終活ライフケアプランナーについて

みなさんは、終活ライフケアプランナーをご存知でしょうか?
終活について調べたことがある方はご存知かもしれませんし、ご存知ない方もいらっしゃると思います。
今日は、終活ライフケアプランナーについていろいろお話させて頂きます。

1.終活ライフケアプランナーとは

一般財団法人日本能力開発推進協会が実施している資格を取得している人のことです。

終活ライフケアプランナーの資格を取得していることにより、終活に関するアドバイスやサポートができ、終活をしたい方の支援を行ったり、終活の重要性を伝えることができます。
保険や金融、介護や福祉関係、医療関係、不動産、葬儀など終活に関わる業務の人などに資格取得がおすすめです。

2.終活ライフケアプランナーになるには

一般財団法人日本能力開発推進協会が指定する認定講座の全カリキュラムを終了した後に資格試験に合格しなければいけません。
試験は筆記試験で自宅で自分の好きなタイミングで受験することができます。
テキストを見ながら回答ができるので、全ての知識を暗記する必要がないのは少し安心ですね。
全問題の70%以上クリアできれば合格で、認定講座のカリキュラムをしっかり勉強していれば、比較的合格しやすい資格かもしれません。

~認定講座の内容~

認定講座の終活ライフケアプランナー講座は、3ヶ月で必要な知識が取得できるカリキュラムの内容となっています。
1ヶ月目は、終活の必要性やエンディングノートの書き方など終活ライフケアプランナーの基礎知識、2ヶ月目は終活にも大きく関わる死に関する知識、3ヶ月目は具体的な実務の流れや業務内容、実務に活かせる知識を身につけます。
講座はテキストだけでなく、映像講義や添削課題もありテキストを読むだけでは理解しにくい部分も補いながら進めていけます。

3.終活ライフケアプランナーになるとできること

・終活の進め方などをアドバイスできる
終活を行うにあたり、何から始めれば良いのか、どのように進めれば良いのかなど悩みや不安を抱えている人は多いようです。終活ライフケアプランナーは、終活を始める方に寄り添いながら悩みを一緒に解決していき、少しでも不安を解消できるようにサポートしていきます。

・エンディングノートの書き方に迷った際にアドバイスできる

エンディングノートとは、もし万が一自分に何か起きた時に備えて、事前に自分の希望や、家族や周囲の人に伝えておきたいことを書き記しておくノートのことです。
その内容は自分自身のことや資産・貴重品の相続、医療や介護、葬儀、お墓、大切な人へのメッセージなどさまざまあり、どんなことを記入するかは人それぞれ異なります。
これからの人生を悔いなく生きるために、エンディングノートを書き記す方もいます。
遺言書とは違い書き方や内容に制限がないからこそ、書き方や内容に悩む方も少なくないようです。
終活ライフプランナーは、エンディングノートの書き方などの知識も得ているので、困っている方に書き方のアドバイスができますし、悩みや希望をくみ取りながらこれからより良い人生を送れるためのサポートをすることができます。

・専門家へ橋渡しができる

終活ライフケアプランナーは民間資格なので、書類を作成したり法的な手続きを行うことはできませんが、資格取得の際に得た知識でどの専門家へ依頼すれば良いのか判断し、スムーズに橋渡しをすることができます。
終活を行う際は、相続問題や健康に関する問題などが専門家が必要となることがあります。誰に相談すればよいか分からずに困ってしまうこともあると思いますが、そんな時には終活ライフケアプランナーに相談することにより、悩みが明確になり問題は解決されやすくなるでしょう。

4.終活ライフケアプランナーになると得られる知識

・終活に関しての基礎知識
終活を行う際には、医療の希望や遺言書の作成、遺産の管理、葬儀やお墓についてなどやるべきことや考えるべきことはたくさんあります。
終活ライフケアプランナーの資格取得をすることにより、終活に関する基礎知識を学び、終活を行う方が悩むことなどを把握することで気持ちに寄り添いながら終活を進めていく知識を得ます。

・終末期ケアと死生観について学ぶ

終活をサポートする際、終末期ケアと死に対する考え方を理解することは重要です。なぜなら、病気をきっかけに終活を始める方も少なくないからです。
終活ライフケアプランナーの資格を取得することにより、心のケア方法や終末期ケア医療の現状を学び、どのような状況の方にも意味のある終活をサポートすることができます。
人生の終わりに向け、今までの人生や身の回りの物などを整理するだけではなく、後悔することなくこれからの人生を過ごしていけるようにお手伝いすることも大切な役割です。

5.終活ライフケアプランナーになるメリット

・終活市場で活かせる
高齢化社会の日本は、これからますます高齢者や高齢を迎える方をターゲットとしたサービスや事業が拡大されることが予想されます。
また、終活を意識する方は増えてきているので終活ライフケアプランナーとして活躍する場は広がっていくのではないでしょうか。

・スキルアップに繋がる

金融系や保険、ファイナンシャルプランナーや葬儀業など終活に関わる仕事をしている人にも資格取得が進められていて、資格を取得することにより、終活に関する正しい知識を習得し、顧客の希望や悩みなどにさらに寄り添えるようになりますし、仕事のスキルアップに繋がるでしょう。

・家族や身近な人の相談にのることができる

終活ライフケアプランナーの資格取得することにより、終活に関しての正しい知識や幅広い知識を習得することができるので、自分自身の終活だけでなく、家族や友人など身近な人の相談にのることができますし、専門家への橋渡しや的確なアドバイスをすることができます。

6.資格取得に向いている人

・仕事でのスキルアップアップを目指したい人
保険関係、金融関係、ファイナンシャルプランナー、介護・福祉関係、医療関係、葬儀・お墓関係などの業務に携わっている人は、終活に関するアドバイスやサポートができる資格なので資格取得をおすすめします。

・資格を自分のペースで取得したい人

在宅で資格取得ができるので仕事や子育てなどで忙しい人やまとまった時間が確保できない人でも、無理なく自分のペースで勉強することができます。
教材が手元に届いてから最長で約1年11ヶ月の時間をかけて学べるので、短時間で急いで知識を詰め込まなくても良いですし、自分のできる範囲でゆっくり資格を取得したい方におすすめです。

・自分自身や家族、友人などの終活をしっかり行いたい人

自分自身や家族、友人など身近な人の終活をしっかりした形で行いたくても、十分な知識がないと難しいかと思います。
終活ライフケアプランナーの資格を取得することにより、終活に関する知識を身につけ、終活の進め方やポイント、専門家への橋渡しが可能となり、自身自身だけでなく身近な人の終活もサポートすることができます
まとめ
終活ライフケアプランナーについていろいろお話させて頂きましたがいかがでしたか?
終活を行う際は、いろいろやらなければいけないこともありますし、何から始めれば良いのか、どのように進めていけばよいのか悩みは尽きないことと思います。
そんな時には、終活ライフケアプランナーに相談してアドバイスやサポートをしてもらうことにより、終活をされる方がストレスや不安を感じることなく、少しでも前向きに終活を行うことができるのではないでしょうか。
もし広島にお住まいの方で生前整理についてお困りの方がいらっしゃいましたら、あぐりにご相談ください。
あぐりは、お客様のニーズを第一に考え日々業務を行っております。
納得される料金・費用で受注させて頂くのはもちろん、作業も誠心誠意行うのでお客様からとても定評を頂いております。
その他にも、遺品整理、不要品の回収や買い取り、特殊清掃、お引っ越しまで幅広い分野で活動させて頂いておりますので、ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

遺品供養とは

みなさんは、遺品供養という言葉をご存知でしょうか?
遺品整理を行ったことがある方はご存知かもしれませんし、全くご存知ない方もいらっしゃるかもしれません。
今日は、遺品供養についていろいろお話させて頂きます。

1.遺品供養とは

生前故人が愛用していたものや、思い出などがあり捨てるには少し戸惑ってしまうものなどを僧侶や神主にお経や祝詞を唱えてもらい、遺品に宿っている魂を抜いてから処分してもらうことを遺品供養といいます。
いろいろな思い出を振り返りながら感謝の気持ちを込めて遺品を供養することで、故人を偲びながら心の整理を行います。
遺品整理をしていると、生前故人が愛用していたものや誰も使用しないけど、思い出などがあり捨てるには少し戸惑ってしまう遺品がでてくることは少なくありません。
遺品供養は必ずしもしなくてはいけないわけではありませんが、故人が生前大切に使用してきたものを処分するとなると遺族は少なからず負担を感じます。遺品供養を行うことにより、遺族の心の負担を少しでも軽くすることができるのではないでしょうか。

