相談してほしいと思う方もいらっしゃるので、打ち合わせの段階から家族も一緒だと理解し安心してもらうことができるでしょう。

・終活サービスを利用する際、費用がかかる

いろいろな疑問や困りごとなどを解決してくれる終活サービスを利用する際には、もちろん費用がかかります。自分が希望するサービスに適したものなら良いですが、中には希望しないサービスも追加されてしまい、予想外に費用がかかってしまうケースもあります。そのようなことにならない為にも、サービスを利用する際にはあらかじめ確認しておく必要があります

4.終活サービスの内容

・生活支援サービス

独り暮らしをしている方に、定期的に安否確認の為の連絡や緊急なことがあった場合にすぐに駆けつけてくれるサービスがあります。
中には、ご家族がいない方が入院や施設入所される際に打ち合わせや身元引受人を引き受けてくれる会社もあります。

・財産管理サービス

終活をする際に、特に重要なのが財産管理です。大切な財産をどのように管理していくのか、また誰にどれくらい相続してもらうのかしっかり考えなければいけません。
相続に対するアドバイスや、手続きを代行してくれるサービスを行う会社もあるので、相続に対して不安なことや疑問などを相談してみるのも良いでしょう。

・生前整理や遺品整理のサービス

生前から、身の回りのものを残しておくもの、処分するものと整理しそれらを仕分ける作業や、後々に家族に遺品として遺すものを判断する作業のサポートを行います。
身の回りの整理は、とても量が多いので仕分け作業は大変苦労することと思います。
遺品整理も同様で残された家族にとっては精神的にも体力的にもきつい作業です。
そこで、専門の業者の方に手伝ってもらうことで少しでもその負担が軽減され効率よく作業を進めることができます。
家族だけでは、運び出すことが困難な大きい家具などもお願いすることができることもメリットの一つでしょう。

・写真や動画のデータ化サービス

今まで撮ってきたたくさんの思い出の写真や動画をデータ化してくれるサービスです。
写真をそのまま遺しておくのも良いのですが、どうしても時間の経過とともに色褪せてきたり破れてしまうなど劣化が見られてきます。
DVDなどにデータとして遺した写真は劣化することもないですし、保管するのに場所もとりません。
自力ですることも可能ですが、大変時間を費やすことになるので専門業者にお願いするのことをおすすめします。

・葬儀関連サービス

どこの葬儀会社を選べば良いのか、どのようなプランにすれば良いのかなど迷った際には、葬儀会社を紹介してくれる仲介業者へ相談してみましょう。
また、中には遺影写真を撮影してくれるサービスもあります。
遺影は生前に撮った写真から選ぶことが多いのですが、遺影に適した写真は意外と見つけるのが難しいようです。
生前中に、プロの方に依頼をして素敵な笑顔の写真を撮ってもらうと安心できますね。

・仏壇やお墓の準備のサービス

仏壇やお墓について迷った際の手配や、霊園や納骨堂を紹介をしてくれるサービスもあります。一般的な埋葬だけではなく、散骨や樹木葬などの自然葬や手元供養にも対応してくれる会社もあるので、ご自身が希望する形を選択して頂きたいです。

・入院、入所する際のサービス

万が一、入院しなければいけなくなった際には希望を踏まえたうえで病院を紹介してくれたり、介護施設へ入所することになった際も、入所のサポートをしてくれます。
歳を重ねるほど入院や入所する際、自力で探すのは大変ですし難しくなると思います。
終活サービスを利用して、入院や入所のお手伝いをしてもらい少しでも負担が減ると良いですね。

・亡くなった後の手続き代行サービス

人が亡くなった後は、行わなければならない手続きがたくさんあり、また内容が難しいものも多いです。大切な家族が亡くなった悲しみの中、役所などで手続きをしなければいけないのはなかなかしんどいものです。
また、独り身の方は手続きをしてくれる人を見つけるのは難しいと思います。
そのような時には、亡くなった後に手続きを代行してくれるサービスを利用してみましょう。
近年増えている老老介護や独り身の方には、とてもおすすめなサービスです。

5.終活サービスを受けられる場所

上記でさまざまな終活サービスについてご紹介しましたが、どこでサービスを受けられるのか?疑問に思う方は多いと思います。
終活サービスを受けられる主な場所は、終活サービス専門の会社や代行会社です。
調べてみるといろいろな会社がでてきますので、ご自身の希望するサービスを提供してくれる会社を見つけて欲しいと思います。

まとめ

終活サービスの内容についてご紹介しましたが、サービス内容が豊富にあって驚かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
終活サービスを利用することで、多少のデメリットもありますが、メリットのほうがはるかに多いように思います。
終活にもやるべきことがいろいろあるように、終活サービスも幅広く存在します。
終活でお悩みになった際には、一度終活サービスの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
選択肢がたくさんありますし、実際に相談してみて分かることや気付きもあるでしょう。
ご自身の希望に合ったサービスを見つけて活用し、少しでも終活がスムーズに進むと良いですね。
今回は終活サービスについてお話させて頂きましたが、もし広島にお住まいの方で生前整理についてお困りの方がいらっしゃいましたら、あぐりにご相談ください。
あぐりは、お客様のニーズを第一に考え日々業務を行っております。
納得される料金・費用で受注させて頂くのはもちろん、作業も誠心誠意行うのでお客様からとても定評を頂いております。
その他にも、遺品整理、不要品の回収や買い取り、特殊清掃、お引っ越しまで幅広い分野で活動させて頂いておりますので、ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

業者と不用品回収業者の違い

みなさんは、遺品整理業者と不用品回収業者の違いをご存知でしょうか?
遺品を整理する点や、遺品整理においてでた不用品を回収する点でどちらも似たようなイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。ですが、業務内容にはそれぞれ大きな違いがあります。
今回は、遺品整理業者と不用品回収業者の違いについて詳しくお話させて頂きます。

