最近ではこのようなお問い合わせが多々ございます。
弊社あぐりでは遺品の買い取りはもちろんのこと、郵送手配等も行っており
ご利用者様のお手を煩わせることなくスムーズに取引していただけます。
故人が使っていた遺品や収集していた価値のありそうな遺品などでも、遺族が全く使用しないのであればどうやってそれを手放すのが最善なのか迷いますよね。
捨てるのは心情的に難しい、かといって使ってもらえる人を自分の手で探すのは一苦労です。
買取できる遺品の代表例
まずは素人でも比較的容易に「これは価値がある」と判断できる、買取可能な遺品について5つご紹介します。
ブランド物
ブランド物は買取可能な遺品ですが、ブランド物だからと言ってすべての遺品に価値があり、買取をしてもらえるわけではありません。
有名ブランドのアクセサリーでもデザインの古い遺品は買取金額が下がりますし、洋服やスカーフなどの布製品はほとんど価値がなく、古着と同程度の買取価格になることが殆どです。
一方、昔からデザインが変わることのないブランドバックや財布などは状態が良いものであれば高値の買取査定が付くこともあります。
故人が気に入って使っていた遺品であれば、使い込まれて買取価格も低くなることがありますので、一概に「このブランドのこの年代だからいくら」というように買取査定することは難しいでしょう。
貴金属類
貴金属類も、その使用頻度や状態によって買取価格が大きく左右される遺品です。
男性のブランド物の時計などは、古くて状態のいいものであればヴィンテージ的な価値が付加されることもあります。
女性のアクセサリーは年代によってデザインに流行がありますが、宝石であればルビーやエメラルドなどが近年価格上昇の傾向にある為、ある程度の大きさのある石であれば買取価格が高額になることが予想されます。
骨董品
骨董品は、見るからに価値がありそうに見えるものや故人が生前に「これは価値のある骨董品」と言っていたものでも、実際にはほとんど価値がない遺品もあるので、買取査定には注意が必要です。
逆に、本当は高価買取が可能であるのに、その知識がないとみて遺品である骨董品を買い叩く古物商も存在します。
骨董品を買取してもらう場合には、故人が生前から取引のあった信頼のおける古物商に買取・査定を依頼した方が良いでしょう。
美術品
贋作やレプリカではなく、本物の美術品ということがわかっている、歴史的価値もある遺品であれば買取価格が高くなるのは明白です。
しかし、本物だと偽り贋作をつかまされていることもあり、美術品も骨董品と同じく買取査定には注意が必要な遺品です。
更に注意したいのが、当時の買取価格よりも現在の価値が上昇または下降している場合です。
当時いくらで故人が買取ったのかを知っている場合でも、現在もその買取価格であると思い込まないほうが良いでしょう。
骨董品と同じく、詳しく美術商に買取査定をしてもらい、現在の価値を確かめてから売却または相続するようにして下さい。
古書
故人が古書を集めていた、古くから本を集めるのが好きで蔵書が沢山あるという方であれば、こちらも買取査定してもらいましょう。
古書は年数が経てば経つほど買取査定額が上昇するものもあり、故人が買取った時よりも価値が上がっている可能性があります。
年数で価値が上がる古書としては、古くからの巻物、古地図、和とじ本など希少性があり歴史的価値のあるものが挙げられます。
これらは一見するだけでその価値が素人目にも解りますが、絶版本や専門書など知識がなければその買取価格が解らない古書もあります。
古書も骨董品や美術品と同じく、価値がきちんとわかるお店で買取査定をしてもらいましょう。
楽器
高価買取してもらえる楽器の代表と言えばピアノですが、買取業者によってピアノを運び出すための費用などが異なることから、なるべく高値で買取査定してほしい場合には数社に見積もり依頼するのも手です。
その他、トランペットやサックスなどの金管楽器をはじめ、エレキギターやアンプも買取対象です。
このような小型楽器の遺品は、リサイクルショップでも買取査定してくれます。
本・コミック・CD・DVDなど
古書ではなく最近の本やコミック類は、その状態によっては買取金額がほとんど付かないものもあります。
買取してもらえなかった本は紙類のゴミとなってしまいますが、面倒でなければ個人売買するという方法がおすすめです。
フリーマーケットやオークションサイトなどに出品してみると、元々その本を探していた人が買取してくれることも有ります。
遺品の買取の際に気を付けたい3つのポイント
最後に、遺品買取の際に気を付けたいポイントを3つご紹介します。
遺品を買取してもらう時には、身内とのトラブルも避け、スムーズな遺産分割を行いましょう。
遺品買取で得た遺産の分割方法
まず、遺品を買取してもらう前にその売却で得た資産をどのようにして分割していくのか、相続人全員が納得する方法を模索しなければいけません。
遺品を遺産として分割する方法としては、以下の3ついずれかを選ぶことになります。
遺品買取後に現金で分割
全く不公平なく遺産を分割したいのであれば、すべての遺品を買取ってもらった後に現金を相続人で分配するという方法が良いでしょう。
この分割方法のメリットは「どこからも不満が出ないほどに遺品を公平に分配できる」事です。
しかしデメリットとして、「経年で価値の出る遺品をすぐ売却するのは勿体ない」という面もあります。
遺品の中にアンティーク製品や歴史的価値のあるものがあれば、この遺産の分割方法は難しくなってしまうでしょう。
遺品買取で得た遺産分割で揉めた時は
ここまでも解説した通り、いくら「形見」と同じ遺品であっても、買取してもらった後お金になれば遺産へと変わりますから、そこから遺品の分配で揉めてしまうこともあるでしょう。
遺品・遺産相続による争いは珍しいことではありませんが、出来るだけ避けて通りたいものですよね。
遺品を買取してもらった後、思っていたよりも買取価格が高額であった場合、争いを避けるためにもすぐに法律家に遺産分割に関する相談をしておいた方がいいでしょう。
すでに遺品・遺産相続で揉めてしまっている、関係がこじれてしまっているのなら裁判所にて調停員立ち合いのものと、遺産分割の調停を行うという方法もあります。
身内だけで話し合いを続けても時間がかかるだけというのは良くあることですから、なるべく早い段階で第三者を話し合いに入れるのがベターです。
遺品の買取時は業者をしっかり選ぶ
遺品を買取してもらうことを決めたら、業者をしっかり選ぶようにしましょう。
高く買取してもらうコツの箇所でもお伝えしましたが、遺品の買取は我々のような各専門業者に依頼する方が良いでしょう。
他の遺品整理業者はあくまでも遺品を整理するのが仕事であって、必ずしも遺品全てを正しく鑑定できる能力を持っているわけではありません。
実際にはとても歴史的価値のあるものでも、気づかずに粗大ごみとして処分してしまうという可能性があります。
弊社では買取に力を入れており、適正な価格で買取を行っておりますのでお気軽にご相談ください。