2.遺品供養の方法

遺品供養の主な方法はお焚き上げです。故人が大切にしていたものを焼却し浄化することで、魂を天に送ります。
お寺や神社で行ってもらうことが多いですが、故人が信仰している宗派などがあればそこで遺品供養を行うことも可能なので、遺族の方が希望する形を選んで頂きたいです。
手紙や手帳、日記、写真、寝具など焼却できるものであればお焚き上げの対象となっていますが、最近は環境への配慮から場所によってはできるものとできないものが定められているところもあるようです。
お焚き上げには、僧侶や神主が故人が住んでいた家に出向きそこで供養を行う現地供養と供養したい品を預け、他の方が預けた品とあわせて供養してもらう合同供養の2種類あります。合同供養の場合は、供養してもらいたい遺品をお寺や神社に持っていかなければいけません。ですが、中には箱に詰めて宅配で遺品を送る対応をしてくれる業者もいるので、自宅の近くに遺品供養やお焚き上げをお願いできるお寺や神社がない方は、宅配で遺品を送ることができる業者に依頼をするのも良いかもしれません。

3.遺品供養が必要なもの

遺品供養は故人の思い入れが強いものを供養するので、生前故人が愛用していたメガネ、本、衣類、寝具などが多いようです。手紙や手帳、日記、写真、人形やおもちゃ、ぬいぐるみなども思い入れや気持ちがこもっていてなかなか捨てることが難しいので供養をしたほうが良いかもしれません。

4.遺品供養を行う時期

遺品供養は、遺品整理と同じタイミングで行われることが多いので四十九日などの法事後に始める方が多いようです。
しかし、故人が賃貸アパートや借家などに住んでいた場合は、家を早く明け渡さないといけないこともあり葬儀が終わった後すぐに遺品整理を行うこともあるので、遺品供養のタイミングも早まるようです。
また、中には集落や家の習慣など地域によって時期が異なる場合もあります。

5.遺品供養、お焚き上げの風習

遺品供養、お焚き上げは日本の風習で、日本では古くからものや自然に魂が宿るという信仰があるので、ものであっても神仏化したものや擬人化したものは丁寧に扱うことが多いです。人形やお札、お守り、神棚、仏壇などがその例です。

6.お焚き上げの費用

お焚き上げの費用は、現場供養と共同供養により異なりますし、供養してもらうものや量、大きさ、依頼する場所などさまざまな条件により違いがあります。
だいたいの目安として、共同供養の場合の相場は3,000~10,000円くらいのところが多いようです。現場供養の場合は、安いところで10,000円、相場は20,000~70,000円で場所により大きく異なります。また、供養箱で供養する場合と供養袋で供養する場合でも費用はそれぞれ異なるので供養する入れものや大きさなどでも違いがでてくると考えておいたほうが良さそうです。

7.遺品整理の方法

遺品供養を行うには、まず遺品の整理を行う必要があります。遺品整理といっても、何からやり始めれば良いのか、ものが溢れている環境だとどこから手をつければ良いのか迷ってしまうことも少なくありません。
まずは、必要なものと不要なものに分別をして、不要なものやゴミに関しては処分を行います。冷蔵庫や洗濯機、ソファーやベットなどの大型家電や家具は自分たちで処分をするのかあるいは業者に買い取りや処分を依頼をするのか決めたり、遺品整理が完了するまでにどのくらい日数が必要となるか計画をたてておくことが大切です。

8.遺品整理とお焚き上げが難しい場合

遺品整理とお焚き上げを自分たちで行うことが難しい場合は、業者に依頼をするという方法があります。どんな業者が行うのか、費用はどれくらい必要となるのか気になる方もいらっしゃると思うのでご紹介致します。
遺品整理を依頼できる業者には、遺品整理専門会社・便利屋・特殊清掃業務会社などがあり、細かい特徴などは各会社により異なります。
業者に依頼をした場合は、原則として食品は処分、家電製品は買い取りや引き取りをお願いし、貴重品や思い出の品、また遺族が残しておいてほしいものなどはそのまま遺族にお渡しします。
遺品整理士の資格を持ったスタッフに依頼をすると、遺族の気持ちに寄り添いながら遺品整理を行ってくれますし、遺品整理に関する知識や廃棄物の処理の方法、家電のリサイクル法、小型家電リサイクル法、運送法など各法律もしっかり学んでいるので安心して依頼することができるでしょう。

9.遺品整理を業者に依頼した場合の費用

遺品整理を業者に依頼する場合は、まず見積りを依頼します。それから、遺品の量や対応するスタッフの人数、現場状況、供養する遺品、買い取りできるものなどにより費用が異なってきますし、また依頼する業者によっても費用は異なります。
費用の計算方法やだいたいの目安は、各業者のホームページなどにも記載されているので気になる方はそちらをご参照ください。
まとめ
遺品供養についていろいろとお話させて頂きましたがいかがでしたか?
生前整理をした際、故人が生前愛用されてきたものや、思い出などがあり捨てるには少し戸惑ってしまうものなどがでてくることがあると思います。
故人が使用してきたものには、いろいろな思いが込められていたり、思い出もあるのでなかなか名残惜しくて手放せないかもしれません
ですが遺品は故人が生きていた証そのものですし、お焚き上げは故人の冥福を祈る儀式です。遺品を供養することにより残された遺族の方と故人がお別れする一つの儀式にもなるのでお焚き上げを行うことは大切です。
なかなか遺品を捨てられずにどんどんものが増えていくよりも、大切なものだけ残しておき、あとは処分したり、お焚き上げなどできちんと供養してあげるほうが故人も喜ぶのではないでしょうか。
今回は遺品整理にも関係する遺品供養についてお話させて頂きましたが、もし広島にお住まいの方で生前整理についてお困りの方がいらっしゃいましたら、あぐりにご相談ください。
あぐりは、お客様のニーズを第一に考え日々業務を行っております。
納得される料金・費用で受注させて頂くのはもちろん、作業も誠心誠意行うのでお客様からとても定評を頂いております。
その他にも、遺品整理、不要品の回収や買い取り、特殊清掃、お引っ越しまで幅広い分野で活動させて頂いておりますので、ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

生前整理診断士とは

みなさんは、生前整理診断士をご存知でしょうか?
生前整理について考えたり、調べたことがある方はご存知かもしれませんし、
全くご存知ない方もいらっしゃるかもしれません。
今日は、生前整理にも関わりがある生前整理診断士についてお話させて頂きます。

1.生前整理診断士とは

生前整理診断士とは、生前整理を行う際にでてくる問題(片付けや介護、葬儀、相続についてなど)やさまざまな悩みを解決してくれる人です。
国家資格ではなく、民間資格で独立した資格ではないですが、資格取得している人が1人でもいることで信頼性は高くなるでしょう。

2.生前整理診断士の仕事内容

遺言書の作成や、部屋の片付け、葬儀のプランニング、介護が必要になった場合に何から始めるべきかなど、あらゆる面での悩みについてアドバイスを行います。
依頼者の課題を一緒に考え気持ちに寄り添いながら、各業者やケアマネージャーなどと連携を図り、生前整理後の生活も考えより快適な環境で暮らしていけるように適切な支援をしていきます。
生前整理を行う際にでてくる問題を依頼者と一緒に解決することで信頼関係ができ、今後に起こりうるいろいろな分野の課題も引き続き支援することが可能です。

3.生前整理作業士との違い

似たような職種に生前整理作業士という職種があります。
生前整理診断士と生前整理作業士の違いは、生前整理診断士が終活に関することを全面的にサポートしてくれる役割に対して、生前整理作業士は生前整理の手伝いをしてほしい依頼者の家に実際に行き、生前整理の作業の進め方やコツなどを直接アドバイスしてくれます
上記の違いをふまえ、生前整理の作業のみ手伝いやアドバイスしてほしい方は生前整理作業士に、終活に関するあらゆる問題を相談、解決したい方は生前整理診断士に依頼されることをおすすめします

4.生前整理診断士になるには

一般社団法人 生前整理普及協会が実施する講習を3日間(10時~16時)受講すれば生前整理診断士修了証が交付され、生前整理診断士の資格を取得することができます。
しかし、生前整理診断士の講座を受講するには、生前整理アドバイザー2級の認定以上の講座を受講していなければ、講習を受講することができません。
~資格取得の流れ~
① 生前整理アドバイザー2級以上の講座を受講する
② 生前整理診断士の講座を3日間受講する
③ 生前整理診断士修了証がもらえる
④ 生前整理診断士の資格資格

5.生前整理診断士の講座内容

・仕事内容

・片付け、介護、葬儀、相続などの業界の知識とコーディネートの方法
・求められるスキルと教育方法
・生前整理診断士に関わる法律
・生前整理診断士としてお客様への対応の心得
・各専門業者への依頼と管理の方法
・お客様により満足してもらえるための考え方
・実際の例から生前整理診断士の役割を学ぶ
などがあります。他にも学ぶことは多数あり、全部で約10項目ほどを3日間しっかり学びます。

6.生前整理診断士の資格取得の難易度

生前整理診断士の合格率については公表されていないため明確にはわかりませんが、しっかりと講座を聞き、内容を理解していれば合格できるようなのでそこまで難易度が高いわけではなさそうです。
しかし、この説明は生前整理普及協会が認定する全ての資格に対しての総合的な説明のようなので、実際の生前整理診断士の難易度ははっきりとわからないのが実情です。

