あぐりセミナー
大家業が抱える課題(2030年問題とは!?)
・日本の人口の3分の1が高齢者に!
医療向上 ベビーブーム世代の高齢化 出生率の低下⇒増税をせざる得なくなる!
・年金受給金額の減額や受給年齢が引き上げられる?⇒年金収入だけを頼りに生活している高齢者には食費や住居費など基本的な支出を賄う事が困難になる。
・地方都市の衰退⇒地方から都市部への若者の流出に歯止めがかからなくなる!
2030年問題少子高齢化の弊害
・入居率の低下
・入居者の高齢化⇒すべての入居者が家賃を納められなくなってゆくケースが増える!
・孤独死
・事故物件など
孤独死について
・『病死』『自殺』『事故現場』など
・腐乱⇒夏場であれば1週間。冬場であれば3週間で腐乱(臭)が始まります。ただ、夏場であっても冷房の効いた部屋、構造のしっかりした部屋は腐敗は遅
くなります。逆に冬場でも暖房の効いた部屋やコタツなどでの事故は腐乱を早める結果となり、倒れた場所がトイレや風呂場などの場所によっても腐乱状態
に大きな変化が出てまいります。
特殊現場の実態について
・特殊現場の多くは遺体発見が腐乱状態による異臭で発見される場合が多い。
・腐乱により体は溶解してゆき体液が臭いの根源となる。臭いは「栄養」「温度」「水分」による雑菌の繁殖とともに発生する。
腐乱遺体はまさに3大要素が含ま体の溶解と共にハエなどの害虫が乱舞する状態となる。
セルフネグレストとは?
・成人が通常の生活を維持するために必要な行為を行う意欲
・能力を喪失し、自己の健康・安全を損なうこと。 必要な食事をとらず、医療を拒否し、不衛生な環境で生活を続け、
家族や周囲から孤立し、孤独死に至る場合がある。防止するためには、地域社会による見守りなどの取り組みが必要とされる。
自己放任。
※『セルフ・ネグレクト』とは、生活環境や栄養状態が悪化しているのに、それを改善しようという気力を失い、
周囲に助けを求めない状態を指します。“ゴミ屋敷”や“孤立死”の原因とも言われます。』
・各地で相次ぐ孤立死。社会問題化するゴミ屋敷。実はほとんどが、ごく普通の生活をしていた人たちです。
ちょっとしたきっかけで生活や健康が極端に悪化。それでも周囲に助けを求めない
「セルフ・ネグレクト」と呼ばれる状況に陥っているのです。
※『周囲から孤立し、家がいつの間にか“ゴミ屋敷”になる。皆さん、人事だと思わないでください。』
遺品整理業のトラブル
①見積もり「無料」と告知しながら成約に至らなかった場合、見積もり料を請求した強要事件発生
②施工金額を契約したにも関わらず追加料金を請求し消費者庁へ通報
③山・海・川への不法投棄事件や野焼き行為
④家屋内の損傷を隠蔽トラブル
⑤貴重品の遺失物横領・盗難事件(7カ月前、島根県300万円)
⑥不当な買取行為
⑦簡易清掃を依頼し30分程度の作業で10万円請求、消費者庁へ
⑧契約書に別途料金と記載されている事案作業が発生し高額請求(金額不明・多数発生)
⑨特殊清掃を行ったが消臭が不完全なまま高額請求を!
⑩特殊清掃を行ったが数か月後に臭いが発生してきたが対応を拒否された。
⑪遺品を高層階から投げ落とされた。
⑫施工後エレベーターの悪臭がトラブルに!
今回のセミナーではこういった内容に関して詳しく、分かりやすく説明から解決策に関してお話しさせて頂きました。
その他では、特殊現場での異臭原因や孤独死による損失、孤独死をなくすための取り組みや高齢化社会に向けて大家業のリスクマネジメント方法なども
お話しさせて頂きました。
今回はリスクマネジメント方法でセコムさんと合同でセミナーをさせて頂き、今後のセミナーに関してはまだ未定ですが、広島県はもちろんの事全国各地で
行っていきますので、詳しい日時などは常時報告させて頂きます!