昨今、少子高齢化社会が日常となり数多くの問題があります。問題点は様々ですが、中でも気をつけるべき事は孤独死になります。孤独死は高齢者の1人暮らしに多くみられ、テレビやメディアなどでも多く取り上げられてるほど、問題になっています。孤独死と聞いても危機感は伝わりづらいと思いますが、気をつけないと大変なことになってしまいます。テレビやメディアなどでは孤独死とどう向き合うか?それにならない為の未然防止方法なども紹介はされていますが、現在では孤独死というものが、悪い意味で当たり前になってしまい、中々テレビやメディアでの放送が少なくなってきています。いざ予防策をとろうにも、どうしていいか分からないというのも現状で、高齢者の多くの方が何をすればいいのか分からないという方も多くいると思います。今回はそんな方に分かりやすく、孤独死を避ける為の方法を紹介できればと思います。孤独死は自分に関係ないと思っている方も、いざ自分がそのような場面に直面した時に対処できるように今のうちに確認をしておきましょう。また、この記事をみて得た知識や考え方などは率先して周りにも教えていきましょう。そうする事で孤独死というものが少しでも避けることができるのであれば、良いと思っています。
①身体が動かせるうちに外に出て趣味などをする
これは大事な事で、外に出ることは大切な事です。家に引きこもってばかりいると身体や精神的にも参ってしまいますが、外に出て身体を少し動かすだけでも、身体や精神的にも非常に良いものです。また、外に出ることによって人との出会いもあります。そして身体が動かせる時に趣味を見つける事により様々な人と出会うことが出来ます。出会いというのは高齢者になってから大事だと考えています。何故かというと孤独死というのは誰にも看取ってもらえず気付かれる事なく亡くなってしまうからです。そんな事になってしまわないように、繋がりを大切に持つ事が大事になります。歳をとればとるほどに人との繋がりが薄くなってしまうような世の中ですが、繋がりを大切にしようと思う気持ちが1番大事です。趣味があれば知り合いはすぐ出来ると思います。ましてや多人数での趣味、ゲートボールやボーリングなど様々な趣味がありますが、嫌でも他の人がいないと成り立たない趣味だとより一層いいと思います。そうすると知り合いや友人などが出来て、一緒にお出かけなどもするようになれば、もし連絡などが来なかった場合、すぐに異変に気付いてくれます。それは逆もしかりで、お互いの安否確認が常に取れる状況にする事が1番大事になります。そうすれば安否確認が取れるメリットも大きいですが、精神的にも孤独ではない分、辛いことや悩みなども打ち明ける事の出来る友人がいるの事は心身ともに良い影響になると思います。そのような点でも趣味や外に出ることは大事なことだといえます。
②ご近所付き合いをとる
昔ではご近所付き合いも多くあり、作って余った料理など、一緒にお茶をいくなど、ご近所付き合いは頻繁に行われていました。今現在では都会などの場所に住む方では、なかなかご近所付き合いが少なくなっていると思います。都会から外れま田舎の方などでは、未だに古き良き習慣が残っていますが、都会は真逆でご近所付き合いが怖いと感じる人や、アパートやマンションなどになると引越しが頻繁に多く、ご近所付き合いするのも億劫に感じる人が多いです。悲しくもそれが今の社会になってしまっています。しかし、それが孤独死に陥ってしまう可能性が高くなってしまう原因になってしまいます。そうならない為には気の合いそうなご近所さんだとしたら、わざわざ距離を置いたりせず知り合い関係になってもいいのではないでしょうか?回覧板などは良い知恵で、ご近所付き合いのはじまりにもなるものです。そのようにして色々な方法で孤独死から距離を離す方法があります。ご近所付き合いは無理やりするものでもないですが、既にご近所付き合いがある人は大切な繋がりですので、大事にしましょう。
③家族や友人の繋がりを大切に持つ
家族との疎遠関係ほど孤独死に繋がってしまうものはありません。家族が1番異変に気付くのが早いと思います。ですので家族との関係は大切に持ち、家族一丸となって孤独死から守りましょう。家族がやった方がいい大事な事としては、高齢者の方は家族にしっかり連絡を自分から取りに行く事が大事になります。自分から動かなければ誰も動いてくれない事もあります。周りのせいにしてしまう事もありますが、自分から連絡して安否の連絡にも繋がりますし、家族との距離感が近くなれば孤独死から離れる事ができます。また、他の家族の人は必要以上に連絡をしてあげましょう。実は高齢者の方々ほとんどが家族に迷惑かけたくないと回答しています。だからこそ、迷惑がかかっていないという意思を伝えるのが大事です。また高齢者の方は家族に迷惑をかけたくないと考えて家族に連絡せず、距離を置いて離れてしまうと孤独死の危険性が一気に上昇します。そうなってしまえば孤独死になってしまうと家族に迷惑がかかってしまいます。だからこそ、迷惑をかけたくないのであれば自分から家族に連絡する事が大事になってきます。
④自分から関係を築く
これは中々難しい事ではありますが、自分から連絡や趣味など関係を築くことを自分からする事は難しい事でもあります。しかしそれを怠ってしまうとあとあとになって大変なことになってしまいますし、後で後悔しても手遅れになります。自分から動く事は大事ですが無理してやっても意味がありません。精神的にも辛いことなどもありますし、無理やり関係を築いても良いことなどは1つもありません。だからこそ動けるときに動くことが大事になります。身体が不自由で動くことが難しい人もいると思います。だから趣味など見つけることが出来ないと思ってる人もいるかもしれません。しかしそんなことはなく、今はインターネットが流行してる時代で携帯1つで色々な事ができます。趣味を見つける事も出来るはずです。インターネットで趣味を見つけれれば、例えばブログやSNSやゲームなど様々です。携帯さえあれば出来ることなので家にいてもやれます。そうすれば同じような趣味を持った人間と関係を築く事もできます。このように結局自分で動く事ができるかどうかが1番大切になってきます。何もせず過ごす事は簡単ではありますが、何か始めてみるのはいかがでしょうか?その一歩が孤独死から離れる一歩になります。
まとめ
さて、色々な事を紹介しましたが、見てわかる通りに、大事な事は「関係を大切に持つ」「関係を築く努力をする」「自分から動く事が大事」この3点になります。この3つを大事にする事が孤独死未然防止のきっかけになります。色々な未然防止方法はありますが、1番大切なのは自分から動く事が大事です。孤独死は現在恐ろしいほど増えてきています。その数は年々増えてきていて専門業者も対応に追われるほどです。また孤独死というワードを聞いた事がない人がいないくらい当たり前になってきているのが現状です。そのような状態を打開する為に一人一人考え方を変えていかなければならないのかもしれません。孤独死に私は関係ないという考えはやめて、周りにその危険性を持っている人がいないか?自分は大丈夫か?家族や友人は心配ないか?全員が考えられれば孤独死は防止できるのです。