遺品は亡くなった故人の人生ともいえるもので、 遺品の中には今まで家族が知らなかった故人の持ち物などがたくさ んがあります。
だからこそ簡単に処分して良いのか、 それとも残しておくべきなのか判断に困る方が多いようです。
遺品整理の際、 処分に困るものとは一体どんなものかご存知ですか?
実際に遺品整理を行ったことがある方はご存知かもしれませんし、 全くご存知ない方もいらっしゃるかもしれません。
今回は遺品整理で処分に困るものについて、 いろいろとお話させて頂きます。
1.遺品整理で処分に困るもの
・故人が生前使用されていた寝具
寝具は、 大きくかさばり場所もとりやすいため処分に困る方が多いようです 。
寝具にもいろいろ種類がありますが、 生前故人が使用していたものをその後に利用するには戸惑いなどが あり、処分することを決められる方もいます。
来客用の寝具などは残しておき再利用する場合もあるようですが、 そのまま使用するのは難しいので、 故人の寝具を処分する際に一緒に処分されることをおすすめします 。
使わなくなった布団が押し入れの中にしまってあるままの場合もあ るので、寝具はまとめて処分しましょう。
・写真やアルバム
遺品整理の際、 処分するかどうか判断するのが難しいものに写真やアルバムがよく あがります。
人生経験が長ければ長いほど、 写真の枚数も多くアルバムの数も多くなり、 それらを1つずつ確認していくには莫大な時間が必要となります。
遺品としては大きなものではなくても、 簡単に処分してよいのかそれとも残しておくべきなのか判断するの に迷われる方は多いです。
時間に余裕があるときに、 自分の写真やアルバムを見直して少しずつ整理しておくことで、 万が一何かあったときでも、 家族の負担を軽減することができるでしょう。
どうしても処分できない場合は、 写真をスキャニングしてデータにして残しておくことができます。
データにすれば、 コンパクトに保存でき保管場所もとらないのでおすすめです。
・本や雑誌
今までの人生の中で出会った大切な本や思い出の本、 老後にゆっくりと読みたい本などをたくさん保管されている方もい らっしゃるのではないでしょうか。
本を読むのが好きな方はそのまま残しておいても良いですが、 あまりにも冊数が多い場合は、保管場所が必要となります。
そんなに本を読まない方は一度見直してみたり、 誰か本が好きな方に譲るか、処分されることをおすすめします。
・趣味のもの
趣味やコレクションのものは、 同じ趣味や好みの場合はそのまま使えるので残しておいても嬉しい ものですが、 全く興味がない場合はただの不用品となってしまいます。
趣味やコレクションのアイテムにもよりますが、 本当に必要なものだけを手元に残し、あとは手放すことにより、 後々に家族の負担も減らせることができるでしょう。
・衣服
ブランドの洋服なら別物ですが、 安い衣類は残しておいても使うことはない可能性が高いので処分し ましょう。
その際、処分する前に同年代の親戚や友人などに声をかけてみて、 必要であれば衣類を引き取ってもらい、 そうでなければ処分をすると良いでしょう。
衣類は好みがはっきり分かれるものなので、 自分が好きなものであっても家族がそうでなければ不用品になって しまいます。
時間を見つけて少しずつ整理をしてみてはいかがでしょうか?
2.遺品整理ででた不用品の処分方法
遺品整理で処分に困るものを思いきって処分する際、 処分方法がいくつかあるのでそちらをご紹介します。
・リサイクルショップやネットオークションで売却する
遺品整理の際、比較的新しいものだったり、 状態が良くまだ使用できる遺品がでてくることがあると思います。
そのまま処分しても良いのですが、 せっかくまだ使用できるものならリサイクルショップやネットオー クションで売却しましょう。
元の定価と比べると価格は下がってしまいますが、 処分する費用もかかりませんし、 少しでも現金化することができるのでおすすめです。
リサイクルショップで買取してもらう場合は、 お店まで運ばないといけないことがあります。 持っていける大きさのものであれば良いですが、 それが困難な場合は引き取りにきてくれるお店もあるのでそちらに 依頼をしてみましょう。
・一般の家庭ゴミとして処分する
各自治体が決めたルールに従い、 ゴミを出す曜日や時間帯などをきちんと守り処分します。
その場合は、燃えるゴミ(紙類、木製類、衣類、 リサイクルできないものなど)・燃えないゴミ(アルミ、 金属製品、ガラス製品など)・粗大ゴミ(布団、 タンスなど大型のもの、家電など)・資源ゴミ(段ボール、 古新聞、ペットボトル、空き缶など)に分別する必要があります。 中にはさらに細かく分別しなければいけないところもあるようです 。自治体によっては、 決められたゴミ袋を使用しなければいけなかったり、 ゴミ袋に名前を書かなければいけないところもあります。
ゴミが大量にでた場合は、近隣住民の方に迷惑をかけたり、 自治体によっては大量のゴミを出すことができないところもあるの で、注意が必要です。
・専門業者に依頼をする
不用品回収を主に行っている業者の中には、 遺品整理も行ってくれる業者もいるので、 専門の業者に依頼するのも1つの手段でしょう。
一般の家庭ゴミとして処分しようと思っていても、 思うように作業が進まず困っている方や体力的に難しい方、 なるべく早く終わらせたい方におすすめです。
家の中からゴミの搬出や分類などをお願いできますし、 自治体の回収を待たなくてはいけない粗大ゴミもまとめて回収して くれます。
しかし、専門業者に依頼をする際には、 きちんと許可を持っている業者かどうか確認することが大切です。
遺品整理ででたゴミは家庭系一般廃棄物に該当するため、 廃棄するには一般廃棄物収集運搬業の許可が必要ですが、 もし無許可の業者に依頼をすると山中などに不法投棄されたり、 莫大な料金を請求される場合があります。
まとめ
今回は、遺品整理で処分に困るものや不用品の処分方法について、 いろいろとお話させて頂きましたがいかがでしたか?
元気なうちから少しずつ身の回りの整理をして本当に必要なものだ けを手元に残し、 不用なものに関しては思いきって処分することで家族の負担を大き く減らせることができるでしょう。
大切な家族が亡くなり、 気持ち的に余裕がない中での遺品整理はとても辛いものです。
故人が残したものだから、 時間をかけてでもきちんと自分達で整理し片付けをしようと意気込 み、頑張りすぎて疲れてしまう方も多いようです。
頼れるところは専門業者などに依頼をして、 少しでも無理をせず遺品整理を進めて頂きたいです。
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