1.遺品整理とは

遺品整理とは、生前故人が大切に使用されていた愛用品など細かな物まで一つ一つ丁寧に扱い必要なものと不要なものへ整理して、適正に処理を行うことです。
写真や手紙、日記などの思い入れが強い物や、思い出の品などは、そのままご遺族にお渡しします。処分することが決まった物については、ご遺族に確認をとり買取りを行うか、回収し処分を行います。故人が生前に遺言書やエンディングノートを作成している場合は、その内容に従い、形見分けするものや処分するものなどに整理していきます。
中には、遺品を供養したりお焚き上げをして処分を行うこともあります。
また必要な場合は、遺品整理後に部屋の軽い掃除をしたり、ハウスクリーニングや部屋の消臭作業、消毒作業などを行ってくれる業者もいます。
部屋の状態などで対応の内容が異なるので、状況に応じて柔軟に対応してくれます。

2.不用品回収とは

事前に整理し仕分けられたものから買取りできるものがあれば適正な価格で引き取ったり、買取ることはできないが別に活用方法があるものは無償回収をしたり、買取りや無償回収ができないものは回収してそのまま処分を行います。回収を希望しない場合はそのまま残しておくことも可能です。

3.遺品整理業者と不用品回収業者の違い

どちらも一般家庭から品物の回収を行うために一般廃棄物処理業の許可を得る必要があります。
遺品整理業者は、依頼をうけた方のご自宅にある物を全て遺品と考えて、残しておくものと処分するものの分類や貴重品などの探索を手伝うなど、依頼者と相談したうえで、希望にそった業務を行います。
不用品についてもただ処分するのではなく、故人が生前大切にしてこられた物だからこそ丁寧に取り扱い、必要な場合には遺品を供養するサービスを提供してくれる業者もあります。
不用品回収業者と比べると業務内容の対応範囲が広く、特殊清掃を含めた業務まで依頼することができます。
不用品回収業者の業務内容は、基本的に不要品を回収することです。
遺品を細かく整理したり、必要なもの不要なものを分別してくれるわけではありません。
大切な思い出がつまっているものや、貴重品や重要な書類でも回収して処分を行います。
きちんと遺品整理ができていないまま、不用品回収業者に依頼をすると故人が生前大切にしてきた遺品なども処分されてしまうといったトラブルにつながることもあります。
ですが、既に遺品の整理ができていて、大量の不用品を引き取ってもらいたい場合は、部屋がスムーズに片付くので依頼をおすすめします。
用途により、賢く利用することで無駄なく遺品を片付けることができます。

4.見積りを依頼するときの注意点

費用の面を考えた際、遺品整理業者に依頼するよりも不用品回収業者に依頼をしたほうが安い場合があります。
しかし、不用品回収業者は遺品を必要なものと不要なものを分別することなく全て不用品として取り扱い、中に貴重品があったときも関係なく回収、処分をしてしまいます。
大切な遺品整理を行う場合には、遺品整理業者に依頼をしたほうが良いかもしれません。
しかし、中には悪質な業者がいて不当な金額を請求されるケースもあります
ここからは、悪質な業者と契約をしないための注意点をご紹介します。

・見積書の明細や内訳をお願いする

遺品整理を依頼する場合は、現場を下見して見積りをだしてもらうのが一般的です。
もし現場を見ないまま見積りを出す業者に遭遇した場合は、その場で依頼を断ったほうが良いかもしれません。
遺品整理にかかる費用は、下記の内容で変わります
① 遺品整理をするものの量や部屋の大きさ
② 遺品整理の仕分け作業(作業にかかる日数や必要な人数)
③ 処分品の種類
④ 買取り品の有無
⑤ 大型の家具や家電などの搬出
⑥ 建物や道路の状況
⑦ その他手数料(清掃費用や出張費)
見積書に記載されている数字は、主に上記の内容を元に計算された金額です。しかし、各項目の名称はそれぞれの業者により異なり、業者以外の者が見積書を見ても何にどのくらい費用がかかっているのかわかりにくいでしょう。
遺品整理で費用がかかるそれぞれの項目を理解したうえで、業者に質問してみるのも良いでしょう。

・追加項目がある場合は、請求書を確認する

業者によっては、最初は低めに見積りをして契約完了後に追加項目を請求してくることがあります。その為、契約する際には見積りが安いからとすぐに契約をするのではなく、後から追加費用が発生しないか事前に確認しておきましょう。
後から、想定以上に作業時間がかかった、荷物の量が多かったなどの理由で追加費用を請求される場合があるのでそうならないためにも契約する際は十分気をつけましょう。

・複数の遺品整理業者に見積りを依頼する

少しでも費用を抑えたい方は、複数の遺品整理業者に見積りを依頼し金額を比較してみましょう。
中には、想定していた以上に安い見積りをだす業者もいるかもしれませんが、後から追加費用を請求されることもあります。

・電話対応やスタッフの対応

見積りを依頼する際の電話対応が粗雑だと、遺品も雑に扱われてしまう可能性があります。
また遺品整理の作業前の説明が具体的ではなく曖昧な場合は、作業後に追加費用を請求されることがあるかもしれません。スタッフの丁寧な対応と説明が良い業者かどうか判断する一つの基準といえるでしょう。

・過去の作業実績を確認する

業者に依頼をする前に事前にホームページなどで、今までに行ってきた作業実績などの確認をしておきましょう。
作業実績が写真付きで細かく載っているところは安心できますが、中には写真はなくイラストのみであったり、実績や口コミが少ない業者もいるので注意しましょう。

まとめ

遺品整理業者と不用品回収業者の違いについてお話させて頂きましたがいかがでしたか?
遺品整理においてでた不用品を回収する点ではどちらも共通していますが、それぞれ業務内容が異なり特徴があるようですね。
費用を抑えて、不用品の回収だけをお願いしたい場合は不用品回収業者に依頼をすることをおすすめしますが、遺品整理やその他清掃などいろいろお手伝いをしてもらいたい方は業務内容の対応が幅広い遺品整理業者に依頼をしたほうが良いかもしれません。
また、いろいろな業者がいるので依頼をされる際には、上記でご紹介した見積りを依頼するときの注意点を参考に、悪質な業者に騙されないように気をつけて頂きたいです。
今回は遺品整理にも大きく関わりがある遺品整理業者と不用品回収業者の違いについてのご紹介しましたが、もし広島にお住まいの方で生前整理についてお困りの方がいらっしゃいましたら、あぐりにご相談ください。
あぐりは、お客様のニーズを第一に考え日々業務を行っております。
納得される料金・費用で受注させて頂くのはもちろん、作業も誠心誠意行うのでお客様からとても定評を頂いております。
その他にも、遺品整理、不要品の回収や買い取り、特殊清掃、お引っ越しまで幅広い分野で活動させて頂いておりますので、ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

遺品整理業者とは?