7.資格取得のメリット

・いろいろな知識を習得できる
生前整理は身の回りの片付けをするだけではなく、相続などの法律な面も関わってきます。手続きにもいろいろありますし、いつ、どこで行うのか理解・判断するためには幅広い知識が必要となりますが、独学で学ぶにはなかなか難しく、また限界があるようです。
また知識だけではなく、依頼者への心の寄り添いかたなど、精神面のフォローの方法も学ぶ必要があります。
資格の勉強をすることにより、幅広い知識を身につけながら生前整理に関する心構え、また依頼者への精神的なフォローの方法なども学ぶことができるのは資格取得のメリットといえるでしょう。

・新たなキャリアに繋がる

これから高齢化が進む社会において、高齢者を対象とした事業やサービスは今度さらに増えていくことでしょう。生前整理に関する資格はどんどん需要が高まるでしょうし、資格を資格しておくことで新たなキャリアの可能性が広がるのではないでしょうか。

8.生前整理診断士の資格取得後の進路

生前整理診断士の資格は国家資格ではなく民間資格なので、資格取得後は終活に関する職種へ就職するにあたりある程度有利になるくらいと考えたほうが良さそうです。
しかし、実際に独立して活動されている方もいるので開業も不可能ではなく挑戦してみたい方は新たな道を切り開く第一歩として行動されてみるのも良いかもしれません。
既にリサイクル業者や葬儀業など終活に関係する業種で働かれている方は、資格取得によりさらに深い業務や今まで以上にお客様に寄り添った接客ができるようになる可能性が高くなるでしょう。

9.生前整理診断士の収入

雇用形態により変わってくるので収入には差がありますし、正確にお伝えすることは難しいです。
会社により、資格手当を支給するところもあれば、資格手当がない会社もあります。
ですが、現代の高齢化社会においてこれからますます需要が高まり、活躍する資格であることは想定できます。

10.生前整理診断士に相談する場合

終活について生前整理診断士に相談してみたい方は、生前整理普及協会に相談するか、生前整理の窓口という法人に相談すると良いかもしれません。
また、生前整理・遺品整理業者やリサイクル業者、行政書士なども生前整理診断士の資格をしていることが多いので、資格を持っている方に相談するのも一つの手段といえるでしょう。
各業者のホームページに資格保有者の存在や保有資格内容が記載されていることが多いので、相談されたい方は事前にホームページなどを調べてみることをおすすめします。
まとめ
生前整理診断士についていろいろとお話させて頂きましたがいかがでしたか?
今後もどんどん高齢化が進むであろう社会において、生前整理診断士の需要は高まっていくことでしょう。
生前整理診断士は、法律的な手続きや事務的な手続きをお手伝いするだけではなく、依頼者の気持ちに寄り添いながら悩みなどを一緒に解決してくれます。
実際に生前整理を行う際には、身の回りの片付けだけではなく介護や葬儀、相続についてなどやるべきことはたくさんあります。何から始めればよいか、どのように進めていけばよいか考えなければいけないことや悩みは尽きないことと思います。
生前整理を行う方が、考えすぎたり悩みすぎてストレスを抱えてしまう前に一度生前整理診断士に相談したり、アドバイスをもらうことにより、少しでも気持ちが楽になったり前向きになれることでしょう。
今回は生前整理診断士についてお話させて頂きましたが、もし広島にお住まいの方で生前整理についてお困りの方がいらっしゃいましたら、あぐりにご相談ください。追加項目がある場合は、請求書を確認するあぐりは、お客様のニーズを第一に考え日々業務を行っております。
納得される料金・費用で受注させて頂くのはもちろん、作業も誠心誠意行うのでお客様からとても定評を頂いております。
その他にも、遺品整理、不要品の回収や買い取り、特殊清掃、お引っ越しまで幅広い分野で活動させて頂いておりますので、ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

遺品整理士について

みなさんは、遺品整理士とはどういった職業かご存知でしょうか?
遺品整理について調べたことがある方は、もしかしたらご存知かもしれませんし、あまり身近に感じる職種ではないので、全く知らないという方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、遺品整理にも大きく関わる遺品整理士についてお話させて頂きます

1.遺品整理士とは

一般社団法人遺品整理士認定協会が定める民間資格を取得した人のことです。
講座を受講し、遺品整理を事業として行う際の必要な取り扱いの方法や順序、関する法令の知識を得ます。
さらに規則を守るための方法、遺品整理サービスの内容、供養や廃棄物・リサイクル品などを取り扱う際の法規則、具体的な実務での心構えや注意するべきことついてなどを学びます

2.遺品整理士の仕事内容

遺品整理士の行う仕事は、残された遺品の必要なものと不要なものの仕分け、不用品の適切な回収・処理、買取り・リサイクルやご供養、家財道具の搬出、遺品整理後の清掃などです。
上記の業務以外にも、遺品整理後のリフォームやハウスクリーニング、不動産の仲介、家屋の解体などの業務を依頼することができる業者もいます。
遺品整理士の仕事は、不用品を回収し処分することだけが業務ではありません。遺品をただのゴミとして扱うのではなく、生前故人が大切にしてこられた品として故人を偲びながら一つ一つ丁寧に扱います。
遺品整理士は、遺品を取り扱う際の正しい知識や方法を取得していますし、遺品に対して供養の心をもって、向き合いながら整理をしていきます。

3.遺品整理士が求められている理由

少子高齢化により、遺族の数が少なく、また高齢の遺族が増えてきていたり、遺族が遠方に住んでいたり故人に遺族がいないケースも多いようです。
故人が賃貸物件にお住まいの場合は、どんどん家賃が発生するためなるべく早く部屋を明け渡す必要があります。
遺品整理に関しては法令が関係してくる場合も少なくないため、法令に基づいた対応が必要となってきます。何もわからない一般の人が限られた時間の中で、的確に遺品整理を行うことは難しいでしょう。そういった理由から、遺品整理をする際には遺品の正しい取り扱い方、廃棄物処理法、遺品整理に関する法令をきちんと理解した遺品整理士が必要とされます。

4.遺品整理士に依頼するメリット

遺品整理士は遺品の取り扱い方、廃棄物やリサイクル品の取り扱いに関する専門の知識を習得している遺品整理のプロフェッショナルなので、遺品を丁寧に扱い、法令に基づいた適切な処理を行うことが可能です。
たくさんの遺品整理現場を経験してきたからこそ、遺族だけで遺品整理をするよりも確実に正しく遺品整理することができますし、遺族の身体的、精神的な負担を少しでも減らしてくれます。

5.遺品整理士になるためには

遺品整理士資格を取得するために、遺品整理士認定協会のホームページへアクセスし受講の申し込みをします。
申し込みをすると、教科書やDVD、資料集が送られてきて約2ヵ月受講した後、試験を受けます。
試験は、レポート提出です。試験内容は下記の内容などです。
① 遺品整理とは何か?
② 今専門家が必要とされる理由
③ 取り巻くさまざまな社会問題
④ 実務を行う上で必要なこと
⑤ 実際に行われている業務について
⑥ 作業を行う際の注意点
しかし、きちんと受講を受けていなければ合格は厳しいです。中には、出題傾向を掴んだ問題集も販売されていますし、資格取得するための勉強ツールはさまざまあります。
レポートを提出して2ヵ月ぐらい過ぎた後に合否が届きます。
実務試験などはなく、レポートのみの判断となるので約2ヵ月ほどで合否がわかった後に遺品整理士の資格を取得することができます。
遺品整理士の試験合格率は約65%です。だいたい3人に1人が落ちてしまう計算です。
難易度としては低くはありませんが、一度で合格される方も多いので資格を取得したい方は、しっかり勉強してから試験に挑むと良いでしょう。
資格取得するための費用は、教材費の購入があるため約3万円ほどです。
実務試験がなくレポート提出のみで資格取得ができ、すぐに遺品整理士として働くことができるので、費用としてはそこまで高額ではないかもしれません。
今後、自分自身のためや家族のため、誰かの役にたつ仕事をしたいと思われる方には、遺品整理士の資格取得をおすすめします。
また遺品整理士とは違う資格になりますが、古物商の資格も一緒に取得しておくと良いでしょう。
なぜなら、遺品整理を行った際に骨董品や貴金属がでてきた場合、それらの買取りを行うことがあるからです。
壷や絵画などの骨董品、指輪やネックレスなどの貴金属の査定や買取りをするには、古物商許可の申請が必要です。
その際、古物商の資格がなければ依頼をされても買取りを行うことができません。
上記のようなことから、遺品整理士として働くために古物商の資格も一緒に取得しておくと良いです。

