注意点①:当日は立会うこと
「丁寧・正確」がウリの業者であっても、実際現場に入るスタッフが、必ずしも誠実な対応をしてくれるとは限りません。
特に、見積対応をしてくれた担当と、現地で作業をする担当が異なる場合、ガラッと対応が変わり、やりづらくなってしまうこともあります。それが、悪徳業者でない、優良企業であっても起こりえるのです。
また、業者の中にはスピードを重視するあまり、大切な遺品を流れ作業のように粗雑に仕分けをする光景も見られます。
依頼者の望む形で遺品整理をしてもらうためにも、しっかり作業の様子を見て、気になることは都度指示できるよう、当日は依頼者本人が立会うことをおすすめします。
注意点②:損壊・紛失トラブル
作業終了後に、遺品が壊れていたり、「あると思った物」が無くなっていたりする場合があります。
「元からそうだったのか?それとも、業者の不手際なのか?」それが分からないと、良心的な業者でない場合はウヤムヤにされてしまうケースもあります。
なので、現地調査前に大事な遺品があれば、それだけ別個仕分けしておきましょう。また、大型家具など持ち運びができない物は、その存在や損壊の有無を明確にするため、あらかじめ写真撮影しておくことをおすすします。
注意点③:不当な買取金額
遺品整理業者が不用品の買取を行ってくれる場合、公正に鑑定できる人物が一緒に同行するのが一般的です。しかし、なかには大雑把に査定し、格安な買取金額を提示してくることもあります。
その理由は、不用品をニーズのある海外に高値で売って業者の利益にする為です。
もし、故人の愛用品が、不当な買取金額にもかかわらず、場の雰囲気に飲まれて了承してしまうと後々悔やまれることになります。
なので、もし業者が提示してきた買取金額が納得いかないようでしたら、その場で了承の決断をせず、他の鑑定業者やオークションサイトで相場を確認してから判断されることをおすすめします。価値のある掘り出し物を、超低価格で提示してくることもありますので、焦らず冷静に対処しましょう。
ちなみにオークションサイト「オークファン」は無料登録ができますので、買取前にチェックしてみると良いでしょう。
注意点④:見積金額と請求金額が異なる
現地調査後の見積に対し、作業終了後の請求金額を見たところ、見積外の追加料金が加算されており大幅に費用が増えしまった…
もし、請求金額が不当なものであっても、業者からは「あらかじめ説明したはず」という旨を言われ、そのまま押し通されてしまうケースもあります。
なので、見積書に記載されたサービス以外で、追加の可能性がある料金・作業内容を事前に文書にまとめてもらいましょう。万が一、追加作業が発生してしまったことを考え、あらかじめ追加分の費用も用意しておくことをおすすめします。
注意点⑤:見積は必ず3社以上と比較する!
業者によっては細かく料金内訳が出されていたり、ざっくりパッケージプランで一括されていたりと、様々な見積形式があります。
なので、いくら最初に見積をもらった業者が相場より安い金額だとしても、1社だけではリスクがある為、最低でも3社分の見積を取るようにしましょう。
後々、見積内容が変わった際に他社の見積と比較することで、それが正当な金額やサービス内容なのかを見分けることができます。
請求後に他社の見積を見て、「こっちの業者にしていれば安く済んだのに…」というような、業者選びに失敗することだけは避けたいところ。
そうならない為に、最初の見積依頼は、業界最安値の「ライフリセット」をおすすめします。
ライフリセットの見積を基準にすることで、他社が妥当な料金設定をしているのかを把握することができます。あとは、スタッフの接し方や雰囲気が、本当にご自身が望まれているものかという点も判断基準に入れておきましょう。