こんにちは。みなさんは、遺品整理業者とは一体どのような業者かご存知でしょうか?
終活を行うのにご依頼されたことがある方もいらっしゃるかもしれませんし、なかなか身近に感じられる業者ではないのでご存知ない方もいらっしゃるかもしれません。
今日は、遺品整理業者について詳しくお話していこうと思います。

1.遺品整理業者とは

遺品整理業者は、依頼をうけた方のご自宅にある物全てを遺品と考えて丁寧に扱い、残しておくものと処分するものの分類や貴重品などの探索などを行います。遺品整理を行う前に事前に依頼者と相談したうえで、希望にそった業務をしてくれます。
不用品についてもただ処分するのではなく、故人が生前大切にしてこられた物だからこそ、きちんと向き合い、必要な場合には遺品を供養してくれる業者もいます。
遺品整理業者は、不用品回収業者と比べると業務内容において対応可能な範囲が広く依頼者のあらゆる希望に柔軟に対応してくれる点から費用が高くなることが多いです。
しかし、特殊清掃を含めた業務まで依頼することができサービス内容の範囲が広いことは依頼者にとっては、助かりますし頼りになる存在ではないでしょうか。

2.遺品整理業者へ依頼するメリット

上記でも少しお話をしましたが、遺品整理業者へ依頼するメリットを詳しくご紹介していきます。

・短時間で遺品整理を行うことができる

人は、たくさんの身の回り品に囲まれながら日々生活をしています。
それらを残しておくものと処分するものに整理していくには、莫大な時間と労力が必要となってきます。
遺品整理を行う方が時間と体力に余裕があれば良いですが、仕事や子育て、介護などで多忙であったり、遠方に住んでいるとなかなか遺品整理を進めることは難しいでしょう。
遺品整理業者へ依頼することにより、最短で1日で作業を完了することが可能となるので、
莫大な時間と労力を費やす必要はなくなります。

・大きくて重たい家具などを運び出さなくても済む

遺品の中に、冷蔵庫やタンス、ソファーやベットなどの大きくて重たい家具がある場合、それらを運び出さなくていけません。
高齢の方や女性だけで運び出すのは不可能です。
遺品整理業者に依頼をすれば、重い物も運んでくれるので安心です。

・遺品の相続トラブルや空き家などの問題を専門家に相談できる

残された遺品を巡って親族でトラブルになったり、故人が住んでいた家が持ち家で空き家になってしまう場合は、新たな問題が発生します。
遺品整理業者が弁護士と提携しているところであれば、遺品の相続トラブルや空き家の問題も相談でき、解決することができるでしょう。

・遺品の供養をお願いできる

仏壇や神棚、生前故人が愛用してきた物などは供養が必要となります。
依頼をすれば、遺品の供養を行ってくれる遺品整理業者もいます。
お寺や神社での供養の必要があれば依頼をしてくれるので、個別に依頼をしなくてもすみます。

・遺品の買い取りを行ってくれる業者もいる

中には、遺品の買い取りを行ってくれる業者もいます。
実際に遺品の整理をしてみると、価値のある物やまだ使用できる物がでてくることもあるのでその場合は、買い取りをお願いしましょう。
買い取りをしてもらえれば、資源の有効活用になりますし、遺品整理にかかる費用を少しでも抑えることができます。

3.遺品整理業者へ依頼するデメリット

遺品整理を業者にお願いすることでメリットもあるのですが、反対にデメリットもあるのでそちらもご紹介していきます。

・自分たちで遺品整理を行うより費用が高くなることが多い

遺品整理業者に依頼をすると短時間で遺品の整理や不用品の処分まで行ってくれます。
短時間で作業を行うには、人員が必要となってくるので自分たちだけで遺品整理をするよりそのぶん、費用は高くなるでしょう。
時間と体力に余裕がある方は、自分たちで遺品整理をすることをおすすめしますが、そうでない方は、無理に自分たちで行うよりも業者に依頼するほうが良かったというケースもあります。

・ゆっくり気持ちの整理をつけることができない

遺品整理を業者に依頼すると、すばやく作業を行ってくれるのであっという間に遺品整理が完了します。
遺品を1つずつ確認しながら、ゆっくり故人との思い出に浸る時間はないでしょう。
中には、残しておいてほしい場所には全く手をつけずに遺品整理を行ってくれる業者もいるので、思い出に浸りながらゆっくり気持ちを整理したいという方は、その方法を活用されると良いでしょう。

4.遺品整理業者の選び方

遺品整理業者といってもたくさんの業者がいます。良心的な業者もいますし、残念ながら悪徳業者もいて、近年料金トラブルなどが増えてきているようです。せっかく依頼をするのならば、良心的な業者に依頼をしたいものです。ここからは、遺品整理業者の選び方についてご紹介します。

・明確な見積書を作成して提示をしてくれる

業者に依頼をする場合は、訪問見積りで実際に見てもらって判断をし正確な見積りをだしてもらいましょう。
一式の金額表示ではなく、詳しい内容まで記載された見積書を提示してくれるどうかの確認も必要です。

・不用品が一般廃棄物として処理されるのか確認する

家庭からでる不用品の処理は、一般廃棄物として処理しなければならないと法律で決められています。
遺品整理を行う業者が許可を持っているか、そうでない場合は許可を持っている廃棄物運搬会社を使用しているか確認する必要があります。
業者の中には、廃棄物の知識がない業者もいますし、また産業廃棄物の許可を持っていれば大丈夫という業者も数多く存在するので注意しなければいけません。

・スタッフの対応

電話で問い合わせをした時や、訪問見積りを依頼した時のスタッフの対応の良さなどを目安とし、少しでも不安や違和感を感じた業者はやめておいたほうが良いかもしれません。
誠実にまた気持ちよく対応してくれるスタッフがいる業者は、大切な遺品もきちんと丁寧に扱ってくれる可能性が高いでしょう。