6.遺品整理士の資格で働ける場所

・不用品回収業者

最近では、遺品整理をする際に不用品回収業者に依頼する方も増えてきました
遺品整理士の資格を活かして不用品回収業者で働くことも可能です

・便利屋

便利屋とは、部屋の片付けや模様替え、引っ越し、不用品の処分など助けてほしいことや困ったことに手を差しのべてくれる業者です。
細かいところは業者により異なりますが、基本的には生活で困っていることをなんでも助けてくれます。
近年、便利屋でも遺品整理を行うところが増えてきているので、遺品整理士として働くという選択肢もあります。

・宅配業者

クロネコヤマトでも、遺品整理を始めたようです。
そのため、遺品整理士として働くことが可能となります。
まとめ
遺品整理士についていろいろとお話させて頂きましたが、いかがでしたか?
なかなか身近に感じる職種ではないので、知らなかったこともあったのではないでしょうか。
高齢化社会の日本において遺品整理士は、これからどんどん資格の認知度が上がっていくでしょう。
遺品整理は、遺品の分別から不用品の処分、後片付けなどやらなければならないことがたくさんあり、大変な労力と時間が必要とされる作業で、遺族の方だけで行うには困難なこともあるかと思います。そのような時にこそ、遺品整理を業者に依頼してみるのは一つの手段といえるでしょう。
遺品整理を依頼する際には、故人が生前大切にしてきた遺品だからこそ、きちんと取り扱い、遺族に対しても親切で丁寧に気持ちに寄り添ってくれるような対応をしてくれる遺品整理業者に依頼をしたいですね。
そのためには、遺品のことについてさまざまな知識を学んできた遺品整理士の資格を取得している人がいる遺品整理業者に依頼して、故人のことを偲びながら遺品整理を行いたいものです。
今回は遺品整理にも関係する遺品整理士についてお話させて頂きましたが、もし広島にお住まいの方で生前整理についてお困りの方がいらっしゃいましたら、あぐりにご相談ください。
あぐりは、お客様のニーズを第一に考え日々業務を行っております。
納得される料金・費用で受注させて頂くのはもちろん、作業も誠心誠意行うのでお客様からとても定評を頂いております。
その他にも、遺品整理、不要品の回収や買い取り、特殊清掃、お引っ越しまで幅広い分野で活動させて頂いておりますので、ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

福祉整理とは

みなさんは、福祉整理という言葉をご存知でしょうか?
生前整理について考えたことがある方はご存知かもしれませんし、全くご存知ない方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、福祉整理についていろいろとお話させて頂きます。

1.福祉整理とは

福祉整理とは、高齢者や病気の方がご自宅や居室を掃除や整理ができなくなった際に、依頼をうけて整理・掃除する作業のことです。
ごみ屋敷や汚部屋の片付けなど、身内だけでは片付けが困難で業者に依頼をしなければならない状態の部屋の清掃をすることが多いようです。

2.遺品整理と生前整理、老前整理の違い

・遺品整理とは、故人が生前使用されていた物を整理することです。

遺言書があればその内容に沿って必要なものと不要なものに分けて、不要なものに関しては処分をしていきます。

・生前整理や老前整理とは、自分の死後のことを考えて生前中に遺品整理などを本人が行うことです。

自分が亡くなった後に家族や周囲の人に迷惑をかけないために、身の回りのものや財産などを整理しておきます。

・福祉整理とは、ご自宅や居室の衛生面を整えて健康な生活を送ってもらえるようにすることです。

部屋の整理という点では似ているかもしれませんが、死を意識するのではなく、今の生活環境を整えて、より快適に生活してもらえるように行うことが多いです。

3.福祉整理を依頼するきっかけ

・老人ホームや施設に入居することが決まった場合

一人暮らしをされていた高齢者の方が、老人ホームや施設に入居することが決まったことをきっかけに依頼されることが多いです。施設に持ち込める荷物は限られているので、ご自宅や居室に残ったものを整理します。

・長期入院する場合

入院で長期間家を留守にすると、火災や空き巣などの事件や事故に巻き込まれる可能性が高くなります。
部屋が散らかったままだと、自然発火のリスクが高まり火災につながります。空き巣などについては、何を盗まれたのかがわからないので被害にあってもすぐに気づかないというデメリットがあります。空き巣は、散らかったままの管理の行き届いていない家を好んで入るようです
このような理由からこちらも老人ホーム・施設入居のケースに続いて依頼されることが多いです。

・住人の方が認知症やセルフネグレクトの場合

ごみ屋敷や汚部屋同様、住人の方が認知症やセルフネグレクト状態である場合も福祉整理が必要とされます。
身内が依頼をする場合もありますし、中には大家さんが賃貸契約に基づき入居者の部屋の片付けを依頼したり、自治体が苦情が相次いでいるごみ屋敷の片付けを依頼する場合もあります。

・自宅介護を始める場合

今までは一人暮らしをしていたが介護が必要となった親御さんを自宅に呼び、同居しながら介護するというケースです。
この場合は、親御さんが住んでいる家から必要なものだけを運びだすのですが、その仕分けをするために、福祉整理を依頼するようです。

・定期的なハウスクリーニングをしたい場合

高齢の方は、高いところなど手が届かず掃除することが難しいので、ハウスクリーニングを依頼されるケースもあります。

4.福祉整理を依頼するメリット

・家の中での転倒や自然発火の危険を減らせる

高齢者の方が物が溢れかえっている部屋(汚部屋など)で生活をしていて、特に危ないのは転倒することです。高齢者の方は転倒などをきっかけに骨折することもあり、そのまま寝たきりになってしまうことも多く、人生が大きく変わってしまうこともあります。
またごみ屋敷の状態で生活していると、山のようにある燃えるごみや生ごみからでるガスが原因で、自然発火による火災が起きる危険があります。これは自分の家だけではなく隣家や隣室など周囲の家にも被害が及ぶ可能性があり、多額の損害賠償を請求される場合もあります。
高齢者が汚部屋やごみ屋敷で生活をすることは危険が多いのですが福祉整理を利用することによりその危険を軽減することができるでしょう。

・衛生的かつ清潔な環境で暮らせる

汚部屋など不衛生な場所で生活をすると、ダニだらけの布団で寝るために皮膚炎になってしまったり、カビの生えた部屋で呼吸をする度にカビを吸い込むため、呼吸器の病気になったり、台所で繁殖した雑菌が水道の飲み水に紛れ込みそれを普段口にするなど、想像しただけでも恐ろしい事態が起こってしまう可能性があります
福祉整理を利用することで、不衛生な環境が原因で起こる病気のリスクを軽減し、健康を守ることにもつながります。

・隣家や隣室、周囲の人へ迷惑をかけるのを防ぐ

汚部屋やごみ屋敷は、ごみが多いので悪臭が立ち込めたり、ゴキブリ・ハエなどの害虫が発生したり、アパートの床が抜け落ちるなど周囲の人にまで迷惑がかかります。
悪臭、害虫だけでも十分迷惑ですが、景観を損ねる外観ということも迷惑行為の一つでしょう。これらの周囲への迷惑行為も福祉整理を利用することで被害が軽減します。

5.福祉整理を依頼する際の注意点

・見積り、支払いは判断力がきちんとある人が行う

福祉整理の見積りを依頼するときや支払いについて業者とやり取りするのは高齢者の方の場合多いようですが、中には悪質な業者もいるので注意が必要です。
やり取りする高齢者の方の判断力がしっかりしていれば問題はありませんが、判断力が衰えている方だと多額に費用を請求されてしまうぼったくりの被害にあう危険性もあります。
そうならないためにも見積りや支払いなどに限らず、作業中においてもご家族が一緒に立ち会うことをおすすめします。

・実績が豊富で口コミが良い業者にお願いする

福祉整理は、遺品整理や生前整理と作業の内容はほとんど同じで住人の方の気持ちを考えながらこれからの生活をより良くするために行われます。
遺品整理の故人の想いを大切にする考え方や、生前整理のこれからの人生や残された家族への想いを大切にする考え方に似ていて、精神面で福祉整理は遺品整理や生前整理と同じといえるでしょう。
また実際に行われる作業もほとんど同じで、違いは遺品整理でいえば遺品の供養があるかないか、生前整理でいえば遺言書などがあるかないかです。
福祉整理を業者に依頼する際には、遺品整理や生前整理の実績が豊富で口コミが良い業者に依頼をすることをおすすめします。
まとめ
福祉整理についていろいろとお話させて頂きましたがいかがでしたか?
福祉整理は、高齢者の方や病気の方がご自宅でより快適に生活できるようにサポートするものです。生活の環境が良いと生前整理もしやすいですし、万が一のことが起きた際も残された家族の方の負担は少なくなるでしょう。
これからの生活をより良くするためにも、もし何かあった際に家族の負担を少なくするためにも、福祉整理を利用するメリットは大きいのではないでしょうか。
今回は福祉整理についてお話させて頂きましたが、もし広島にお住まいの方で生前整理についてお困りの方がいらっしゃいましたら、あぐりにご相談ください。追加項目がある場合は、請求書を確認するあぐりは、お客様のニーズを第一に考え日々業務を行っております。
納得される料金・費用で受注させて頂くのはもちろん、作業も誠心誠意行うのでお客様からとても定評を頂いております。
その他にも、遺品整理、不要品の回収や買い取り、特殊清掃、お引っ越しまで幅広い分野で活動させて頂いておりますので、ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

