みなさん、友人宅に訪れたときなどに自分の部屋と比べてどうしてこんなにきれいに見えるんだろうと疑問に思ったことはないでしょうか?部屋がきれいな人は、潔癖症、神経質などと思う方もいるかと思いますがそうではないんです。では、部屋がきれいな人とはどんな特徴があるのか紹介していきたいと思います。
1.定期的な掃除を欠かさない。
まず、部屋が常にきれいである条件とは、日ごろの定期的な掃除をできるかで大きく変わってきます。部屋がきれいな人は朝、昼、晩いずれか自分の生活リズムに合わせて簡易的な掃除をしています。「毎日掃除するなんてめんどくさい」と思った方は、きっと想像している掃除はものを片付けたり、断捨離したりと大がかりな掃除を想像していないでしょうか?そんな大変な掃除をしなくても、毎日定期的な掃除ができると一日の掃除はごく簡単なもので十分なのです。掃除機をかけたり、気になったところのほこりを払ったりなど、毎日やっていると一気にやる必要がなくなるのです。掃除機に限らず粘着式のコロコロなどいつでも手の届くところに置いておくことによって空いた時間などに身の回りを軽く掃除できます。最近は簡単な掃除道具がいろいろ安く販売されています。自分に合った掃除道具を見つけとりあえず毎日続けることがきれいな部屋への第一歩です。
2.ものを散らかさない。
朝着替えで着なかった服などや、帰ってきた服を脱ぎっぱなしにするなどの経験はありませんか?それは一度やってしまうと癖になってしまいとても危険な考え方です。「まあ、後で片付けるからいいや」や「今日だけ」などずるずると続いてしまいます。それはどんどんきれいな部屋から遠ざかってしまいます。部屋がきれいな人はもちろん朝や仕事帰りに服は散らかしません。さらには食べたもののゴミ、お皿、買い物をしたあとの袋などその時に片付けてしまうのが基本となります。そして部屋がきれいな人はものの置き場所を固定で決めています。おそらく部屋がきれいな人に「〇〇はどこにある?」などと聞くと「〇〇のところにあるよ」とすぐに答えが出てくると思います。それは毎日自分で掃除をしていることはもちろんですが、使ったものは決まったところに必ず片付けるということを心がけているからです。リモコンはテーブルの上、服はクローゼット、またはタンス、書類は引き出しの中など自分なりに決め、それを必ず守ることによって部屋が散らからない状態を作り出しやすくなります。かといって守れなくては意味がありません。自分の生活スタイル、生活リズム、行動範囲を見直し、自分に合った場所を探してみて、確実に必ず片付けられる場所を見つけましょう。
3.無駄遣いをしない
部屋がきれいな人は、買い物の仕方も違います。買い物をすると当たり前のことですがものが増えます。ものが増えるとどうしても部屋がごちゃごちゃして見えてしまいますし、毎日の掃除がしずらくなってしまします。なので部屋がきれいな人は買い物の断捨離も上手にしています。「これが欲しい」「これが必要」だけではなく「本当に今必要か」「買った場合部屋のどこに収納するか。置くか。」など一歩掘り下げたところを考えて買い物をします。案外今似たようなものをすでに持っていたり、欲しかったのは前までで今はそれほど興味がなかったり、買い物をする際は直観ではなくしっかりものを見て考えて買い物をすることを心がけてみましょう。そして、家にある生活用品や日用品の在庫を把握しておくことによって、間違って多く買ってしまったということもなくなり、そういった買い物を続けることによって無駄遣いが減り家計も潤います。自分のそういった小さな努力のご褒美として美容院に行くなど自分の為に有意義で余裕のある使い方ができます。しかしここで、服を大量に買い込むやものを増やすような行為をしないように気を付けましょう。せっかくの努力も水の泡になってしまいます。普段の買い物を見つめなおすことによってより有意義で余裕のある暮らしを手に入れましょう。
4.収納をうまく活用する。
最近は100円ショップなどでも可愛いかっこいい収納がたくさん販売されています。こういったお金がかからず見た目もスッキリできる収納をうまく使うことによって部屋がきれいな人は物を少なく見せたり、さっぱりした部屋に見せることができます。収納は小分けに収納することがいい場合と大きく分類したほうがいい場合などといろいろあります。片付けるものにもよりますが、書類をひとまとめにしてしまうとどれがどの書類か分からなくなって結局出して散らかしてしまっては本末転倒です。他にも春夏服と秋冬服は別で収納し季節ごとに衣替えをすることや、普段使いするものと、あまり使わないものに分けて収納することなどはとても大事になってきます。そしてものの場所が分からなくなってしまう人は収納に何が入っているかなど名前を書いて分かりやすくしたりなど収納にはいろいろな工夫ができます。しかし注意すべきところは、部屋が収納だらけになってしまうことです。いくら便利だからといって、部屋が棚だらけ引き出しだらけでは見栄えもよくありません。まずは大前提としてものを減らし、残ったものをいかにきれいに見せるかという目的で収納は活用しましょう。収納をうまく使いこなせるようになると、ものを買うときにもイメージが湧きやすいですし、ものの場所に把握もしやすく取り出しやすいなどたくさんのメリットがあるので是非活用していきましょう。
5.家族・知人・友人を家に招く。
いろいろな交友関係の人を家に招くことはとてもいいことです。基本的に、部屋がきれいな人は人を呼べるようなきれいな部屋を保っています。第3者を家に招くときは大体の人が見栄えを気にして掃除をします。部屋がきれいな人は毎日掃除をしているおかげでいつでも人を招ける状態または軽く掃除をするだけで大丈夫な部屋を常に整えています。今きれいな部屋を目指している人は自分が満足いったところで家族や友人知人を呼んでみて第3者の目線を意識した掃除片づけをしていくと部屋の維持につながりやすく効果的かもしれませんね。さらには部屋がきれいな人は身だしなみもきれいな人またオシャレな人が多いです。それはやはり第3者の目線を意識できる力が強いのでしっかりと旬にあった服装をしていたり流行りに乗ったものを持っていたりなど男女問わず美意識が高い場合が多いです。普段の無駄遣いや断捨離ができていれば流行のファッションを手に入れるお金の余裕もあり、収納できる部屋の余裕もあります。まずは初期ステップとして家族を呼んでみて聞ける場合は素直に部屋の感想を聞いてみるのも手かもしれませんね。
まとめ
いかかだったでしょうか?1~5まであげている通り、部屋がきれいな人とは特別潔癖症でも神経質なわけでもありません。毎日細かい事の努力ができるかどうかの心がけ、たったそれだけのことで特別なことなどないのです。綺麗好きでなくてもズボラな人でも綺麗な部屋は作れます。もう遅いや手遅れなんてこともありません。部屋がきれいであることによって自分にとってのメリットは本当にたくさんあります。お金の余裕、暮らしの余裕、時間の余裕。これらのように有意義に暮らすために綺麗な部屋を目指し余裕のある暮らしを目指しましょう。