・料金体制がわかりやすい

遺品整理業者を選ぶ際は、料金システムがわかりやすいかどうかも重要です。
明確な料金の記載がなく、◯万円~など最低金額しか提示されてない場合は、後から費用が追加されて最終的に思った以上に高額な費用を請求されてしまうことがあります。

まとめ

今回は、遺品整理業者についていろいろとお話させて頂きましたがいかがでしたか?
業者へ依頼することでのメリット・デメリットはあります。
遺品整理をされる方、それぞれの事情があると思いますのでメリット・デメリットをふまえた上で、一番適した遺品整理の方法を見つけて頂きたいです。
また業者もたくさん存在しますので、依頼をされる際には上記の遺品整理業者の選び方を参考にして良心的な業者へ依頼されることをおすすめします。
故人が生前大切にしてこられた遺品だからこそ、丁寧に扱い気持ちの整理をしながら遺品整理を行ってもらいたいです。
もし広島にお住まいの方で生前整理についてお困りの方がいらっしゃいましたら、あぐりにご相談ください。
あぐりは、お客様のニーズを第一に考え日々業務を行っております。
納得される料金・費用で受注させて頂くのはもちろん、作業も誠心誠意行うのでお客様からとても定評を頂いております。
その他にも、遺品整理、不要品の回収や買い取り、特殊清掃、お引っ越しまで幅広い分野で活動させて頂いておりますので、ぜひ、お気軽にお問い合わせ下さい。

デジタル遺品とは?

こんにちは。みなさんは、デジタル遺品という言葉をご存知でしょうか?
終活について考えたことがある方はご存知かもしれませんし、全く聞いたことがないという方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、遺品整理にも関するデジタル遺品についてお話していこうと思います。

1.デジタル遺品とは?

故人が生前使用されていた携帯電話、スマートフォン、タブレット、パソコン、デジカメ、またそれらの中に残されたデータ、USBやSDカード、またインターネットを利用する上でのサービスやアカウントやデータなどのことをデジタル遺品といいます。
いろいろあるので驚かれた方もいらっしゃるかもしれませんが、デジタル機器本体はもちろん、その中に入っているデータ、インターネットに関するものほとんどがデジタル遺品だと思われても良いかもしれません。
最近は、携帯電話やスマートフォン、パソコンなどを利用し、SNSをはじめとしたいろいろな事を楽しまれる方も多いと思います。
もしそれらのデータを残したまま、亡くなってしまったらどうなるのでしょう?
そのまま、何事も起きなければ良いのですが残念ながらトラブルに巻き込まれてしまうというケースも増えてきています。

2.デジタル遺品のトラブル

自分の携帯電話やスマートフォン、パソコンなどには、そんなに重要なものは入っていないから大丈夫!と安心していませんか?
それは大きな間違いです。デジタル遺品のトラブルは誰にでも起こる可能性があるのです。ここからは、デジタル遺品について起こりうるトラブルをご紹介します。

・相続に関するトラブル

携帯電話や、スマートフォン、パソコンといったデジタル機器本体や、その中に保管されていた個人情報や利用していた有料サービス、ネットバンキングやネット証券、USBやSDカードなどの記録用の機器などは、全て相続の対象です。
ネットバンキングやネット証券などは、残された遺族の方が勝手に処分や相続などをしてしまうと、相続人同士がトラブルになり、中には訴訟にまで発展してしまうこともあるので、これらの資産に関するものは取り扱いには特に注意が必要です。

・ネット口座や決済に関するトラブル

ネット口座やネット証券、FXなどに資産が残っている場合はもちろん、逆に負債が残っている場合も同様に相続の対象となってしまいます
負債の場合は、気づいていれば相続放棄という形を選択することができますが、もし気づかずに他の遺産を相続し、相続破棄ができる期限を過ぎた場合は、その返済も残された遺族が行っていかなければいけません。
遺産を相続することは嬉しいことかもしれませんが、負債まで相続してその返済をしたいと思う方は少ないのではないでしょうか。

・オンライン上での契約トラブル

もし故人が生前、利用料金が発生する有料サービスや、会員制サイトを利用していた場合、毎月自動的に利用料金は発生し、残された遺族がそれに気づいていなければ利用料金は毎月引き落とされてしまいます。
月々の金額はそんなに大きくなくても、積み重なれば結構な金額となる可能性もあります。そうならないためにも、生前から家族に伝えておくかそうでない場合は、エンディングノートなどに書き記しておき、万が一のことが起きたときに家族に伝わるようにしておいたほうが良いでしょう。

・データについてのトラブル

誰にでも家族や他の人には見られたくないもの(写真や日記、その他のデータなど)があると思います。見られたくないものをそのまま残したまま亡くなり、それを遺族の方が見てしまった場合に、後からトラブルになってしまうことがあります。
残された個人情報やデータが流出して、知らないうちにアカウントが乗っ取られて悪用されたり、中には犯罪に巻き込まれてしまうといったケースもあります。
家族や他の人に見られたくないものは、可能であれば生前に処分したほうが良いですし、それが難しい場合は、死後確実に処分してもらうようにしたほうが良いでょう。そうすることで他人に悪用され、犯罪に巻き込まれることも防げるのではないでしょうか。
上記のようなトラブルが起こらないためにも、今のうちからやデジタル機器やその中に入っているデータなど守る対策を行っていきましょう。