老前整理とは

みなさんは、老前整理という言葉をご存知でしょうか?
ご存知の方もいらっしゃるでしょうし、あまり聞き慣れた言葉ではないのでご存知ない方もいらっしゃると思います。
似たような響きの生前整理との違いも含めて、詳しくお話させて頂きます。

1.老前整理とは

老前整理とは、心身ともに元気で健康なうちから老後により良く安心して過ごしていくために、今までの人生を整理するとともに身の回りの整理などを行うことです。物に囲まれた生活の暮らしにくさを少しでも解消し、これからもっと過ごしやすく生きることが目的なため、何歳からでも始められます。
老前整理は自分自身の老後のために、生前整理は自分の死後に残された家族のために行うことが多いのがそれぞれの特徴かもしれません。

2.生前整理とは

生前整理とは、自分の死後に残された家族が相続や遺品整理などで困らないように、事前に身の回りを整理をすることです。自分の死を意識したときや、病気などをきっかけに始める方も少なくありません。生前整理をされる方の多くは、家族や周りの人に迷惑をかけたくないという気持ちから取り組まれるようです。

3.老前整理を行うメリット

・セカンドライフを快適に楽しく過ごせる
セカンドライフは、自由な時間ができ夫婦で過ごす時間が増えたり、趣味に費やす時間が増えたりと、いろいろな面で変化があるでしょう。
あらかじめ老前整理を行うことで、セカンドライフの時間をより大切なものに費やすことが可能となります。

・体力、気力があるうちに出来る

歳を重ねるほど、重い物を動かしたり、激しい作業や連続での作業を行うのは体力的に厳しくなります。身辺整理が遅くなるほど、時間もやる気もなくなりがちですが、身体が元気なうちに整理することで素早く作業を行うことができます。

・自分の死後に家族の負担を減らせる

事前に身の回りの整理をしておくことで、家族に遺品整理などの負担を減らせることができます。
また、物を減らすことにより掃除もぐっと楽になりますし、不要な物の処分など、面倒なこともしなくてすみます。探し物をする時間もかなり少なくなるでしょう。

・ケガなどの危険を回避できる

高齢になると、体力や筋力の低下により少しの段差でもつまづいたり、物にぶつかってケガをするなど家の中にいても危険なことが多くなります。家の中が物であふれていると、物を踏んだり、つまづいたり、足をひっかけて転倒してしまう可能性もあるので、物を減らして少しでも危険を軽減しましょう。

・思考がクリアになり、集中力が高まる

歳を重ねるほど、何かに集中するのが難しくなり、注意力も散漫になりがちです。
また、人は視界に入る情報が多いほど集中力がなくなっていくといわれています。
室内をすっきり片付けることにより、集中力を高めることにつながります。

4.老前整理の方法

・身の回りの整理

今、所有しているものを必要なものと不用なものに分けて、不用品については処分していきます。
不用品の処分をすることにより家の中が整理され、余分なものは手元に置かず、必要なものだけに囲まれた環境で充実した生活を送ることができるでしょう。
~断捨離の方法~
思い出の品や思い入れがあるもの、まだ使用するものは必要なものとして残しておきます。
必要なものかどうか判断が難しい場合の判断するポイントは、古くなり使えないものやもう使用しないもの、長期間使用していないものは処分することです。また、壊れているものに関しては修理をして使いたい場合は残しておいても良いですが、そうでなければ処分しましょう。所有していたもののずっと未使用のままだったり、ほとんど使用していないものは、誰か必要とする人にあげるのも一つの手段でしょう。それでも判断ができないものについては、一旦保留しておいてまた少し時間をおいてから(半年~1年ぐらい)判断するのも良いかもしれません。

・保険や積立てを見直す

もしものことを考えて、生命保険に入っていたり、積立預金をしている方もいらっしゃると思います。老後のことを考えて、今の契約内容のままで良いか一度見直しをしてみましょう。保証が十分でないと思う方は、十分な内容にするために内容を増やす必要がありますし、反対に保証が十分すぎている方は、保険料を払いすぎていることもあるので見直すことをおすすめします。

・エンディングノートを作成する

自分の人生の終わりのことを考えて、自分がしてほしいことなどの希望や、家族や周りの人に伝えておきたいことなどを書き記しておくのがエンディングノートです。
記載する内容としては、自分のお葬式やお墓のこと、その他の希望、伝えたいメッセージなど人それぞれ異なります。

5.老前整理を進めるポイント

・焦らず少しずつ進めていく
老前整理を行っていくには、労力と時間が必要となってきます。一度に全て終わらせてしまおうとするのではなく、まずはこの部屋から、まずはこのタンスからなど目標を決めて少しずつできるとこから始めていきましょう。

・整理する場所や終わらせる期限を事前に決めておく

焦らず少しずつとはいえ、いつまでも同じ場所に時間をかけすぎると途中でやめてしまうことにもつながりかねません。整理する場所とそこにかける時間を決めておくことで、作業が進まないまま時間だけが過ぎてしまうことなどがなく完了させることができます。

・定期的に見直し整理する

老前整理が終わったあとも、生活をしていると不要なものはどんどん増えていくことでしょう。また今は必要とするものでも数年後には使わなくなる可能性もあるので、老前整理が終わったからといってそのままにしておくのではなく、定期的に見直して整理をすることが大切です。

・自分だけで判断をするのではなく家族と相談する

中には、自分には必要なくても家族には必要なものがあるかもしれません。判断が難しいものについては、処分する前に家族に一度相談してから整理していきましょう。

・業者に依頼をする

ものが多すぎてなかなか作業が進まなかったり、体力的にきついという方は、業者に依頼をするのも一つの手段です。生前整理や老前整理を行う業者や家の片付けサービスを行っている業者もいます。業者に依頼をすれば、費用はかかりますが作業時間の短縮になります。自分だけで整理をするのが難しい方は、業者に手伝ってもらうのも良いかもしれません。

まとめ

老前整理についていろいろとお話させて頂きましたが、いかがでしたか?
体力、気力があるうちに老前整理を行うことにより、断捨離ができ余分なものを整理して必要なものだけに囲まれて生活を送ることができます。
無理に1日で終わらせようとすると、終わらなかった場合、モチベーションが下がり、中途半端なまま整理が終わってしまうので、焦ることなく、整理する場所や終わらせる期限を決めて整理をしていき、心軽やかに老後を優雅に快適に過ごせると良いですね。
今回は老前整理についてお話させて頂きましたが、もし広島にお住まいの方で生前整理についてお困りの方がいらっしゃいましたら、あぐりにご相談ください。追加項目がある場合は、請求書を確認するあぐりは、お客様のニーズを第一に考え日々業務を行っております。
納得される料金・費用で受注させて頂くのはもちろん、作業も誠心誠意行うのでお客様からとても定評を頂いております。
その他にも、遺品整理、不要品の回収や買い取り、特殊清掃、お引っ越しまで幅広い分野で活動させて頂いておりますので、ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

生前整理とは

みなさんは、生前整理という言葉をご存知でしょうか?
終活について考えたことがある方はご存知かもしれませんし、全くご存知ない方もいらっしゃると思います。
今回は、生前整理について詳しくお話させて頂きます。

1.生前整理とは

生前整理とは、自分の死後のことを考え、残された家族に迷惑をかけないために事前に身の回りの物や相続などについて整理をすることです。
人は、ある程度物に囲まれながら日々生活しています。その物達を、必要なものと不要なものに整理せずに亡くなってしまった場合、困るのは残された家族です。
実際に、遺品整理に携わったことのある人のほとんどがもう二度と経験したくないと言うそうで、想像以上に大変なことが窺えます。
残された家族にこのような苦労をかけないためにも、生前整理を行うことは大切だといえます。

2.生前整理のメリット

・自分自身のためになる
生前整理を行うことにより、不要なものを処分して必要なものだけに囲まれることができるので、家族のためだけでなく、自分自身のためにもなります。
物だけでなく、人間関係やお金などの問題を片付け、本当に必要なものだけ手元に残すことにより、これから先もっとより良く生活していくことができるでしょう。

・相続でのトラブルを防止できる

遺品整理を行う際、親族・家族間の中で最もトラブルが起きやすいのが相続についてです。トラブルの原因はさまざまで、相続する財産の量をきちんと調べていないため把握できていないことや、相続に関して故人の意思表示がされていないことなどがあります。
しかし、生前整理を行うことによりそのトラブルを防ぐことができます。
財産目録で事前に財産の量や種類を把握しておいたり、相続に対する希望がある場合は遺言書を作成しておくことで、スムーズに相続を行うことができ、かつ各種行政への手続きも行いやすくなります。

