今から考えるべき「孤独死」

皆さんこんにちは、今現代では孤独死というのは高齢者関係なく全員が考えていかなければいけない問題になっています。しかし孤独死をしっかりと理解している人は意外に少なく、いかに考えておかなければいけない問題か危機感が薄いのが現状です。そして高齢者に自分がなってから孤独死に恐怖に晒されてしまうケースが多いです。だからこそ高齢者になってから考えるよりも若いうちから孤独死にならないために、どうしていくかを考える事が大事になってきます。そもそも孤独死とは何か?という事を知らない若者も多いと思います。簡単ではありますが、孤独死とは自分の最期を看取ってもらえる事が出来ず人知れず亡くなってしまう事です。こんなにも悲しい事はありません。また孤独死のケースでは高齢者の方が多いですが、若者もこの問題には深く関わっていて高齢者になるまでにどうするかによって孤独死の危険性をグッと下げるか、逆に上げてしまうか決まります。だからこそ自分には関係ないと思うのではなく、今からどうするべきなのか?また高齢者の方は少しでも孤独死の可能性を下げる為に何をすべきかを考えていきましょう。是非最後まで記事を見て頂いて、少しでも参考になればと思います。よろしくお願いします。

①家族や友人と会ったり連絡を定期的に取る

まず、高齢者で孤独死を迎えてしまう方に多いのが、家から滅多に外出をしなかったり、携帯や固定電話などの連絡手段を持っていないなど、他人と疎遠関係になりがちな人に多く見られます。ではそれをどう回避していくのかというと、家族や友人と連絡をしっかり取ることが大切です。家族に迷惑をかけないようになどという考えで最期に連絡を取らず孤独死となってしまうケースがありますが、病気や高齢による老化は仕方がないものです。家族に迷惑をかけてしまうなどと考えず、助けてもらえるときに助けを求めましょう。そして、これは高齢者だけにかかわらず若者にもいえます。社会人となり家族との連絡をなかなかしない、上京したり、実家への帰省もあまりしないなどという若者が多くいますが、それは自分も家族との疎遠関係を悪化させていることにもなりますし、さらに家族の状況もわからないので、家族に何かあってしまった場合それをすぐに把握することができません。なので、まだ孤独死を気にする年齢じゃないと考える若者が多いですが、若者だからこそ気をつけること、気をつけてあげられることがあるのでしっかりと考えていきましょう。そして、家族と連絡が取れない、または取りにくい方もいると思います。そう言った方も諦めず友人などに連絡をとりましょう。高齢になってからの友人作りは難しいと諦めず、まずは外に出ることが大切です。家の中にこもっていては気持ちも視野も狭くなってしまいます。外に出て人と話したり人を見たりすることで他の人に自分のことを認識してもらえたり、友人とはいえずとも親しい人をつくることはできます。なので、積極的に外に出るなどして対人関係を築き、家族、友人や、親しい人を作ることが孤独死を免れる1つの方法となります。

②ご近所付き合いをもつ

前の内容と似ているかもしれませんがこれも大事なことの一つです。一軒家、アパート、マンションいろいろあるかと思いますが、1番身近な存在とはご近所さんのことが多いです。別で住んでいる家族は何かあってもすぐには駆けつけられません。それは友人でも一緒です。しかし何かあったとき、ご近所さんには自分から行くことができたり、外に声を出したときに不思議に思って出てきてもらえたりなど、すぐに駆けつけられる位置にいるのがご近所さんです。しかし、ご近所付き合いがうまくできていないと何かあったときに助けてもらえず、周りにたくさん人は住んでいるのに誰にも気付いてもらえない、孤独死に繋がってしまうわけです。なので、何かあったときに話せるご近所付き合いをもつことでまた孤独死を免れることができます。また、1番いい関係性は自分の現在の状況を知っておいてもらえるご近所さんをもつことです。そして、何かあったときに電話などができるよう連絡先を聞いておきましょう。迷惑などとは考えず、例えば「急な発作が起こることがあるから電話をしたら救急車を呼んで欲しい」など素直に助けを求めることで助けてくれる人はきっといるはずです。前の内容と同じですが、他者との関わりを持つことが孤独死を免れる方法として1番と言ってもいいほど大切なことなのです。

③好きなことを見つける

一概に対人関係を持とうといっても、ではどうやってと悩む方もいらっしゃるかもしれません。そういったときは、好きなこと、趣味を見つけましょう。散歩や裁縫、ゲートボールなど高齢者でもできる趣味はたくさんあります。散歩だと立ち寄った公園で知り合いができるかもしれませんし、裁縫は一見家で籠もってしまうのではないの?と思うかもしれませんが、裁縫は教室や同じ趣味を持った人と繋がりやすいので、そういった友人を作ることができます。ゲートボールも同じで、参加することで自然と話ができ、たくさんの友人ができるかもしれません。そして一番大事なのは、高齢者同士なので、自分の体調や近況を相談しやすいのがメリットです。友人がどうやって家族などと連絡をとっているかや考え方や孤独死などへの対策、オススメの病院などたくさんの情報が得られます。人と関わりを持つことはとても有意義でメリットが多いことなのです。そして、こういった教室やレッスン、スポーツに定期的に参加することによって、お互いの安否確認にも繋がります。もし、誰かが連絡なしに参加していないのなら心配になりますよね?それは相手も同じで、自分が体調不良や何かがあってお休みしたときに連絡をしてもらえることで、一人で苦しむことなく、孤独死も免れます。趣味を持つということは、①②の内容にも繋がります。趣味、好きなことを見つけ、人と関わりをさらに横のつながりをもっと広げることで、孤独死への可能性はぐんと下がるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?孤独死になってしまうということはとてつもなく悲しいことです。それを免れるためいくつかご紹介させていただきましたが、①②③全て違う内容に見えて、何も難しいことは言っていません。ただ一つ、「対人関係を持とう」ただそれだけです。それが難しい、だから孤独死に繋がるんだと思う方もいるかと思いますが、もし本当に難しかったとしてもそれで諦めて孤独死になってしまうよりも、出来るだけ免れるように努力をしてみるほうが私はいいと思うのです。なのでまずは、家に篭らず家族に連絡を取ってみる。そして定期的に連絡をしてみましょう。それがだめなら昔の友人などと改めて会ってみたりするのも新鮮でいいかもしれません。そして家の外に出ることによってご近所付き合いも増えると思います。そのときに親しいご近所さんが増やすことによって万が一何かあったときに助けてくれる人が身近にいる状況がつくれます。そして、趣味を見つけましょう。そうすることによって教室やスポーツなどで同世代の仲間ができ、さらに定期的な安否確認ができます。そうして一人でも多く孤独死という悲しい状況を生みださないようにしましょう。若者から高齢者まで全員が孤独死についてしっかりと考えてみることが大切なのです。

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