3.デジタル遺品のトラブルを防ぐ対策

・まず普段からパスワードをかけ、人に見られたくないデータなどは守りましょう。
一般的なロックや簡単なパスワードは、すぐに解析されることもあるので、心配な方は一定期間のうちに起動されなければ指定のフォルダを自動削除してくれるソフトがあるのでそちらを活用すると良いでしょう。
・万が一、何か起きた場合にデジタル遺品をどうしてほしいかなどの希望はあらかじめ家族に伝えておいたり、エンディングノートに記載しておきましょう。
・利用しているサービスのアカウント情報(IDやパスワード)もエンディングノートに記載しておきましょう。
・有料サービスなどを利用している場合は、引き落としされるものの名称や、費用、引き落とし日などを記載し、後々に家族でも解約ができるようにしておきましょう。
プロのデジタル遺品サービスを利用することも有効な選択肢の一つです。
自分でデジタル遺品整理をしたくても、自分が利用しているどういったものがデジタル遺品に該当するのかわからないという方もいらっしゃるかもしれません。
デジタル遺品サービスを利用することにより、生前に見られたくないデータを指定し、死後にそのデータが入っている携帯電話やスマートフォンなど電子機器を物理的に破壊してくれたり、生前中に任意で設定した期間を超えて電子機器にログインがない場合、サービス提供者のパスワードロックが自動的にかかり、第三者に見られないようにすることができます。
上記にご紹介した対策は、すぐにはじめることができる対策がほとんどですのですぐに行ってみたり、検討してみるのも良いでしょう。
もし万が一のことが起きたときに備えて、できることから始めていきましょう。

まとめ

デジタル遺品についていろいろお話をさせて頂きましたがいかがでしたか?
普段、何気なく使用している携帯電話やスマートフォン、タブレット、パソコンなども自分が亡くなる前にいろいろ整理しておかなければ、家族に迷惑をかけてしまったり、最悪の場合は個人情報の流出や犯罪に巻き込まれてしまう可能性があるとは驚きですよね。
使用している本人にしかわからない情報だからこそ、本人以外が内容を確認するには想定以上の時間と労力がかかってしまうので、生前にきちんと整理をしておかなければ残された家族は大変困ってしまうでしょう。
自分がいなくなった後、家族に迷惑をかけることなく穏やかに生活を送ってもらえるように今のうちから終活の一つとして少しずつ整理をはじめてみてはいかがでしょうか。
今回は遺品整理に関するデジタル遺品についてお話をさせて頂きましたが、もし広島にお住まいの方で生前整理についてお困りの方がいらっしゃいましたら、あぐりにご相談ください。
あぐりは、お客様のニーズを第一に考え日々業務を行っております。
納得される料金・費用で受注させて頂くのはもちろん、作業も誠心誠意行うのでお客様からとても定評を頂いております。
その他にも、遺品整理、不要品の回収や買い取り、特殊清掃、お引っ越しまで幅広い分野で活動させて頂いておりますので、ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

エンディングノートについて

こんにちは。みなさんは、エンディングノートについてどのくらいご存知ですか?
名前は聞いたことはあるけど、実際どんなものなのか、また具体的に何を書けば良いのかわからない方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、前回お話した終活の中でも少しご紹介したエンディングノートについて、記載内容、書き記した後の注意点など、詳しくご紹介したいと思います。

1.エンディングノートとは

エンディングノートとは、もし万が一自分に何か起きた時に備えて、事前に自分の希望や、家族や周囲の人に伝えておきたいことを書き記しておくノートのことです。
その内容は後から詳しくご紹介しますが、自分自身のことや資産・貴重品の相続、医療や介護、葬儀、お墓、大切な人へのメッセージなどさまざまあり、どんなことを記入するかは人それぞれ異なります。
遺言書とエンディングノートの違いは、簡単に説明すると法的効力の有無です。
遺言書は、自分の死後の財産分与や事業や不動産などの管理等を詳しく生前に取り決めた法的な書類のことです。民法上、効力を持たせるために規定通りに文章を作成しなければいけませんが、相続等をスムーズにまたトラブルなく進めることができます。
エンディングノートには、法的効力はない代わりに自分の希望や思いを気兼ねなく綴ることができるので、家族への思いや感謝の気持ちだけではなく、葬儀の方法や誰を呼んでもらいたいか等も書き記すことができます

2.エンディングノートの記載内容

それでは、エンディングノートに書かれる内容として多いものを詳しくご紹介します。

①自分自身のこと

プロフィール、また生まれてから今日に至るまであった人生のさまざまな大きな出来事(卒業、就職、結婚、出産など)を書き記します。
これまで起こったさまざまな出来事を振り返ることで、今まではできなかったけど新たにこれからやってみたいことなどが見えてくるかもしれません。
個人情報などもここに記入しておきます。本籍地や家系図、マイナンバーなど、家族でも知らない情報を書いておくと、後々行わなければならない手続きをスムーズに行うことができます
(例)
・氏名
・生年月日
・住所
・本籍地
・家族構成
・家系図
・血液型
・性格、信念
・趣味、特技
・学歴、職歴、資格
・運転免許証、健康保険証の保管場所
・パスポートがある場合はその保管場所
・住民票コード
・マイナンバー
・交遊関係
・持病、かかりつけの病院、常備薬
・今まで起きた大きな出来事

②資産や貴重品、その他大切な情報などのこと

資産や貴重品、大切な書類や証書類の保管場所は、所有する本人しか知らない場合が多いと思います。
万が一のことが起きた場合に、家族があわてて家中探しまわらなくてもすむように事前に保管場所を記しておきましょう。
また、最近は日々の出来事などをSNSにアップするなど、SNSを楽しむ方も多いと思います。
しかし、これらは退会手続きを行わないとずっとアップされたままの状態で中には、乗っ取られて自分が知らないうちに犯罪に巻き込まれてしまうといったケースもあります。
犯罪に巻き込まれるのを防ぐためにも、事前にアドレスやID、パスワードなどを記載しておきましょう。また退会手続きの操作方法の記載も忘れずに行い、あらかじめ公開する日なども設定しておいた方が良いかもしれません。
その際は、後から手続きをする人が困らないためにパソコンや携帯、タブレットなど操作する機器のパスワード等も一緒に記載をすることをおすすめします。
(例)
・預貯金
・印鑑
・年金証書、保険の証書
・介護保険証、健康保険証
・クレジットカード
・金庫などに保管している現金や貴重品
・不動産
・有価証券
・価値のある骨董品
・借入金やローン
・お金を貸している場合はその相手の氏名、連絡先、金額など
・SNSを使用する際のアドレス、ID、パスワードなど
・パソコン、携帯、タブレットを使用する際のパスワード