・遺品整理の際、家族の負担を軽くする

人は、身の回りにある程度の物に囲まれながら日々生活を送っています。もし使用者が亡くなった場合、残された家族がそれらの物を遺品として必要なものか不要なものか整理していかなければなりませんが、それには大変な労力と時間が必要となります。
事前に自分自身で持ち物を整理して減らすことにより、残された家族に苦労をかけずにすみますし、精神的・肉体的な負担を減らせることでしょう。

・自分自身の生活を見直せる

生前整理を行うことで、自分にとって本当に必要なものだけを手元に残すことができます。
これから生きていくうえで、今までは見えていなかったものが見つかり、新たな道が開けてくるかもしれません。

・周囲の人へ感謝を伝える

生前整理をきっかけとして、家族や周囲の人へ今まで伝えてこれなかった感謝の気持ちやメッセージなどを書き記す方も多いようです。今までの感謝の気持ちや自分がいなくなっても残された家族には元気に明るく生活していってほしいなど、願いをこめながら生前整理を行うことはとても大切です。

3.生前整理の進め方

・財産目録を作成する

現金、預貯金、不動産、車、有価証券、宝石や骨董品など自身が所有している財産について調べてまとめた書類のことを財産目録といいます。
人が亡くなった後、相続するには財産がどれだけあるか調べなければならないのですが、事前に財産目録を作成しておくことで、手間と時間がかかる財産調査がスムーズに進みます。
財産を早めに把握しておくことで相続税の対策ができたり、場合によっては生前贈与などで税金対策をすることができます。財産目録を作成したら、一度弁護士や税理士などの専門家に相談して対策をとるのも良いでしょう。

・遺言書を作成する

財産や相続についてご自身の希望を家族に伝えたい場合は、遺言書を作成しておきましょう。
遺言書は、弁護士や公証役場のサポートを受けて作成するので法的効力があり、相続トラブルを防ぐことができます。

・身の回りの物を整理する

家族に迷惑をかけないためにも、今のうちから少しずつ整理をしていき本当に必要なもの以外は処分していきましょう。
最近は、断捨離ブームということもありたくさん情報があるので、参考にされると良いかもしれません。

・エンディングノートを作成する

エンディングノートには、法的効力がないため書かれている内容が必ず実現するとは限りませんが気がねなく、自分の思いを綴ることができます。自分自身のことや資産・貴重品の相続、医療や介護、葬儀、お墓、大切な人へのメッセージなどさまざまあり、どんなことを記入するかは人それぞれ異なります。
自分の死後、家族や周囲の人に伝えておきたいことがある場合は、エンディングノートの作成をおすすめします。

4.生前整理を行った後にするべきこと

・遺言書の保管場所を家族だけに伝える
せっかく作成した遺言書も家族に見つけてもらえなかったり、第三者に見つかり改ざんされたりすれば効力は無効になりますし、作成した意味もありません。遺言書を作成した際には、保管場所はよく考えなければいけません。保管場所として一般的で安全なのは、最寄りの公証役場や銀行の貸金庫に預けることです。しかし、発見しやすく、必要な際にすぐ取り出せるかどうかも考えて、ご自身に合った場所に保管することが大切です。また、保管場所はエンディングノートに記載しておくと良いでしょう。

・土地の相続について決めておく

所有している土地や不動産を誰が相続するのか決めておかなければ、トラブルに発展してしまうことがあります。土地の相続には、専門的な知識が必要となってくるため、なかなか簡単にはいきません。事前に相続人に土地の相続する意思の有無や相続を希望しない場合にどのように活用するか家族間で話し合い決めておいたほうが良いかもしれません。

・デジタル遺品について

デジタル遺品とは、生前故人が使用されていた携帯電話、スマートフォン、PC、その他電子機器やその中に入っている個人情報、SNSやメール、写真などのデータやネット上の登録情報のことです。
この存在を知らずに処分してしまうと、個人情報を第三者に悪用されて犯罪に巻き込まれてしまう恐れがあります。生前整理を行う際には、利用している有料サービスやアカウントの解約・退会作業を可能であれば行ったり、難しい場合は、サービスの名称と解約・退会方法をエンディングノートに記載しておきましょう。また、不要になった電子機器の処分方法も一緒に記載しておくと良いでしょう。デジタル遺品専門の業者もいるので、そちらに依頼をするという手段もあります。

まとめ

生前整理についていろいろとお話させて頂きましたがいかがでしたか?
生前整理は、大切な家族や自分自身のことを考えながら、これからの人生をさらに良く生きていくために行う前向きな作業です。
いつから始めても良いので、時間はたくさんあります。焦らず自分一人で行うのが難しい場合には、時には誰かの力を借りながら自分の死後、家族に迷惑をかけることなく楽しく過ごしてもらえるようにできることから少しずつ始めていきましょう。
もし広島にお住まいの方で生前整理についてお困りの方がいらっしゃいましたら、あぐりにご相談ください。
あぐりは、お客様のニーズを第一に考え日々業務を行っております。
納得される料金・費用で受注させて頂くのはもちろん、作業も誠心誠意行うのでお客様からとても定評を頂いております。
その他にも、遺品整理、不要品の回収や買い取り、特殊清掃、お引っ越しまで幅広い分野で活動させて頂いておりますので、ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

終活サービスとは

みなさんは、終活サービスという言葉を聞いたことはありますか?
全く聞いたことがないという方もいらっしゃるかもしれませんし、終活を意識されている方はご存知かもしれません。
今日は、終活サービスについて詳しくお話をしていきます。

1.終活サービスとは

終活サービスとは、専門としている業者などに依頼をし終活の手伝いや生活支援、その他手続き関連などをサポートしてくれるサービスのことをいいます。
終活を行う際にでてくるわからないことや聞きたいことなどの疑問を直接専門の業者に相談することができるので、終活をスムーズに行うことができます。

2.終活サービスを利用するメリット

・終活を行う際、優先順位がつけやすくなる

終活にはいろいろやるべきことがあります。一体何をしたら良いのか、どのように進めたら良いのかなどの疑問について、教えてもらえたり、協力してもらうことにより、優先順位がつき整理しやすくなります。

・終活に関すること全般を業者に依頼できる

中には、終活に関すること全てを請け負ってくれる業者もいます。相続や遺品整理など、専門家が必要な場合は、連携している専門家と行ってくれるので一つの窓口で終活に関する全ての相談が可能です。
・家族の負担を減らすことができる
家族がいる場合は家族の負担を大きく減らすことができます。
家族がいない場合は、自分の亡き後の葬儀や手続きを行ってもらえるので大変心強いでしょう。

3.終活サービスを利用するデメリット

・家族に理解を得られない、不信感を抱かせてしまうことがある
終活サービスを利用することにより、家族の負担を大きく減らすことができますが、反対に不信感を抱かせてしまう場合もあります。家族の中には、葬儀や相続のことは、相談してほしいと思う方もいらっしゃるので、打ち合わせの段階から家族も一緒だと理解し安心してもらうことができるでしょう。

・終活サービスを利用する際、費用がかかる

いろいろな疑問や困りごとなどを解決してくれる終活サービスを利用する際には、もちろん費用がかかります。自分が希望するサービスに適したものなら良いですが、中には希望しないサービスも追加されてしまい、予想外に費用がかかってしまうケースもあります。そのようなことにならない為にも、サービスを利用する際にはあらかじめ確認しておく必要があります

4.終活サービスの内容

・生活支援サービス

独り暮らしをしている方に、定期的に安否確認の為の連絡や緊急なことがあった場合にすぐに駆けつけてくれるサービスがあります。
中には、ご家族がいない方が入院や施設入所される際に打ち合わせや身元引受人を引き受けてくれる会社もあります。

・財産管理サービス

終活をする際に、特に重要なのが財産管理です。大切な財産をどのように管理していくのか、また誰にどれくらい相続してもらうのかしっかり考えなければいけません。
相続に対するアドバイスや、手続きを代行してくれるサービスを行う会社もあるので、相続に対して不安なことや疑問などを相談してみるのも良いでしょう。

・生前整理や遺品整理のサービス

生前から、身の回りのものを残しておくもの、処分するものと整理しそれらを仕分ける作業や、後々に家族に遺品として遺すものを判断する作業のサポートを行います。
身の回りの整理は、とても量が多いので仕分け作業は大変苦労することと思います。
遺品整理も同様で残された家族にとっては精神的にも体力的にもきつい作業です。
そこで、専門の業者の方に手伝ってもらうことで少しでもその負担が軽減され効率よく作業を進めることができます。
家族だけでは、運び出すことが困難な大きい家具などもお願いすることができることもメリットの一つでしょう。

・写真や動画のデータ化サービス

今まで撮ってきたたくさんの思い出の写真や動画をデータ化してくれるサービスです。
写真をそのまま遺しておくのも良いのですが、どうしても時間の経過とともに色褪せてきたり破れてしまうなど劣化が見られてきます。
DVDなどにデータとして遺した写真は劣化することもないですし、保管するのに場所もとりません。
自力ですることも可能ですが、大変時間を費やすことになるので専門業者にお願いするのことをおすすめします。