③医療や介護のこと

最近では、延命措置を行わずに慣れ親しんだ自宅や介護施設などで、最期を迎える方が増えてきているそうです。
もし、家族が末期の状態になった時にどれくらいの医療行為を希望するのか判断するのはとても難しいことだと思います。
万が一、末期の状態や認知症などで自己判断や意志疎通が難しくなった場合に家族の方が判断に困らないためにも事前に自分が希望する形を決めておきましょう。
(例)
・希望する医療機関や介護施設
・病名や余命の告知の有無
・治療方法
・認知症になった場合の介護方法
・延命措置の有無
・臓器提供

④葬儀やお墓のこと

近年では、葬儀にも密葬や家族葬などいろいろな形があり、お墓も家族墓ではなく、自然葬や合同墓、納骨堂などを希望されるケースも増えてきました。
ご自身が希望される形を明確にしておくと良いでしょう。
(例)
・宗派
・葬儀の方法(密葬、家族葬、直葬など)
・喪主になってほしい人
・葬儀の参列者
・遺影
・納骨の方法(納骨、散骨など)
・費用

⑤遺言、遺品整理について

自分の死後、残された家族同士で揉めないようにあらかじめ遺言を残している場合は、
その保管場所を示しておきましょう。
また遺品整理についても、形見分けをするのか、もし残しておいても家族が貰って困るようなコレクション品などについては処分方法などを記載しておきましょう。
(例)
・コレクション品の形見分けや処分方法
・家財道具、日用雑貨などの処分方法

⑥大切な人の連絡先

もし、自分に何かあった時に連絡してほしい相手を記入しておきます。
(例)
・病院や施設
・同窓会
・趣味の集まり
・友人、知人
・お世話になった人

⑦伝えておきたいメッセージ

家族や友人、その他自分がお世話になった人への感謝の気持ちや思い、最後に伝えておきたいことなどを記します。
伝えたい相手との思い出も綴ることで、共に過ごした幸せや苦しみ、悲しみ、感動などさまざまな時間を一緒に振り返ることができるでしょう。
上記にあげた内容は、一例であり必ずしも全て記入しなければいけないものではありません。
自分自身が書きたいこと、伝えておきたいことを気楽に思いのまま記入することが大切です。

3.エンディングノートを記載した後の注意点

エンディングノートを書き終えたの後の注意点としては、そのまま放置しないことです。
生きていくうえで、日々いろいろなことや変化があると思います。
健康状態や、家族構成、資産や自分の所有物(コレクションなど)も場合によっては変化していくものです。
エンディングノートの内容も、記入したその日のままにしておくのではなく、もし何かしらの変化がある時にはその都度見直す、もしくは書き直す必要があります。
毎回見直しや書き直すのが大変な方は、1年に1回など定期的に見直しや書き直すのも良いでしょう。
そして記入した後には、紛失や家族以外の人に見られることがないようしっかり保管をし、その保管場所は必ず家族に伝えておきましょう。

まとめ

今回は、エンディングノートについてお話をさせて頂きましたがいかがでしたでしょうか?
エンディングノートを作成することにより、今までの人生を振り返り、今後どのように過ごしていきたいか、また希望や伝えておきたいことなどを改めて実感することができると思います。
自分の死後、残された家族がエンディングノートを見て参考にしたり、思い出などを共有してもらえると嬉しいですね。
少しでも、終活がスムーズに進むようにぜひ、エンディングノートの作成を検討してみてはいかがでしょうか。
もし広島にお住まいの方で生前整理についてお困りの方がいらっしゃいましたら、あぐりにご相談ください。
あぐりは、お客様のニーズを第一に考え日々業務を行っております。
納得される料金・費用で受注させて頂くのはもちろん、作業も誠心誠意行うのでお客様からとても定評を頂いております。
その他にも、遺品整理、不要品の回収や買い取り、特殊清掃、お引っ越しまで幅広い分野で活動させて頂いておりますので、ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

終活とは?終活の準備と方法、またいつから始めるのが良いか?

こんにちは。突然ですが、終活とはどういったものかご存知でしょうか?
だいたいのイメージは想像できるけど、詳しいことはよくわからないという方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、遺品整理にも関係してくる終活、またその準備と方法、始める時期についてお話していきたいと思います。

1.終活とは?

終活とは、自分の死と向き合い、葬儀やお墓、遺言の準備、財産の相続を円滑に進めるための計画、身の回りの生前整理など自らの死を意識して自分の望む人生の最期を迎えるための様々な準備や、そこに向けた人生の総括を意味します。
死後のことを話題にするのは縁起でもないと敬遠し、家族間で相談することもなかなか難しいと思う方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、最近では死後に向けた事前準備だけではなく、人生の終わりについて考えることにより、自分を見つめ直し、今をより良く自分らしく生きるために終活は広がりつつあります。
自分の死後、周りの人に迷惑をかけないように少しでも事前に準備しておこうという気持ちで取り組まれる方も多いと思います。
もちろんその気持ちも大切ですが、自分が健やかで明るい気持ちで過ごし、そして充実した人生を送るための終活こそが重要です。
終活を行うことにより、今のうちから老後のことや、自分の死後の心配事について考える機会が増えて、あらかじめ準備と対策ができるので不安が減り、いきいきと楽しく生活していけるのではないでしょうか。

2.終活の準備と方法

終活を行ううえで、最も大切なことは自分自身が悔いの残らない人生を送ることです。
終活の準備として、まずやり残したことや叶わなかった夢、これからやってみたいことなどを書き出すことから初めてみましょう。
言葉として書き出すことにより、今まで特に意識してこなかったことも日常的に意識し実現に向け、行動を起こす第一歩になるかもしれません。
少しでもやり残したことや、やってみたいことを実現することにより悔いの残らない人生を送ることに繋がるのではないでしょうか。
次に終活を行う方法として以下の3つの項目をおすすめします。
以下のどれも家族に伝わるように内容を整理して、自分がどのようにしてほしいかなど希望を明確にしておくことが大切です。
まず一つめに行うこととして、身の回りのものを整理することです。
身の回りのものを整理することなくそのまま亡くなり、残された遺族の方が困ったということはよくある話です。
最近では、遺族の方だけでは遺品整理のしようがなく、あきらめて専門の業者にお願いする方も増えています。
亡くなった本人にとっては、大切なものでも残された遺族にとっては使えなかったり、役に立たない物ばかり残されてどう処分して良いか分からず、大変な苦労をしながら片付けなければいけないというケースもよくあります。
できるだけ物を減らしていき、手元に残しているものについても処理や処分が必要な場合は、その方法を明確にしておくことで、万が一何かあった時でも家族の負担は少なくなるのではないでしょうか。
二つめに行うことは、財産や遺産の相続の準備です。
実際に困ったこととして多いケースが、故人の入っていた保険、印鑑や通帳の保管場所、暗証番号やID・パスワードなど故人本人でないとわからない情報などです。
人が亡くなった後には、さまざまな手続きが必要となってきます。
健康保険や年金の資格喪失届けや生命保険の申請、通帳やクレジットカードの解約などの手続きをしなければならないのに、手続きを行ううえで必要な情報や書面が見つからずにスムーズに手続きができない事態が発生してしまいます。
家中、ありとあらゆる場所を探しまわさないといけないことにならないよう、事前に整理をしてきちんと家族に伝える、あるいはノートなどに記載し、その保管場所を家族に伝えておくと良いでしょう。
残された家族が相続で揉めることがないように、遺言書をあらかじめ作成しておくのも一つの手段でしょう。
三つめに行うことは、葬儀やお墓などの準備です。
葬儀やお墓についての希望がある方は、その希望を伝える、あるいは記載しておきましょう。
最近では、古くからの家族墓は維持管理が大変なので家族墓ではなく、自然葬や合同墓、納骨堂を希望される方も増えているようです。
亡くなった後に、銀行預金が凍結され葬儀費用を用意するのに苦労したという話も聞くので、予想外の出品に備えてある程度の現金を準備しておくことも必要かもしれません。
また、延命治療や臓器提供などの希望がある場合は、自分の意思をはっきり明確にしておくことで家族に決断させる負担を減らせますし、誰かの役立つことにもつながります。
そして、終活をスムーズに進めるためにエンディングノートを準備しておくと便利です。
エンディングノートとは、自分がなきあと家族などに伝えておきたい情報やこうして欲しいなど希望を書き記しておくためのノートです。
遺言書と少し似ていますが、遺言書とは違い法的な効力はなく、家族が手続きなどを進めていくのにあくまでも参考にできるものとなります。
書き記した方が良い内容は、また別の機会に詳しくご紹介したいと思います。

3.終活を始める時期

終活を始める時期は人それぞれ事情に異なります。
ここでは、終活を始めるタイミングとして多いものをいくつかご紹介します。
・定年を迎えたタイミング
→定年を迎えることにより、時間にも気持ち的にも余裕ができるため終活を始める方が多いようです。
・家族など大切な人が亡くなった時
→家族の死は、自分が死後の手続きなどに関わることも多いので、終活の大切さを身をもって実感するのではないでしょうか。
・命に関わる病気をした時
→自分にもしものことがあった時に備えて、終活を始めるという人も多いです。
終活を始めるタイミングとして多いものをいくつかご紹介しましたが、終活を始める時期に早すぎるということはありません。
いつ何が起きるかわからないからこそ、老後に限らず自分が意識した時から始めてみましょう。
取り組むのが早ければ早いほど、気持ちにも余裕があるのでいろいろな選択肢を考えることができますよ。

まとめ

終活についていろいろとお話させて頂きましたがいかがでしたでしょうか?
日常生活を送っていると、自分の死後のことをあまり深く考えることは少ないかもしれません
ですが、人はいつか死を迎えるものです。いつ何が起きても、自分の大切な家族や周囲の人に迷惑をかけないため、そしてなにより自分自身がこれからの人生を後悔することなくこれまで以上により良くするために、一度終活について考えてみることをおすすめします。
終活を行うことにより、葬儀やお墓など、自分が亡くなった際にどのくらいの費用がかかるかもだいたい分かるので、その為にどのくらいお金を準備しておけばいいか把握することもできます。
これからの新たな人生設計の一つとして終活を始めてみてはいかがでしょうか?
今回は終活についての内容でしたが、もし広島にお住まいの方で生前整理についてお困りの方がいらっしゃいましたら、あぐりにご相談ください。
あぐりは、お客様のニーズを第一に考え日々業務を行っております。
納得される料金・費用で受注させて頂くのはもちろん、作業も誠心誠意行うのでお客様からとても定評を頂いております。
その他にも、遺品整理、不要品の回収や買い取り、特殊清掃、お引っ越しまで幅広い分野で活動させて頂いておりますので、ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

遺品整理とは?遺品整理を行う時期、その方法は?

こんにちは。今回は、そもそも遺品整理とは具体的にどういうものなのかまた遺品整理を行う時期はいつが良いのか、その方法等をわかりやすくご紹介したいと思います。

1.遺品整理とは?

まず遺品整理という言葉を聞いてみなさんはどのようなイメージを思い浮かべますか?
ざっくりとしたイメージはあるけど具体的にどのようなことをするのかわからないという方、また中にはあまり良いイメージをもたれない方もいらっしゃるかもしれません。
遺品整理とは、一般的には亡くなられた方の残された物(遺品)を形見分けを行ったりした上で整理し、部屋を綺麗に清掃して現状復帰することを言います。
だいたいの人が、ある程度まとまった量の身の回り品に囲まれながら生活をしていると思います。
もし、そのある程度まとまった量の身の回り品を残したまま亡くなったら、残された遺族の方たちは、故人とのたくさんの思い出を偲びながらも、それらを遺品として残しておくのか、処分するのか、また処分をするにしても、リサイクル業者や買い取り業者に依頼するのか、廃棄するのか・・・等、いろいろと悩みながら整理をしていかなければいけません。
遺品整理は、残された身の回り品をすべてただのゴミとして処分し綺麗に片付け現状復帰をすることを言うわけではありません。
仏壇や写真、手紙、日記など亡くなられた方が生前大切にしてこられた想い入れの強い品などは、ご供養して処分したり残された物一つ一つを丁寧に扱い、故人を偲びながら適正に処理をしてこそ遺品整理と言えます。
故人のためにご遺族の方が行ってあげたいものですが、そうすることにより故人との精神的なお別れをし、故人と遺族の人生に区切りをつけることができるのかもしれません

2.遺品整理を行う時期は?