・葬儀関連サービス

どこの葬儀会社を選べば良いのか、どのようなプランにすれば良いのかなど迷った際には、葬儀会社を紹介してくれる仲介業者へ相談してみましょう。
また、中には遺影写真を撮影してくれるサービスもあります。
遺影は生前に撮った写真から選ぶことが多いのですが、遺影に適した写真は意外と見つけるのが難しいようです。
生前中に、プロの方に依頼をして素敵な笑顔の写真を撮ってもらうと安心できますね。

・仏壇やお墓の準備のサービス

仏壇やお墓について迷った際の手配や、霊園や納骨堂を紹介をしてくれるサービスもあります。一般的な埋葬だけではなく、散骨や樹木葬などの自然葬や手元供養にも対応してくれる会社もあるので、ご自身が希望する形を選択して頂きたいです。

・入院、入所する際のサービス

万が一、入院しなければいけなくなった際には希望を踏まえたうえで病院を紹介してくれたり、介護施設へ入所することになった際も、入所のサポートをしてくれます。
歳を重ねるほど入院や入所する際、自力で探すのは大変ですし難しくなると思います。
終活サービスを利用して、入院や入所のお手伝いをしてもらい少しでも負担が減ると良いですね。

・亡くなった後の手続き代行サービス

人が亡くなった後は、行わなければならない手続きがたくさんあり、また内容が難しいものも多いです。大切な家族が亡くなった悲しみの中、役所などで手続きをしなければいけないのはなかなかしんどいものです。
また、独り身の方は手続きをしてくれる人を見つけるのは難しいと思います。
そのような時には、亡くなった後に手続きを代行してくれるサービスを利用してみましょう。
近年増えている老老介護や独り身の方には、とてもおすすめなサービスです。

5.終活サービスを受けられる場所

上記でさまざまな終活サービスについてご紹介しましたが、どこでサービスを受けられるのか?疑問に思う方は多いと思います。
終活サービスを受けられる主な場所は、終活サービス専門の会社や代行会社です。
調べてみるといろいろな会社がでてきますので、ご自身の希望するサービスを提供してくれる会社を見つけて欲しいと思います。

まとめ

終活サービスの内容についてご紹介しましたが、サービス内容が豊富にあって驚かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
終活サービスを利用することで、多少のデメリットもありますが、メリットのほうがはるかに多いように思います。
終活にもやるべきことがいろいろあるように、終活サービスも幅広く存在します。
終活でお悩みになった際には、一度終活サービスの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
選択肢がたくさんありますし、実際に相談してみて分かることや気付きもあるでしょう。
ご自身の希望に合ったサービスを見つけて活用し、少しでも終活がスムーズに進むと良いですね。
今回は終活サービスについてお話させて頂きましたが、もし広島にお住まいの方で生前整理についてお困りの方がいらっしゃいましたら、あぐりにご相談ください。
あぐりは、お客様のニーズを第一に考え日々業務を行っております。
納得される料金・費用で受注させて頂くのはもちろん、作業も誠心誠意行うのでお客様からとても定評を頂いております。
その他にも、遺品整理、不要品の回収や買い取り、特殊清掃、お引っ越しまで幅広い分野で活動させて頂いておりますので、ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

業者と不用品回収業者の違い

みなさんは、遺品整理業者と不用品回収業者の違いをご存知でしょうか?
遺品を整理する点や、遺品整理においてでた不用品を回収する点でどちらも似たようなイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。ですが、業務内容にはそれぞれ大きな違いがあります。
今回は、遺品整理業者と不用品回収業者の違いについて詳しくお話させて頂きます。

1.遺品整理とは

遺品整理とは、生前故人が大切に使用されていた愛用品など細かな物まで一つ一つ丁寧に扱い必要なものと不要なものへ整理して、適正に処理を行うことです。
写真や手紙、日記などの思い入れが強い物や、思い出の品などは、そのままご遺族にお渡しします。処分することが決まった物については、ご遺族に確認をとり買取りを行うか、回収し処分を行います。故人が生前に遺言書やエンディングノートを作成している場合は、その内容に従い、形見分けするものや処分するものなどに整理していきます。
中には、遺品を供養したりお焚き上げをして処分を行うこともあります。
また必要な場合は、遺品整理後に部屋の軽い掃除をしたり、ハウスクリーニングや部屋の消臭作業、消毒作業などを行ってくれる業者もいます。
部屋の状態などで対応の内容が異なるので、状況に応じて柔軟に対応してくれます。

2.不用品回収とは

事前に整理し仕分けられたものから買取りできるものがあれば適正な価格で引き取ったり、買取ることはできないが別に活用方法があるものは無償回収をしたり、買取りや無償回収ができないものは回収してそのまま処分を行います。回収を希望しない場合はそのまま残しておくことも可能です。

3.遺品整理業者と不用品回収業者の違い

どちらも一般家庭から品物の回収を行うために一般廃棄物処理業の許可を得る必要があります。
遺品整理業者は、依頼をうけた方のご自宅にある物を全て遺品と考えて、残しておくものと処分するものの分類や貴重品などの探索を手伝うなど、依頼者と相談したうえで、希望にそった業務を行います。
不用品についてもただ処分するのではなく、故人が生前大切にしてこられた物だからこそ丁寧に取り扱い、必要な場合には遺品を供養するサービスを提供してくれる業者もあります。
不用品回収業者と比べると業務内容の対応範囲が広く、特殊清掃を含めた業務まで依頼することができます。
不用品回収業者の業務内容は、基本的に不要品を回収することです。
遺品を細かく整理したり、必要なもの不要なものを分別してくれるわけではありません。
大切な思い出がつまっているものや、貴重品や重要な書類でも回収して処分を行います。
きちんと遺品整理ができていないまま、不用品回収業者に依頼をすると故人が生前大切にしてきた遺品なども処分されてしまうといったトラブルにつながることもあります。
ですが、既に遺品の整理ができていて、大量の不用品を引き取ってもらいたい場合は、部屋がスムーズに片付くので依頼をおすすめします。
用途により、賢く利用することで無駄なく遺品を片付けることができます。

4.見積りを依頼するときの注意点

費用の面を考えた際、遺品整理業者に依頼するよりも不用品回収業者に依頼をしたほうが安い場合があります。
しかし、不用品回収業者は遺品を必要なものと不要なものを分別することなく全て不用品として取り扱い、中に貴重品があったときも関係なく回収、処分をしてしまいます。
大切な遺品整理を行う場合には、遺品整理業者に依頼をしたほうが良いかもしれません。
しかし、中には悪質な業者がいて不当な金額を請求されるケースもあります
ここからは、悪質な業者と契約をしないための注意点をご紹介します。

・見積書の明細や内訳をお願いする

遺品整理を依頼する場合は、現場を下見して見積りをだしてもらうのが一般的です。
もし現場を見ないまま見積りを出す業者に遭遇した場合は、その場で依頼を断ったほうが良いかもしれません。
遺品整理にかかる費用は、下記の内容で変わります
① 遺品整理をするものの量や部屋の大きさ
② 遺品整理の仕分け作業(作業にかかる日数や必要な人数)
③ 処分品の種類
④ 買取り品の有無
⑤ 大型の家具や家電などの搬出
⑥ 建物や道路の状況
⑦ その他手数料(清掃費用や出張費)
見積書に記載されている数字は、主に上記の内容を元に計算された金額です。しかし、各項目の名称はそれぞれの業者により異なり、業者以外の者が見積書を見ても何にどのくらい費用がかかっているのかわかりにくいでしょう。
遺品整理で費用がかかるそれぞれの項目を理解したうえで、業者に質問してみるのも良いでしょう。

・追加項目がある場合は、請求書を確認する

業者によっては、最初は低めに見積りをして契約完了後に追加項目を請求してくることがあります。その為、契約する際には見積りが安いからとすぐに契約をするのではなく、後から追加費用が発生しないか事前に確認しておきましょう。
後から、想定以上に作業時間がかかった、荷物の量が多かったなどの理由で追加費用を請求される場合があるのでそうならないためにも契約する際は十分気をつけましょう。

・複数の遺品整理業者に見積りを依頼する

少しでも費用を抑えたい方は、複数の遺品整理業者に見積りを依頼し金額を比較してみましょう。
中には、想定していた以上に安い見積りをだす業者もいるかもしれませんが、後から追加費用を請求されることもあります。

・電話対応やスタッフの対応

見積りを依頼する際の電話対応が粗雑だと、遺品も雑に扱われてしまう可能性があります。
また遺品整理の作業前の説明が具体的ではなく曖昧な場合は、作業後に追加費用を請求されることがあるかもしれません。スタッフの丁寧な対応と説明が良い業者かどうか判断する一つの基準といえるでしょう。

・過去の作業実績を確認する

業者に依頼をする前に事前にホームページなどで、今までに行ってきた作業実績などの確認をしておきましょう。
作業実績が写真付きで細かく載っているところは安心できますが、中には写真はなくイラストのみであったり、実績や口コミが少ない業者もいるので注意しましょう。

まとめ

遺品整理業者と不用品回収業者の違いについてお話させて頂きましたがいかがでしたか?
遺品整理においてでた不用品を回収する点ではどちらも共通していますが、それぞれ業務内容が異なり特徴があるようですね。
費用を抑えて、不用品の回収だけをお願いしたい場合は不用品回収業者に依頼をすることをおすすめしますが、遺品整理やその他清掃などいろいろお手伝いをしてもらいたい方は業務内容の対応が幅広い遺品整理業者に依頼をしたほうが良いかもしれません。
また、いろいろな業者がいるので依頼をされる際には、上記でご紹介した見積りを依頼するときの注意点を参考に、悪質な業者に騙されないように気をつけて頂きたいです。
今回は遺品整理にも大きく関わりがある遺品整理業者と不用品回収業者の違いについてのご紹介しましたが、もし広島にお住まいの方で生前整理についてお困りの方がいらっしゃいましたら、あぐりにご相談ください。
あぐりは、お客様のニーズを第一に考え日々業務を行っております。
納得される料金・費用で受注させて頂くのはもちろん、作業も誠心誠意行うのでお客様からとても定評を頂いております。
その他にも、遺品整理、不要品の回収や買い取り、特殊清掃、お引っ越しまで幅広い分野で活動させて頂いておりますので、ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

遺品整理業者とは?

こんにちは。みなさんは、遺品整理業者とは一体どのような業者かご存知でしょうか?
終活を行うのにご依頼されたことがある方もいらっしゃるかもしれませんし、なかなか身近に感じられる業者ではないのでご存知ない方もいらっしゃるかもしれません。
今日は、遺品整理業者について詳しくお話していこうと思います。

1.遺品整理業者とは

遺品整理業者は、依頼をうけた方のご自宅にある物全てを遺品と考えて丁寧に扱い、残しておくものと処分するものの分類や貴重品などの探索などを行います。遺品整理を行う前に事前に依頼者と相談したうえで、希望にそった業務をしてくれます。
不用品についてもただ処分するのではなく、故人が生前大切にしてこられた物だからこそ、きちんと向き合い、必要な場合には遺品を供養してくれる業者もいます。
遺品整理業者は、不用品回収業者と比べると業務内容において対応可能な範囲が広く依頼者のあらゆる希望に柔軟に対応してくれる点から費用が高くなることが多いです。
しかし、特殊清掃を含めた業務まで依頼することができサービス内容の範囲が広いことは依頼者にとっては、助かりますし頼りになる存在ではないでしょうか。

2.遺品整理業者へ依頼するメリット

上記でも少しお話をしましたが、遺品整理業者へ依頼するメリットを詳しくご紹介していきます。

・短時間で遺品整理を行うことができる

人は、たくさんの身の回り品に囲まれながら日々生活をしています。
それらを残しておくものと処分するものに整理していくには、莫大な時間と労力が必要となってきます。
遺品整理を行う方が時間と体力に余裕があれば良いですが、仕事や子育て、介護などで多忙であったり、遠方に住んでいるとなかなか遺品整理を進めることは難しいでしょう。
遺品整理業者へ依頼することにより、最短で1日で作業を完了することが可能となるので、
莫大な時間と労力を費やす必要はなくなります。

・大きくて重たい家具などを運び出さなくても済む

遺品の中に、冷蔵庫やタンス、ソファーやベットなどの大きくて重たい家具がある場合、それらを運び出さなくていけません。
高齢の方や女性だけで運び出すのは不可能です。
遺品整理業者に依頼をすれば、重い物も運んでくれるので安心です。

・遺品の相続トラブルや空き家などの問題を専門家に相談できる

残された遺品を巡って親族でトラブルになったり、故人が住んでいた家が持ち家で空き家になってしまう場合は、新たな問題が発生します。
遺品整理業者が弁護士と提携しているところであれば、遺品の相続トラブルや空き家の問題も相談でき、解決することができるでしょう。

・遺品の供養をお願いできる

仏壇や神棚、生前故人が愛用してきた物などは供養が必要となります。
依頼をすれば、遺品の供養を行ってくれる遺品整理業者もいます。
お寺や神社での供養の必要があれば依頼をしてくれるので、個別に依頼をしなくてもすみます。

・遺品の買い取りを行ってくれる業者もいる

中には、遺品の買い取りを行ってくれる業者もいます。
実際に遺品の整理をしてみると、価値のある物やまだ使用できる物がでてくることもあるのでその場合は、買い取りをお願いしましょう。
買い取りをしてもらえれば、資源の有効活用になりますし、遺品整理にかかる費用を少しでも抑えることができます。

3.遺品整理業者へ依頼するデメリット

遺品整理を業者にお願いすることでメリットもあるのですが、反対にデメリットもあるのでそちらもご紹介していきます。

・自分たちで遺品整理を行うより費用が高くなることが多い

遺品整理業者に依頼をすると短時間で遺品の整理や不用品の処分まで行ってくれます。
短時間で作業を行うには、人員が必要となってくるので自分たちだけで遺品整理をするよりそのぶん、費用は高くなるでしょう。
時間と体力に余裕がある方は、自分たちで遺品整理をすることをおすすめしますが、そうでない方は、無理に自分たちで行うよりも業者に依頼するほうが良かったというケースもあります。

・ゆっくり気持ちの整理をつけることができない

遺品整理を業者に依頼すると、すばやく作業を行ってくれるのであっという間に遺品整理が完了します。
遺品を1つずつ確認しながら、ゆっくり故人との思い出に浸る時間はないでしょう。
中には、残しておいてほしい場所には全く手をつけずに遺品整理を行ってくれる業者もいるので、思い出に浸りながらゆっくり気持ちを整理したいという方は、その方法を活用されると良いでしょう。

4.遺品整理業者の選び方

遺品整理業者といってもたくさんの業者がいます。良心的な業者もいますし、残念ながら悪徳業者もいて、近年料金トラブルなどが増えてきているようです。せっかく依頼をするのならば、良心的な業者に依頼をしたいものです。ここからは、遺品整理業者の選び方についてご紹介します。

・明確な見積書を作成して提示をしてくれる

業者に依頼をする場合は、訪問見積りで実際に見てもらって判断をし正確な見積りをだしてもらいましょう。
一式の金額表示ではなく、詳しい内容まで記載された見積書を提示してくれるどうかの確認も必要です。

・不用品が一般廃棄物として処理されるのか確認する

家庭からでる不用品の処理は、一般廃棄物として処理しなければならないと法律で決められています。
遺品整理を行う業者が許可を持っているか、そうでない場合は許可を持っている廃棄物運搬会社を使用しているか確認する必要があります。
業者の中には、廃棄物の知識がない業者もいますし、また産業廃棄物の許可を持っていれば大丈夫という業者も数多く存在するので注意しなければいけません。

・スタッフの対応

電話で問い合わせをした時や、訪問見積りを依頼した時のスタッフの対応の良さなどを目安とし、少しでも不安や違和感を感じた業者はやめておいたほうが良いかもしれません。
誠実にまた気持ちよく対応してくれるスタッフがいる業者は、大切な遺品もきちんと丁寧に扱ってくれる可能性が高いでしょう。

・料金体制がわかりやすい

遺品整理業者を選ぶ際は、料金システムがわかりやすいかどうかも重要です。
明確な料金の記載がなく、◯万円~など最低金額しか提示されてない場合は、後から費用が追加されて最終的に思った以上に高額な費用を請求されてしまうことがあります。

まとめ

今回は、遺品整理業者についていろいろとお話させて頂きましたがいかがでしたか?
業者へ依頼することでのメリット・デメリットはあります。
遺品整理をされる方、それぞれの事情があると思いますのでメリット・デメリットをふまえた上で、一番適した遺品整理の方法を見つけて頂きたいです。
また業者もたくさん存在しますので、依頼をされる際には上記の遺品整理業者の選び方を参考にして良心的な業者へ依頼されることをおすすめします。
故人が生前大切にしてこられた遺品だからこそ、丁寧に扱い気持ちの整理をしながら遺品整理を行ってもらいたいです。
もし広島にお住まいの方で生前整理についてお困りの方がいらっしゃいましたら、あぐりにご相談ください。
あぐりは、お客様のニーズを第一に考え日々業務を行っております。
納得される料金・費用で受注させて頂くのはもちろん、作業も誠心誠意行うのでお客様からとても定評を頂いております。
その他にも、遺品整理、不要品の回収や買い取り、特殊清掃、お引っ越しまで幅広い分野で活動させて頂いておりますので、ぜひ、お気軽にお問い合わせ下さい。