では、遺品整理を行うタイミングはいつが良いのでしょうか?
それは各家庭の事情によって異なるのでこれといった正解はありません。
もし賃貸住宅にお住まいの場合は、退去が遅くなればなるほど家賃が発生してしまうのでなるべく早めに行うのが良いでしょう。
タイミングとして多い時期をいくつかご紹介しますので参考になさってみてください。
まずタイミングとして多い傾向にあるのが、法要の時期に合わせて行うことです。
四十九日や新盆、一周忌、三周期などの法要の時期を目安に遺品整理をする方が多いです。
遺族の方もそれぞれ仕事や子育てや介護などで忙しかったり、遠くに住んでいたりすると、なかなかみんなが集まる機会もないですし頻繁に集まることは難しいと思います。
上記の理由から、遺族の方が集まりやすい法要の場で遺品整理を行うことが多いのではないでしょうか。
遺族の方みんなの考えや意見をそれぞれ聞き、相談しながら形見分けもできるのでトラブルにならず円滑に進めることができます。
二つめのタイミングとして、葬儀後の手続きに合わせて遺品整理を行うことがあげられます。
葬儀の後は、遺産相続手続きを始め、銀行・保険・年金・行政関係等の手続きが多く発生します。中には、期限が決まっている手続きもあるので、思いの外ばたばたとして遺品整理にまで気がまわりません。
先にやるべき手続き等を済まし、ある程度気持ちも少し落ち着いてから片付けを始めるという方も多いようです。
最後は、遺族の方の気持ちの整理と合わせたタイミングで遺品整理を行うことです。
持ち家である場合は、賃貸住宅と違ってそんなに急ぐ必要がないので、遺族の方の気持ちが落ち着いてから時間をかけてゆっくり整理するということケースもあります。
気持ちの切り替えができていないまま、ただ急いで片付けてしまうより、故人の遺志を尊重し、いろいろな思い出を振り返りながらゆっくり丁寧に遺品整理をすることができるでしょう。
さまざまなタイミングはありますが、どのタイミングで遺品整理を行うにしても遺族の方が故人を想い行うことが大切です。
今までの故人と過ごしてきた時間に想いを馳せながら、心の整理と一緒に行って頂きたいです。

3.遺品整理を行う方法とは?

遺品整理を行う方法としては、大きく分けて二つあります。
一つは、遺族の方が遺品整理をする。そしてもう一つは業者に依頼する方法です。
遺族の方で遺品整理を行う場合は、故人が大切にしていた物や思い出などを振り返りながら残すもの、処分するものを分類することができます。
費用が抑えられるので、時間や体力に余裕がある方にはおすすめです。
しかし、最近は仕事や子育て介護などで忙しかったり、遠方に住んでいたり、遺品整理をされる方が高齢で体力的に難しいという場合も見受けられます。
また、思い入れが強いとなかなか分類することができず、遺品整理を進めたくてもなかなか進まず、故人が亡くなってから何年たっても生前と変わらず故人の部屋がそのまま残されているといった話もよくあります。
このような事情もあり、最近はリサイクル業者や買い取り業者に遺品の買い取りをお願いするパターンも増えてきました。
リサイクル業者や買い取り業者は、冷蔵庫や洗濯機などの家電のほかに、家具や服飾雑貨、いろいろな日用品まで多種多様に取り扱っているので、スムーズに片付けを済ませたい、少しでも現金に換えたい方はこれらの業者に依頼するのも一つの手段かもしれません。
リサイクル業者と買い取り店にはいくつか違いがあるので、それはまた別の機会にご説明したいと思います。
さまざまな理由により遺族の方だけで遺品整理をするのが困難な時は、遺品整理専門の業者に依頼をします。
その場合、遺品整理サービスを利用する方法が多く見受けられます。
遺品整理サービスには、上記にご紹介したリサイクルショップや買い取り業者などが行っているサービスと、遺品整理を専門で行っているサービスがあります。
具体的なサービスについては、それぞれの企業により内容は異なってきます。不要な物を処分するのに別料金を請求されることもあります。また引き取った上で供養を行うかそうでないかなど、遺品の取り扱い方についても各社によって違いがでてくるので注意が必要です。
中には、専門知識のない業者の人がごみ処分や宝探しのように作業を行い、大切な遺品を処分されてしまったり、雑に扱われてしまったりといったトラブルに巻き込まれるケースもあります。
トラブルに巻き込まれない為に、遺品整理サービスを利用する際には、事前に必要最低限の遺品整理は自分たちでやっておいたり、料金や作業内容、口コミ等を確認し見積りを複数社に依頼するなどして各社の特徴などよく調べて利用されたほうが良いかもしれません。
遺品整理を行う方法は異なるうえに、それぞれメリット・デメリットがあります。
いろいろな事情があると思いますので、遺族の方が納得できる方法を見つけて欲しいと思います。

まとめ

今回は、原点に戻り遺品整理とは何か、遺品整理を行う時期、またその方法についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
近年、核家族や高齢化などの理由から、遺品整理への注目は高まってきています、
遺品整理は、各家庭の事情によりさまざまなケースがあります。
葬儀の後、気持ちが落ち着く間もないまま、いつどのように大切な故人の遺品を整理をするか考えるのはなかなか複雑なことと思います。
遺族の方だけで行うのは時間と労力がかかりますし、かといって業者を適当に選んでしまうとトラブルに巻き込まれてしまうこともあります。
一生のうちにそう何度も経験しないことですし、なにより大切な故人との思い出がたくさん詰まった遺品です。後になって、後悔することがないように時間があるうちにいろいろと比較検討して最適な方法を選んでください。
もし、広島にお住まいの方で遺品整理についてお困りの方がいらっしゃいましたら、
あぐりにご相談ください。
お客様のニーズを第一に考え業務を行っております。
納得される料金・費用で受注させて頂くのはもちろん、作業も誠心誠意行うので
お客様からとても定評を頂いております。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください。