孤独死と臭気

突然ですが、2019年朝日新聞のデータによる都道府県別死亡解剖率、広島県は1%全国ワーストワン、岐阜県2%大分県で3%、全国34府県で10%以下の数値を知りました。
改めて広島県の1%にはエリアをカバーしている弊社としては驚愕してしまいました。
ただ、特殊清掃・遺品整理の見積時に遺族の方から警察から「死後〇日~△日と連絡がありました。」と伺う事が多くございますが、私の感覚的(いいかげんな物かも分かりません)に死亡推定日に違和感が多くありました。上記の数値を勘案すると残念な想像が過ってしまいました。
想像しては、ならない事では有りますが広島県において、死亡解剖率1%と言う事は、腐乱状態であれば99%の孤独死が「死因不詳の死」と位置付けられ「孤独死」で無い場合も有るのかも?と考えると複雑な心境です。
ただ、遺族感情を考えると「不詳の死」「病死」が一番、穏やかに過ごせるのかも分かりません。
背景には様々な事情が有る物と推察しています。監察医やスタッフ不足、監察医の待遇や
設備、監察医は医師免許が必要な業種です。遺体解剖には死体検案認定医や日本法医学会法医認定医の資格取得も必要となります。また、医師として患者の治療を目指されて医学を学ぶ多くの学生さんも、「目指したい所」「目指したい」職位、収入や生活においても大きな壁があるのではと想像しております。

「多死社会」と叫ばれている現代において広島県内の司法解剖を行っている方々には、休む暇も無い程、多忙な毎日を過ごされていると想像し感謝を申し上げたいと共に行政はもう少しスポットを当てて頂ければとも願っております。
神奈川県では死因究明の為の解剖率は40%と全国1位のデータとなっています。

このデータを高いと感じるか低いと感じるかは皆様の感性による物と考えますが私も基準の判断が付かない事も有り疑問しか残らない数値でした。
ただ、特殊清掃・遺品整理を主業としている我々からみると死後〇〇日との情報を頂き参考にはさせて頂いていますが、実際には室内の状況や生活環境、故人様の体格や体重によって施工方法、施工範囲が大きく異なって参ります。
また警察官の方々が臨場の際、「ガラスを割って」「ドアを工具で切って」入室される為(どうしようも無い事です。)、室内に外気が入り室外に臭気が溢れ、漏れてトラブルになられるケースも散見されます。
もし、皆様の周りでこの様な状況に遭遇した場合は養生テープ等を使ってドアのフチを貼り付け工具で切り取られたドアも養生テープで塞いでしまえば近隣トラブルのリスクも軽減できる事をお伝え頂ければと思います。

注意すべき点は、スチール製のドアの切断面や窓ガラスを割られた後は指や手首を傷つけるケガの元になりますので慎重な対応が必要です。
また、室内の換気をされる方も多くいらっしゃいますが、あまり効果の無い対応です。これは逆に臭気を外に出す事なので結果として近隣住民からの苦情を誘発させる行為になります。特殊清掃を行う上においても換気扇やダクトの中まで臭いが付着しますそれがトイレや浴室であればなおさら、工期が長くなり施工費用も増えてきます。
多くの特殊清掃業者はユニットバスの消臭を行う事ができません。ユニットバスはFRP(硬化プラスティック)で作られています。FRPも新しいうちはコーティングがしっかりされているので臭気も除去できますが、劣化したFRPは一般の消臭業者のスキルでは対応できない事が多いのが現実です。実際、広島の同業他社から「教えてほしい」と依頼が来る事もあります。

また、以前にも記載させて頂きましたが浴室にはカビが繁殖して
います。そこに換気扇を稼働させると揮発した体液が集中的に引き寄せられす。
トイレで換気扇が稼働している場合においても同様です。狭い空間の壁面の多くは石膏ボードで囲まれています。石膏ボードは臭気を吸い込みやすく除去しにくくなります。
もし、皆様が、そういった状況に遭遇した時はタオルやタオルケットで体液浸潤箇所を覆いかぶせ、少しでも体液揮発を抑える初期対応をとって頂ければ良いのではと思います。
その際、皆様が気をつけないとならないのが感染症です。ウィルスで例えればコロナや肝炎などのウィルスです。ウィルスは一般的に2週間で死滅すると言われていますが、「不詳の死」の場合は消毒も必要となります。
その次に怖いのがやはりカビです。特殊清掃現場の多くではカビが多いのも特徴ですがカビが怖いのは胞子が空間に浮遊する事です。カビが人体へ及ぼす影響は皆様が周知されている通りです。

参考までに、お伝えすると死後1年以上の現場で特殊清掃を行う場合、臭いはそれほど強いものでは有りません。乾燥してミイラ化すると体液も粉状になっています。ただ、揮発した体液は石膏ボードの奥深くまで乾燥した状態で留まっている為、消臭には工期がかなり長くなります。
臭気は湿度、温度が高ければ「活発」になり低ければ「おとなしく」なる様に変化してゆきます。
例えば、冬と夏では腐敗の進行状況が大きく異なるは勿論ですが、冬でも暖房が十分にされている室内では腐敗進行は早くなり臭気は活発になります。また、夏でも冷房が十分に行き届いている室内では腐敗進行は遅くなり、臭いは比較的におとなしくなります。
孤独死で特殊清掃を行う場合の一番良い方法はやはり習熟度の高い特殊清掃、遺品整理の専門業者に依頼する事がベターな選択とも思います。初期対応の施工方法によって近隣への臭気拡散も抑える事ができます。最近はリサイクル業者や不用品回収業者、ハウスクリーニング業者、解体業者など兼業で特殊清掃を掲げている方達も散見する事が多くなってきましたが必要な機材、薬品も持ち合わせない方々が多いのも残念ながら現実です。
ただ、業者選定には皆様の多くは「皆目見当が付かない」と言う声を耳にするのも実情です。

そんな方々は是非、弊社にお問い合わせ下さい。北海道でも沖縄の方でも構いません。弊社に依頼を頂かなくても構いませんので御一報ください。適格な助言はさせて頂けるとは思っておりますし、こういった活動が特殊清掃・遺品整理業界の発展に繋がると私は信じています。

「孤独死」「自浄作用」

久しぶりに文房具店の店舗整理を行いました。やはり高齢化と大型量販店、コンビニエンスストアやスマフォの普及等で文具店の需要も少なくなった事も要因の一つでは無いかと考えます。
この店舗は私にとっては昔ながらの「懐かしい」想いのするお店でしたが、大量の文房具が、そのままの状態でした。弊社として買い取り対応をさせて頂きましたが、社会貢献の一つとして子供食堂をされているNPO団体に寄付をさせて頂く事に致しました。
子供食堂は「食べる」事を主体にボランティア活動をされていると思いきや、外国人留学生から幼児に至るまで生活全般、電化製品なども提供や貸し出しをされているそうです。
貧困家庭の要因としては色々な要因があるそうで、DVで着の身着のまま駆け込まれた方も数多く、140もの慈善団体でこのNPOは形成されているとの事でした。
私は遺品整理や生前整理で「売れる物」は買い取り、「売れない物」は処分の考え方を業界全体で見直し、社会貢献に着目できれば、業界の発展にも繋がるのではと思いました。

また、今月、施工を行った遺品整理で依頼者との世間話を「ブログに載せたら」の要望がありましたので社会貢献とも関連性も有ると考え記載させて頂きました。
今、世界でSDGsやロシアによるウクライナ、またハマスによるイスラエル侵攻にスポットが当たっている今日この頃ではありますが、私には終わりが見えないように思えてなりません。
私は幼い頃から、広島と言う事もあり「平和教育」を受けて育ってきました。
私の祖父も被爆者でした。原爆は「恐ろしい物」と教わり、今もその気持ちは変わっていません。また、世界各地で起きている「戦争」は「原因」では無く「現象」と、と疑問を抱くようになっています。戦争反対は「現象対応」です。
私どもが行っている「特殊清掃」も現象対応では臭いは消えません。原因に対する対策を取らないと必ず臭いは戻ってきますし消えません。
広島では多くの方々が「原爆反対」と唱えられています。これは絶対に間違い無い事と思っていますが、「現象対応」とも思っています。「原爆」「ミサイル」「戦車」「地雷」「機関銃」「ナイフ」皆、戦争で殺戮する為の手段の一つと思っています。
広島の原爆も原因は何か?先に真珠湾攻撃を仕掛けたのは?日本です。何故そうなったの
か?日本への経済制裁へのきっかけと認識しています。何故、経済制裁を受けたのか?これは色々な国内外の政治的要因が主たる物と推察しています。
今はグローバルな時代へと変わりました。日本も経済的にも国家危機に瀕していますが世界を視野に多くの子供達が安心して暮らせる環境で幅広い知識を学べる環境が整えられたら、これからの未来にも期待できるものでは無いかと希望を抱いています。
良くも悪くも、昔あった古き良き時代の「日本のコミュニティー」が希薄になっている事も孤独死の要因にもなっていると思っています。
多くの子供達には、新しい形の「日本のコミュニティー」を構築してもらえればと願っております。
その為に社会全体が困っている人達や子供達に手を差し伸べる事が大切では無いかと思っています。
人を「思いやる」気持ちは、やはり「人と人とのふれあい」がより育むものではと思います。
このような事を申し上げておりますが、弊社においても役員が触法行為(社内)を行い辞任して頂く事になりました。
これは全て私の教育と任命責任、管理不足が主な原因と感じております。
この様な「負」の情報を開示する事に多くの方々から記載を辞める様に御忠告を頂きました。ただ、会社として「遺品整理」「生前整理」「特殊清掃」を生業にしている会社組織として「自浄作用」を育む為にも情報開示が必要とあえて記載させて頂きました。

特殊清掃と高齢化社会の現実

コロナ渦を脱して(現在も蔓延しているようにも思いますが)他業種から「遺品整理」「生前整理」「特殊清掃」事業への転向や多角経営の一環として多く方々が参入してきています。また多くの業者が撤退しています。今も長崎、山口から「特殊清掃を習いたい」との問い合わせを頂いておりますが中途半端なスキルで事業を始められると依頼者に迷惑をお掛けする事から、皆さんには「特殊清掃に臨む」覚悟と申しますか、本気度を伺っている所です。
業界の発展の為にも業者数が増える事は歓迎する所では有りますが、遺品整理も特殊清掃も片手間で出来る事業では有りません。

特殊清掃も大きく分けて3タイプの施工方法をしている業者のご案内させて頂きます。
マンションのワンルームで例えますと

1つ目は「リフォーム型事業者」です。

これは専有部分の内装、部材をすべて撤去する事業者です。

2つ目は「現象対応型事業者」です。

この手法が一番、厄介です。簡易清掃と消臭剤を噴霧してオゾン燻蒸1日当たりの施工料金を請求する業者です。これでは臭いが風化するまで数年かかります。逆に言えば依頼者が1週間もかかると料金が加算され続けられる事により途中で妥協される結果を待つ業者ですし確実に臭いが戻ってきます。また、畳1畳分の体液が浸潤しているフローリングを10cm×10cmの切り取りを行い他の施工は何もしていない業者もいました。今年も他社の手直し施工の依頼が3件有りました。
私の知る同業他社の中には「特殊清掃はリピーターの有る仕事では無いので」とか「最初に臭いは完全には取れません」と承諾いただいて施工をすれば「良いのでは?」と申される方々もいらっしゃいます。これでは特殊清掃する意味も無いと思います。

3つ目は「原因対策型事業者」です。

この手法が弊社のポリシーとしている手法です。
異臭の「残り臭」は大きく分けて2つあります。一つ目は「体液が浸潤している場所」これは切り取りもしくは撤去が必要です。この施工は「リフォーム型事業者」と同じです。

二つ目は壁紙の裏、つまり石膏ボードに吸い込まれている揮発した体液です。
この部分を「リフォーム型事業者」は撤去いたします。正確に申し上げれば全ての壁に臭いが染みついています。「原因対策事業者」は石膏ボードで有れば揮発し吸い込んだ体液に薬剤を使い引っ張りだし臭いを除去します。部材等により薬剤は使い分けますが当然、時間はかかります。
また、一般の特殊清掃業者が苦戦するのが1Rや1LDKのユニットバスです。1Rや1LDK等の多くはバルコニーが北方向に有る建物は少なく、多くは東向きから西向きです。孤独死の多い季節(5月~9月)は南から西の風(気圧)が入る事が多く風はバルコニーから居間、居間から玄関(北側)に流れていきます。当然、体液が揮発した風は玄関へと押し込んでいきますが、行き場が無くなると狭小部であるユニットバスに入りこんでいきます。
ユニットバスはFRP(強化プラスティック)で出来ています。新しいFRPは比較的に臭いの除去は簡単に行えるのですが劣化したFRPの表面上はツルツルに見えますが実際はデコボコのザラザラの状態です。これを洗浄し臭いを除去するのは平均的なスキルの特殊清掃業者では困難であり途中で挫折する業者が多いのが現状です。弊社も以前は色々な施工方法で、たくさんの時間をかけ臭いを除去してまいりましたが今は「レストレーション」という新たな消臭方法で短時間(オゾン燻蒸を行わず)消臭方法を身に着ける事ができました。
特殊清掃は日進月歩で進化し続けています。
あまり、お伝えしたく無い事案ですが他社の広告では「最新技術」と唱っている業者が散見されます。実際に何が「最新技術か?」ホームページを覗いてみると「床のモルタルを斫る(削る)」画像や「スタッフが臭いを嗅ぐ」画像など残念に感じる事が多いのが感想です。
実際に「モルタルを斫る」作業は10年以上前では主流でした。また、ご遺体があった場所には間違いなく臭いが有ります。今は「体液可視剤」を使用する事が主流です。
体液可視剤を使用し体液の浸潤範囲を確定し不要な切り取りは行わず、現状回復費用が安価に出来る施工するのが特殊清掃業者の真髄です。むやみやたらに解体は無駄な費用をと時間を費やすだけで今の時代「SDGs」には「そぐわない」ではと思っています。
世界では「SDGs」で取り組みはじめたばかりでは有りますが「地球温暖化」は加速している様に実感しています。石油産油国や発展途上国にとっては大きな経済危機に瀕する事と考えますし、水没してゆく国々でも避けられない危機的状況です。

また、ロシアによるウクライナ侵攻は未だ出口の見えない戦争で、ミサイル、戦闘機、戦車により「地球温暖化」を更に加速させています。
日本国内においても北海道では熱中症による救急搬送者数が全国1位となった週も有り熱中症による死亡者数も急増しています。様々な事象の積み重ねが「地球温暖化」と言う「現象」を起こしています。
弊社においても8月、9月は18件の孤独死現場の特殊清掃をおこないました。まだ、施工中のお客様が、おられます。私は医師では有りません特殊清掃業者として異常な高気温に、なんらかの因果関係が有るものと感じています。
現在、日本において10人に一人が70歳以上と言われています。また、最近「多死社会」と言う言葉を多く耳にするようになりました。
この事象から弊社が多くの現場へ出向いた経験値から物を申させて頂きます。
孤独死をされる多くの方々の室内の大きな特徴としては、「物やゴミが散乱している事」これはセルフネグレクトに起因する事や体調不良により体を動かす事が辛くなった事が要因の一つと考えています。
この様な方は、決して家に人をいれようと致しません。
また、多くのお宅で「カビ」が発生している事が特徴的です。「カビ」が死因として認定されたのは世界で1例だけですが、なんらかの関係が有る物とも考えています。
カビが発生する要因の一番は湿度です、一重にカビと言っても10000種類以上のカビ
が存在します。体に害のない物もあれば、体に有害な物もあります。孤独死による腐乱臭もカビと雑菌が原因です。
特に汚れや物が溜まった部屋は通気性も悪くなり必然的にカビが発生致します。ただ、賃貸住宅など構造上の問題も大きな影響があると推察しています。

少し話はそれますが、以前に特殊清掃を行ったマンションで排水管と汚水管が直結されていた物件が有りました。
死後3日と言う情報を元に施工を行いましたが当初から強烈な糞尿臭が有り「体液可視剤」を使用して浸潤範囲を確認した所、ありえない範囲で体液反応が有りました。再調査の結果、汚水管と排水管が直結されて有り汚水と排水を同時に使う事により、その両方がオーバーフローし床に拡散した事が原因でした。遺族の方は大家さんから多額の損害賠償を受ける事はありませんでした。
皆様どうか以上の事に気が付かれたら「人を家に入れない方」のお家を訪ねてください。
そして健康状態や室内の散乱状態を確認してください。
皆様方の一人一人が出来る「SDGs」と新しい高齢化社会への受け入れ方を共に考察頂ければ幸いです。

今回は「SDGs」と新しい高齢化社会について触れましたが株式会社あぐりでは遺品整理、特殊清掃はもちろんの事、現代の高齢化社会問題などについてセミナーなど行い活動しております。お見積もりや清掃依頼の他に、気になる事や疑問に思ったことなど些細な事でも構いません。まずはお気軽にお問合せ下さい。誠心誠意ご対応させていただきます。

特殊清掃とは?

みなさんは、特殊清掃とは一体どのようなものかご存知でしょうか?
近年の高齢化社会を背景に徐々に認知度は高くなってきていますが、なかなか身近に感じるものではないので、だいたいのイメージはつくが詳しい作業内容はわからないという方もいらっしゃると思います。
今回は、特殊清掃についていろいろとお話させて頂きます。

1. 特殊清掃とは

特殊清掃とは、事件・事故・自殺などの変死現場や独居死・孤立死・孤独死などで死後誰にも発見されず、長時間経過し遺体の腐敗や腐乱が進んだことによりダメージを受けた室内を特殊な清掃・除菌・消臭をして原状回復や原状復旧する業務のことです。
遺体の腐敗や腐乱が進むと、血液や体液が布団やカーペット・畳・フローリングだけでなく、場合によっては床下にまで染み込むこともあるので、徹底的にクリーニングをしていきます。

2.特殊清掃の仕事内容

特殊清掃といっても仕事内容は清掃だけでなくさまざまあります。
これから特殊清掃の仕事内容をご紹介していきます。

① 部屋の原状回復をする

遺体の発見が遅れて腐敗や腐乱が進むと、部屋全体が悪臭・汚染物・害虫などで凄まじいものになっていますし、死臭は世界で一番の悪臭と言われるぐらいの臭いで、床や壁・天井に染み込んでしまうとなかなか汚れや臭いはとれません。
このような現場を完全に原状回復させるために、さまざまな作業が行われています。

・害虫を駆除する

遺体の腐敗や腐乱が進むことで、ハエやウジ虫、ゴキブリなどの害虫が大量発生します。
そのまま害虫を放置しておくと清掃の妨げになるだけではなく、近隣へ菌を運びだす恐れがある為、専用の殺虫剤や燻煙剤などで徹底的に駆除を行います。

・消毒・除菌をする

実際に現場で作業を行う作業員の自己防衛と近隣へ感染症などを広げない為に、特殊清掃専用の特殊な薬剤と機器を使用して、消毒や除菌を行います。
消毒や除菌を行う際には、プロでもどこに菌が付着しているかわからないので、細かな隙間なども徹底的に行います。
業者により使用する消毒剤や機材などは異なるので、作業の質や料金も異なります。
料金が安い業者は、殺菌力の低いものを使用している可能性が高いので注意が必要です

・汚染物を除去する

遺体の腐敗や腐乱が進むと、血液や体液で布団やまくら・ベットや家具などが汚染されます。
場合によっては、床下や壁にまで汚れが染み込んでいることもあるので、汚れが染み込んだカーペットや畳・フローリング・壁紙を剥いで、床下や壁など全て徹底的に清掃を行います。

・消臭をする

どれだけ見た目が綺麗になっても、死臭というのは世界で一番の悪臭と言われるぐらい強烈で臭いは消えないので、特殊清掃専用の消毒剤や機器を使用して消臭作業を行います。
消臭作業が終わると実際に臭いが消えたか作業員が直接確認して、まだ臭いが残っている場合は、完全に臭いが消えるまで何度もいろいろな作業で消臭をします。
ここで消臭作業が確実に行われていないと、後日悪臭が戻ってくることもあるので、消臭作業は大変重要で慎重に行われます。
消毒と同様で業者により消臭剤や機材の種類は異なる為、作業の質や料金に差がでてきますし、料金が安い業者はそれなりの消臭力しかない可能性があるので気をつけましょう。

・解体やリフォームを行う

中には、特殊清掃の他に床や壁を一度剥いで新たに内装をリフォームしなければ原状回復が不可能なこともあります。
それは、体液が床下や壁の内部まで浸透してしまっている場合で、特に木材の内部まで浸透してしまっているケースに多いようです。
中には悪質な業者がいて、特殊清掃費とリフォーム費の二重に費用が発生することを利用して本来では特殊清掃のみで良かったのにリフォームを進めてくる業者もいるので、業者を選ぶ際には注意しなければいけません。

② 遺品整理

特殊清掃業者は、特殊清掃だけでなく遺品整理も行っている会社が多いようです。
特殊清掃現場では通常の遺品整理とは異なり、遺品にも臭いが付着しているので、速やかに遺品整理を行わなければいつまでも悪臭が残ってしまう場合があります。
特殊清掃を行う際に、遺品整理も業者に依頼されたほうが良いかもしれません。
特殊清掃業者に遺品整理を依頼すれば、凄絶な現場の為に遺族や関係者が立ち入ることが難しい場合でも、貴重品や思い出の品などの遺品を仕分けしてくれます。
中には、遺品を買取してくれる特殊清掃業者もいて、遺品に臭いが染み込んで買取が難しいものの処分も行ってくれるので、処分の際も困ることはないでしょう。

③ 不用品や粗大ゴミの処分

特殊清掃業者には、家電リサイクル料金が必要な冷蔵庫やテレビ・エアコン・洗濯機や、処分するのに費用がかかる大型の不用品や粗大ゴミの処分をお願いすることができます。
高齢者の孤独死の場合などは、物の処分ができず不用品にまみれている現場が多いのですが、大型の不用品や粗大ゴミが大量にあるとその分費用が増加して、特殊清掃全体の料金が高くなってしまいます。
業者の中には、依頼者の負担が大きくなるので、家電リサイクル料金を割り引いてくれる良心的な業者もいます。

3.特殊清掃業者に依頼をする際に気をつけること

・追加料金の有無を確認する

特殊清掃を依頼する前にはまず見積りをだしてもらうのですが、その際には特殊清掃にかかる費用を細かくチェックしましょう。
全ての作業項目や合計金額が記載されていて、これ以上の料金の請求は無いことなどが明確に提示されている業者は、よほどの悪徳業者でない限りは支払い時にそれ以上の金額を請求されることはないので安心でしょう。
最初の見積り費用が安くても、別途費用がかかる場合があるとか◯◯代は別途必要などと記載されている見積書は注意が必要で、悪徳業者の可能性が高いです。
中には、見積書の隅のほうに小さな字で表記する悪徳業者もいるので、見積書を受け取った際には、隅々までチェックしましょう。
追加料金の費用や有無について詳しく教えてもらえない場合は、別の業者に変えたほうが良いかもしれません。

・必要ない特殊清掃作業やオプションが含まれていないか確認する

悪徳な業者に見積りを依頼すると、遺品整理は遺族で行うのに料金の中に遺品整理費用も含まれていたり、遺族が混乱していることを利用して過剰なリフォーム工事費用を含めてきて、実際に特殊清掃にかかる料金よりも多額の費用が見積りに含まれていることがあるので注意が必要です。
近所からの苦情などにより早急に作業してもらう必要がある場合は、早く解決したい為に見積書の細部まで確認ができず、作業が終わり費用を支払い終わった後に必要のない項目が含まれていたことに気づくケースがよくあるようです。
まとめ
今回は、特殊清掃についていろいろとお話させて頂きましたが、いかがでしたか?
だいたいのイメージはついても詳しい作業内容はわからないという方もいらっしゃったのではないでしょうか。
なかなか身近に感じるものではないからこそ、万が一、特殊清掃作業を依頼されることがあれば、上記の内容を参考に後々に後悔することがないようにして頂ければと思います。
もし広島にお住まいの方で今回お話した特殊清掃についてお困りの方がいらっしゃいましたら、ぜひあぐりにご相談ください。
あぐりは、お客様のニーズを第一に考え日々業務を行っております。
納得される料金・費用で受注させて頂くのはもちろん、作業も誠心誠意行うのでお客様からとても定評を頂いております。
他社からのお見積書をご提示頂ければ、確実に他社よりお安くお客様のご納得のお値段でお引き受け致します。
買い取りに関しても、相場の買い取り価格よりも確実に1円でもお高く買い取り回収させて頂きます。
多忙なお客様のご都合、ご希望に合わせて訪問・見積り・作業をさせて頂きます。
その他にも、遺品整理、生前整理、不用品の回収、お引っ越しまで幅広い分野で活動させて頂いておりますので、お気軽にお問い合わせください。

ハウスクリーニングについて

みなさんは、ハウスクリーニングとは一体どういうものかご存知でしょうか?
大体のイメージはあっても、具体的にはどんなことをするか知らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今日は、ハウスクリーニングについていろいろとお話させて頂きます。

1.ハウスクリーニングとは

ハウスクリーニングとは、清掃サービスを専門とする業者に依頼をして家の中のいろいろな所を徹底的に掃除してもらうサービスのことです。
ハウスクリーニングを利用するケースは、仕事や子育てなどで忙しいため、なかなか家の中を掃除・片付けをする時間がない方だけでなく、しっかり掃除をしたい方などさまざまです。

2.ハウスクリーニングのサービス内容

・床の掃除

長年生活をしていると、ぞうきんやモップなどで床を拭いても取れない汚れが付着していることがあります。
ハウスクリーニングを依頼すると、こびりついた汚れやシミを落とすのに専用の洗剤と道具を使って床を磨くので、自分で何度も掃除しても落とせなかった汚れやシミを綺麗にしてくれます。
またフローリングのワックスがけをお願いすると、床の傷が目立たなくなるだけでなくフローリング自体が長持ちするのでおすすめです。
業者により作業にかかる時間は異なりますが、ワックスがけまでお願いをするとだいたい1時間半程で作業が完了するようです。

・レンジフードの掃除

レンジフードは、頑固な油汚れがつきベタベタしてなかなか汚れが取れなくなるので、定期的に掃除をする必要があります。
長時間掃除せずに放置すると、油汚れにホコリが溜まって熱がこもり、発火する可能性があるので大変危険です。
今までレンジフードを掃除したことがない方や、油汚れがひどく自力で落とすのが困難な方は依頼をされてみると良いでしょう。
だいたい作業は、2~3時間程で完了するようです。

・水回りの掃除

キッチンやトイレ、お風呂などの水回りの掃除も対応可能で、市販の洗剤では落とせないしつこい水垢やカビ、石鹸カスも綺麗にしてくれます。
天井や排水溝などにこびりついた汚れを自分で落とすのは困難ですし、業者に依頼をした方が綺麗な状態を保つことができます。
また中にはトイレにしみついた臭いが気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
トイレの臭いの原因は、主に尿石と言われていて便座などによく付着するのですが、無理に取ろうとするとトイレを傷つけてしまう可能性があるので気をつけなければなりません。
業者に依頼をすることで、気になる臭いもなくなることでしょう。
清掃箇所や汚れ具合によって作業時間は異なりますが、だいたい2時間程で作業は完了します。

・エアコンの掃除

エアコンを一定期間使用していると、効きの悪さを感じたり、内部にカビやホコリが溜まったことが原因で臭いが気になることがあります。
中には、自分でエアコンの掃除をされる方もいるようですが、フィルターの中まで開けて徹底的に掃除をするのはなかなか難しいものです。
業者に依頼すると、専用の道具を使って隅々まで綺麗に掃除をしてくれるので、内部に汚れが残ることもなく安心できるでしょう。
エアコンの種類や状態により作業時間は異なりますが、最低でも2時間ぐらいはかかるようです。さらにお掃除機能があるエアコンは、通常のエアコンよりも構造が複雑なため、4時間程度かかることもあります。

3.ハウスクリーニングを利用するメリット

・スムーズに清掃が終わる

ハウスクリーニング業者は、掃除のプロフェッショナルなので、日々いろいろな場所で清掃作業を行っています。
そのため、自分でするよりも効率良く掃除することができ、短時間で作業が終わるので、それだけ時間を有効に使えるでしょう。

・しっかり部屋の掃除ができる

プロ専用の洗剤や専用の道具を使うことで、徹底的に掃除を行うことができるので、自分では掃除できない場所もしっかり綺麗にしてもらえます。
自分で掃除するのが難しい場所を掃除するのはなかなか大変ですし、多くの時間と労力を費やすことになりますが、業者に依頼をすればあっという間に綺麗に掃除をしてくれます。

・部屋にしみついた気になる臭いがなくなる

日々生活をしていると、生ゴミやタバコなどの強い臭いだけでなくその他の生活臭が自分では気づかないうちに部屋につくものです。
賃貸の部屋から引っ越しされる前に業者に依頼をすると、原状回復の清掃や臭いをきちんと取ってくれるので、退去手続きの際にトラブルになることもないでしょう。

4.ハウスクリーニングを利用するデメリット

・費用がかかる

清掃のプロに依頼をすることで、普段自分が清掃するのに比べて短時間でしっかり綺麗になりますし、掃除するのが困難な場所も掃除をしてくれますが、その分費用がかかります。
できるだけ費用を抑えたい方は、自分で掃除できるところは行い、どうしても難しいところのみを業者に依頼をされると良いかもしれません。

・業者とやり取りをしなければいけない

ハウスクリーニングを依頼するには、まず業者をいくつか見つけて、それぞれの業者に問い合わせをする必要があります。
問い合わせをした後に、依頼したい内容について相談をして見積りを出してもらって、作業日を決めて清掃してもらうことになります。
業者を1社に決めていれば、連絡するのにそこまで手間はかかりませんが、いくつかの業者に連絡をして、プランや見積りを比較するのは大変かもしれません。
しかし業者に依頼をされる際には、サービス内容や費用などを比較検討することで、費用の相場を知ることができますし、客観的に判断することができるので、複数の業者に見積りを依頼した方が良いでしょう。
まとめ
今回は、ハウスクリーニングについていろいろとお話させて頂きましたが、いかがでしたか?
大体のイメージはあっても、具体的にはどんなことをするか知らないという方もいらっしゃったかもしれません。
日々生活をしていると、自分では気づかないうちに生ゴミやタバコなどの強い臭いだけでなくその他の生活臭が部屋についています。
また普段なかなか掃除がしにくい場所などを自分で掃除しようとすると、大変な作業となりますし、多くの時間と労力を費やすことになるでしょう。
業者に清掃を依頼することにより、自分で清掃するよりも短時間で作業が終わり、徹底的に綺麗にしてもらうことができます。
仕事や子育てなどで忙しく、なかなか家の中を掃除・片付けするのが難しい方だけでなく、しっかり掃除をしたい方などは、ぜひ一度ハウスクリーニングを利用すされることをおすすめします
もし広島にお住まいの方で不用品の回収についてお困りの方がいらっしゃいましたら、ぜひあぐりにご相談ください。
あぐりは、お客様のニーズを第一に考え日々業務を行っております。
納得される料金・費用で受注させて頂くのはもちろん、作業も誠心誠意行うのでお客様からとても定評を頂いております。
他社からのお見積書をご提示頂ければ、確実に他社よりお安くお客様のご納得のお値段でお引き受け致します。
買い取りに関しても、相場の買い取り価格よりも確実に1円でもお高く買い取り回収させて頂きます。
多忙なお客様のご都合、ご希望に合わせて訪問・見積り・作業をさせて頂きます。
その他にも、遺品整理、生前整理、特殊清掃、お引っ越しまで幅広い分野で活動させて頂いておりますので、お気軽にお問い合わせください。

遺品整理を業者に依頼した際に起きやすいトラブル

遺品整理を行うには、莫大な労力と時間がかかり遺族の方には大きな負担がかかってしまいます。だからこそ、専門の業者に依頼される方も少なくないかと思います。
しかし、最近では業者に依頼をしたことにより、思いもよらないトラブルに巻き込まれてしまうケースが増えてきています。
今日は、遺品整理を業者に依頼した際に起きやすいトラブルとその対策法について、いろいろとお話させて頂きます。

1.遺品整理を業者に依頼した際に起きやすいトラブルとは?

・高額な請求や不当な追加料金を請求される

こちらは、業者に依頼した際に起きるトラブルの中でかなり多いケースです。
想定より遺品の量が多かったなどの理由から、見積りの際には含まれていなかった料金を新たに追加請求されることがあるようです。
本来は業者に依頼をする前に見積りをだしてもらい、その金額や作業内容に納得した上で契約を結ぶのですが、中には最初から見積りを出してくれない悪徳業者もいるようです。
このようなトラブルに巻き込まれないためには、業者と契約を結ぶ前には必ず何の作業にどのくらい費用がかかるのか詳細の見積りをだしてもらいましょう。
その際は追加料金の有無も確認して、無い場合はその旨を契約書に記載してもらうと安心でしょう。
また遺品整理を行う機会はそんなにないので、相場を知らない方も多いと思います。
業者に見積りを依頼される際には、少なくとも3社以上に依頼をして料金やサービス内容を比較すると良いでしょう。
そうすることでだいたいの相場もわかりますし、交渉もしやすくなるでしょう。

・相場以下の金額で遺品を買取しようとする

遺品整理を行うと、骨董品や美術品・希少価値の高そうな遺品がでてくることがありますが、業者の中には、それらの遺品を買い取ってくれるところもあります。
きちんと査定を行って適切な価格で買い取ってくれる業者であれば良いのですが、相場以下の値段で買取を行おうとする業者もいるようです。
業者に遺品の買取をお願いする際には、見積りをだしてもらってその場で決断するのではなく一度時間をおき考えるようにしましょう。
買取品の査定額を参考にしながら、リサイクルショップなどで査定を依頼してみるのも良いでしょう。
骨董品や美術品・宝石・貴金属・ブランド品や趣味嗜好品などの相場は、なかなかわかりづらいものです。価値がわからないものについては、専門の買取業者に査定してもらったほうが買取価格が高くなる可能性があるでしょう。

・遺品整理作業中に発見された貴金属や現金を盗まれる

悪質な業者は、遺品の中から貴金属や現金が発見されても報告せずに依頼主が見ていない隙を狙って盗むこともあるようです。
対策としては、業者を家に入れる前に貴重品などはあらかじめ金庫か別の場所に保管しておくと良いでしょう。

・引き取った遺品を不法投棄する

業者が回収した遺品は、自治体が定めた施設に持ち込み処分をしなければいけません。
しかし、正規の施設には一般廃棄物収集運搬業などの許可がなければ持ち込むことができません。その結果、引き取った遺品を山中へ不法投棄するなどして正しく遺品を処理してもらえなくなります。
不法投棄は環境汚染などの悪影響もありますが、そもそも法律で禁止されているため、不法投棄をした業者だけでなく、依頼をした人まで処罰されることがあるので気をつけなければいけません。
対策法としては、業者に依頼する際には一般廃棄物収集運搬業など必要な許可をきちんと得ているか確認することが大切です。

・形見や権利書などを見つけても確認せずに勝手に処分する

遺品整理を行っていると貴金属や現金などと同じく、土地の権利書や残しておきたい形見などの大切なものが発見されることもあります。
善良な業者であれば、それらを見つけた場合は必ず依頼主に確認をして勝手に処分することはありませんが、悪質な業者は確認することなくどんどん不用品として勝手に処分してしまいます。
大切なものを勝手に処分されないためには、作業を始める前に依頼主の許可なく遺品を勝手に引き取とらないことを業者によく伝えておいたり、大切なものが事前にわかっている場合は、別の場所へ保管しておくと良いかもしれません。
業者に全て任せるのではなく、仕分けのみをしてもらい、手元に残すか処分するかの判断は自分で行うようにするとトラブルを防ぐことができるでしょう。

2.悪質な業者の特徴とは?

・他社と比べて費用が安すぎる

遺品整理を業者に依頼する際、できるだけ費用を安く抑えたいという方も多いのではないでしょうか?
しかし他社と比べて費用が安すぎる業者は、最初の見積りでは安い費用を提示しておいて後から理由をつけて追加の費用を請求する可能性があるので注意が必要です。

・現場訪問なしで見積りをだす

遺品整理で業者に見積りを依頼する際、基本的には現場で遺品の量や種類・部屋の大きさなどを直接確認した上で費用を算出してもらいます。
中には、現場訪問なしで電話やメールで簡単に状況を確認しただけで、見積りをだしてくれる業者もいますが、当てにならないと思ったほうが良いでしょう。
想定より遺品の量が多かったなどいろいろな理由をつけて、後から高額な追加料金を請求される場合があるので、注意が必要です。

・業務を行う上で必要な許可を取得していない

遺品整理業者は業務を行う際に、一般廃棄物収集運搬業などいくつか許可が必要となります。
資格のない業者に依頼をすると、遺品を悪用されたり乱雑に扱われたり、中には不法投棄される場合があります。
業者に依頼をする際には、必要な許可を取得しているかどうか確認したほうが良いでしょう。

・ホームページなどで業者の情報を公開していない

業者を探す際にインターネットで検索される方は多いと思いますがホームページなどで業者の情報を詳しく載せていない業者には注意が必要です。
実績や事例を多く持っている業者は、公式のホームページがあり、スタッフ紹介や事例案件、料金システムなどの情報を載せています。
業者を探す際は、ホームページなどを参考にされると良いでしょう。
まとめ
今回は、遺品整理を業者に依頼した際に起きやすいトラブルとその対策法について、いろいろとお話させて頂きましたがいかがでしたか?
最近では業者に遺品整理を依頼をしたことにより、思いもよらないトラブルに巻き込まれてしまうケースが増えてきているのが現状です。
これから遺品整理をされる方が、今回お話した内容を参考に善良な業者に依頼をし、トラブルに巻き込まれることなく、スムーズに遺品整理を行って頂ければと思います。
もし広島にお住まいの方で今回お話した遺品整理についてお困りの方がいらっしゃいましたら、ぜひあぐりにご相談ください。
あぐりは、お客様のニーズを第一に考え日々業務を行っております。
納得される料金・費用で受注させて頂くのはもちろん、作業も誠心誠意行うのでお客様からとても定評を頂いております。
他社からのお見積書をご提示頂ければ、確実に他社よりお安くお客様のご納得のお値段でお引き受け致します。
買い取りに関しても、相場の買い取り価格よりも確実に1円でもお高く買い取り回収させて頂きます。
多忙なお客様のご都合、ご希望に合わせて訪問・見積り・作業をさせて頂きます。
その他にも生前整理、不要品の回収、特殊清掃、お引っ越しまで幅広い分野で活動させて頂いておりますので、お気軽にお問い合わせください。

査定してもらった方が良い遺品とは?

遺品整理を行っていると、希少価値が高そうなものや状態が良くまだまだ使用できそうな遺品などが出てくることがよくあります。
みなさんは、査定してもらった方が良い遺品にはどんなものがあるかご存知でしょうか?
実際に遺品整理を経験されたことがある方はご存知かもしれませんし、全くご存知ない方もいらっしゃるかもしれません。
今日は査定してもらった方が良い遺品について、いろいろとお話させて頂きます。
これから遺品整理をされる方にぜひ、参考にして頂ければと思います。

1.遺品整理を行う際の注意点

遺品整理を行う際は、個人で勝手に判断して整理をしてしまうと、後々にトラブルになってしまうことがあるので注意が必要です。
遺品整理を行う前に確認するべきことをいくつかご紹介します。

・遺言書の有無を確認する

まず遺言状の有無を確認します。
法律で定められた形式で記載された遺言書は法的効力をもつので、その内容に従い整理や処分を行わなければなりません。
預貯金や骨董品・指輪や宝石などの貴金属を受け継いでほしい人が記載されていたり、遺品の処分方法が記載されていることがあります。
遺言書がない場合は、家族や親族と話し合いをして処分方法を決めましょう。
売却するのであれば、売ったお金をどのように分けるのかも決めておくことでトラブルを事前に防ぐことができます。

・財産がどれくらいあるか確認する

実際に手元に残していた現金などを含めると、預貯金額と通帳に記載されている金額が違う場合があるので、正確な金額を把握するためにも財産がどれくらいあるのか確認をして、記帳しておきましょう。
財産の中には、預貯金や不動産、車だけでなく骨董品や趣味で集めていたコレクター品など、素人では判断が難しい高額なプレミアム品がある可能性があります
また借金やローンなどのマイナスとなる財産も忘れてはいけません
預貯金などのプラスとなる財産とマイナスとなる財産を全て明らかにすることで、相続や手続きをスムーズに行うことができます。

・相続人を確認する

遺言書によっては、家族・親族以外の全く知らない人が相続人として記載されている場合があります。
故人の全ての財産と相続人がはっきりすれば、遺産分割協議を行い財産の分配について話し合いを行います。
その際に、遺産分割協議書を作成して話し合い合意に至った内容をまとめておくことで、後々にトラブルになることを防げます。
遺品整理を行う際は、相続などの手続きが全て完了してから行うとトラブルを防ぐことができます。

2.査定してもらった方が良い遺品とは?

・貴金属

金や銀、プラチナなどは常に高額で取引されますが、1gの相場が決まっているため買取金額が変動するのでタイミングを見極めるのが大切です。
指輪やイヤリング、ネックレスなどのアクセサリーなどは、デザインが古かったり破損していても高額で買取されることがあります。

・時計やブランド品

時計は高額で買取されることが多く、人気で定番のブランドのものは古いものでも、値崩れせず買取してもらえる可能性があります。
また有名なブランドのバッグや財布などは、最新の型番であれば高額買取の対象となるので査定してもらうことをおすすめします。

・家具や家電製品

アンティーク家具は、需要が高いので高額買取してもらえる可能性が高いです。
家電製品は購入から5年以内のものであれば、買い取ってもらえる可能性があります。
家電リサイクル法の対象となるエアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機も対象ですし、パソコンや携帯電話は広く取引されているので、データを消去して査定してもらいましょう。

・着物

西陣織りや友禅染、大島軸などは美術品としての価値も高いので、状態が良ければ高額買取してもらえるでしょう。
その他の年代や作家によっても高額で買い取ってもらえるものもあります。

・趣味のものやコレクション品

ゴルフ用品・将棋盤・碁盤・カメラ・楽器などの趣味のものも状態や素材、性能などによっては高額で買い取ってもらえます。
また希少価値のあるフィギアや年代物の切手などのコレクション品も対象なので、お持ちの方は一度査定されてみてはいかがでしょうか?

・洋酒や日本酒

高級ブランデーなど年代物のお酒や高級品はコレクターも多く人気の品なので、高額で買い取ってもらえる可能性が高いです。

・骨董品

骨董品は価値を見極めるのが難しいので、自分で判断しづらく長期間放置してしまう方もいらっしゃるかもしれません。
中には、高額で買い取ってもらえるものもあるかもしれないので、正確な価値を知るためにも査定してもらった方が良いでしょう。

・仏壇や仏具

知らない方も多いかもしれませんが、実は仏壇や仏具、仏像なども買い取ってもらうことができます。
売ると罰が当たりそう、処分するのが申し訳ないと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、魂抜きをすれば問題ないので査定してもらうと良いでしょう。

★高額で買い取ってもらうためのコツ★

・できるだけ綺麗な状態にする

汚れている場合は、洗剤を使って拭いたり乾拭きするなど査定してもらう前にできるだけ綺麗な状態にすることで査定額が大幅にアップします。
また購入時の状態に近ければ近いほど、高額な買取をしてもらえるので保管状態にも気をつけたほうが良いでしょう。

・付属品などを揃える

ケースや保証書、取り扱い説明書の有無も査定に大きく影響するので、家電製品やブランド品のバッグ・時計・財布などを購入した際には、処分せずに保管しておきましょう。
骨董品や絵画などの美術品は、入手経路や年代を示す保証書・桐箱・額などが揃っていれば高額に買い取ってもらえることがあります。

3.遺品を効率良く買い取ってもらえるために

遺品にはさまざまな種類がありますが、全てを買い取ってもらうことは不可能でしょう。
遺品を効率良く買い取ってもらうためには、相続の対象となる遺品を除いて、形見分けするもの・それ以外に手元に残すもの・処分するものの3種類に分類しましょう。

・手元に残すもの

現金や実印、通帳などの貴重品や契約書や保証書などの大切な書類は手元に残しておきましょう。

・処分するものや形見分けするもの

家具・家電製品・日用品・アルバムなどの家財や洋服などの衣類、着物・骨董品・本・楽器・フィギアなどのコレクション品などの趣味用品の中から、自分が形見として欲しいものや他の人に譲るもの、処分するものに分類します。
もし分類するのに迷った場合は、一旦保留にして残しておきましょう。勢いで処分をして後々後悔することがないように、処分する際には焦らずゆっくり考えて気持ちを整理してから処分するようにしましょう。
まとめ
今回は査定してもらった方が良い遺品について、いろいろとお話させて頂きましたがいかがでしたか?
遺品整理を行っていると、希少価値が高そうなものや状態が良くまだまだ使用できそうな遺品などが出てくることがよくあります。
これから遺品整理をされる方は、今回お話した内容をぜひ参考にして頂ければと思います。
もし広島にお住まいの方で遺品整理についてお困りの方がいらっしゃいましたら、ぜひあぐりにご相談ください。
あぐりは、お客様のニーズを第一に考え日々業務を行っております。
納得される料金・費用で受注させて頂くのはもちろん、作業も誠心誠意行うのでお客様からとても定評を頂いております。
他社からのお見積書をご提示頂ければ、確実に他社よりお安くお客様のご納得のお値段でお引き受け致します。
買い取りに関しても、相場の買い取り価格よりも確実に1円でもお高く買い取り回収させて頂きます。
多忙なお客様のご都合、ご希望に合わせて訪問・見積り・作業をさせて頂きます。
その他にも、生前整理、不用品の回収、特殊清掃、お引っ越しまで幅広い分野で活動させて頂いておりますので、お気軽にお問い合わせください。

残置物の処分方法

みなさんは、残置物とは一体どういうものか、またその処分方法についてご存知でしょうか?
実際に残置物を処分したことがある方はご存知かもしれませんし、全くご存知ない方もいらっしゃるかと思います。
今日は残置物とは一体どういうものか、またその処分方法についていろいろとお話させて頂きます。

1.残置物とは?

残置物とは、自分が引っ越しする際に今まで住んでいた住居に使わなくなった私物(家具・生活用品・付帯設備・厳密に言えばゴミなど)を置いていくことや、反対に前に住んでいた人が退去の際に残していった私物のことです
例としては、家具(タンス・机・椅子・ソファーなど)、家電製品(冷蔵庫・ガスコンロ・洗濯機・テレビなど)、日用品(衣類・布団・食器・押入の区切り棚・衣装掛けに使用していた突っ張り棒・洗濯物を干す物干し竿など)、趣味嗜好品(ゴルフ用品・カメラなど)、付帯設備(エアコン・照明器具など)、段ボールなどのゴミなどがあります。
賃貸を貸しているマンションオーナーや管理人の中には、残置物を次に住む人に使ってもらうケースもありますが、ほとんどの場合は処分されるようです。

2.残置物の処分の手続き

残置物を残された側としては、どのように処分したら良いのか困ってしまうのではないでしょうか
しかし、残置物の所有権は残していった借主のものなので、貸主が勝手に処分してはいけません。
もし前の住人が残していったからといって勝手に処分をした後に、前の借主がその残置物を取りに来た場合、トラブルにつながる可能性がでてきます。
残置物の所有者は残していった借主なので、処分をする際には貸主はきちんと残置物の処分手続きを行いましょう。

・残置物の処分の手続き

残置物を処分する前には、所有者に連絡を取る必要がありますが連絡がつかないことが多いようです。しかし、連絡がつかないからといって勝手に処分をしてはいけません。
所有者に連絡がつかない場合は、裁判所に申し立てを行い、明け渡し訴訟を起こして強制執行手続きを行い、強制的に処分を執行してもらいましょう。
強制執行を検討されている人は、事前に弁護士など専門の知識を持っている人へ相談されることをおすすめします。
また所有者に連絡がついた場合で、所有権を放棄するといったケースもあります。
この場合は、相手から同意が得られたと考えて良いので、訴訟を起こす必要はなくそのまま処分をしても問題ありません。
残置物の処分の際は、相手に連絡をとって同意を得ることが大切なポイントとなります。
また借主が夜逃げなどにより突然契約を解除し連絡がとれない場合は、賃貸契約を交わす際に記入されている保証人に連絡して事情を話して保証人に処分をお願いする方法もあります。
第三者である貸主が勝手に処分しないことが大切です。

3.残置物の処分方法

・全てゴミとして処分する

残された残置物が不要な場合は、そのまま全てゴミとして処分しましょう。
しかし、残置物の大きさによっては粗大ゴミとして処分しなければいけなかったり、処分するのに有料のゴミ回収車に来てもらう必要があるので、時間や出費がかかります。
ゴミの処分をするのに労力も必要となりますので、最終手段として考えておいたほうが良いかもしれません。

・そのまま所持する

前の残置物の持ち主が所有権を放棄した場合は、所有権は貸主に与えられるので、そのまま保有しても問題はありません。
残置物によっては、貸主にとって必要なものや便利なものがあるケースもあります。
また残置物は貸主の所有物になるので、残置物の中に家具・家電がある場合は、条件付きで次の人に譲渡しても良いでしょう。

・リフォーム会社などに回収を依頼する

前の借主が引っ越して部屋が新たに空いた時には、ほとんどの貸主がリフォーム会社に依頼をして、部屋を清掃して綺麗な状態にしてもらうと思います。
リフォーム会社は、次に住む人のために住居を綺麗な状態にしてくれるので、業者の中には残置物を回収してくれるところもあります。
しかし、基本的にはリフォームが専門なので、仮に残置物を引き取ってくれる場合でも費用が高額になることが多いようです。
出来る限り費用を抑えたい貸主の立場からすると、高額な費用での引き取りはなかなか難しい選択肢になるのではないでしょうか?

・残置物処理業者に引き取りを依頼する

残置物を引き取り処理してくれる残置物処理業者という専業者がいるので、そちらに依頼をする方法もあります。
物の回収だけでなく部屋の掃除なども行ってくれるので、掃除と回収をまとめてお願いしたい方にはピッタリです。
残置物処理業者は、残置物の対処の方法や専門的な知識も得ているので、残置物の対処や残置物に関する悩みにも対応してもらえるので、一度相談されてみるのも良いでしょう。
しかし、業者によっては引き取り可能なものが限られている場合もあるため、業者に依頼をする際には、事前に見積りや対応可能かどうかも確認しておくと良いでしょう。
また、実績がどれだけあるのかによって対処方法などは異なってくるのでこれまでの実績を確認して信頼できる業者に依頼や相談をされることをおすすめします。
残置物の処分費用の相場については、業者によって異なります。
リサイクル家電が含まれている場合は、リサイクル料金が必要になりますし、エアコンなどは取り外し費用が別途必要になることもあります。
人件費やエレベーターの有無、撤去にかかる機材などにもより、費用は異なります。
4.残置物の処分費用は誰が支払うのか?
前の借主が所有権の放棄をして処分することができる場合、前の借主に処分にかかる費用を請求することができます。
また裁判所に申し立てを行って明け渡し訴訟を行った場合の訴訟費用なども、一旦は貸主が負担することになりますが、後々に借主に請求することが可能です。
しかし、支払い能力がないケースが多いので、借主から費用を回収することができずに貸主の負担となる場合が多いようです。
まとめ
今回は残置物とは一体どういうものか、またその処分方法について、いろいろとお話させて頂きましたが、いかがでしたか?
普段生活をしていると残置物にはあまり縁がないように思われる方もいらっしゃると思いますが、もし引っ越しを考えられてる方は残置物を残さないようにしたほうが良いですし、新しい引っ越し先で残置物の有無も確認しましょう。
また残置物の処分の方法を誤ってしまうと、トラブルに巻き込まれてしまう可能性もあるので、処分する際には勝手に自分で判断して処分するのではなく、必ずきちんと手続きを行って処分をするか、一度専門家に相談されると良いでしょう。
もし広島にお住まいの方で今回お話した不用品の回収についてお困りの方がいらっしゃいましたら、ぜひあぐりにご相談ください。
あぐりは、お客様のニーズを第一に考え日々業務を行っております。
納得される料金・費用で受注させて頂くのはもちろん、作業も誠心誠意行うのでお客様からとても定評を頂いております。
他社からのお見積書をご提示頂ければ、確実に他社よりお安くお客様のご納得のお値段でお引き受け致します。
買い取りに関しても、相場の買い取り価格よりも確実に1円でもお高く買い取り回収させて頂きます。
多忙なお客様のご都合、ご希望に合わせて訪問・見積り・作業をさせて頂きます。
その他にも、遺品整理、生前整理、特殊清掃、お引っ越しまで幅広い分野で活動させて頂いておりますので、お気軽にお問い合わせください。

遺品を処分する際に罪悪感を感じたら?

故人への想いが強ければ強いほど、故人が生前大切にされていた遺品を処分するのに戸惑ってしまったり、罪悪感を感じたり、なかなか手放す決断をするのが難しいのではないでしょうか。
遺品を処分するのに躊躇されるのは、故人を大切に思われるからこそのことなので自然なことだと思います。
しかし、遺品を全て手元に残しておくには場所が必要となりますし、現実的に考えると難しいので、不要な遺品については処分をしたほうが良いでしょう。
今回は遺品を処分する際に罪悪感を感じる方へ対処法などをいろいろとお話させて頂きます。

1.なぜ遺品を処分するときに罪悪感を感じる?

遺品を処分する際に、罪悪感を感じる理由をいくつかお話します。理由を知ることで納得ができますし、感情のコントロールもしやすくなるのではないでしょうか。

・故人との思い出が詰まっているものだから

写真や日記など故人との思い出が詰まっているものは、なかなか処分がしにくいようです。
残しておける場合は残したほうが良いですが、カビや虫害などが発生しいたり、孤独死の現場で見つかり死臭がついているなど保存状態があまり良くない場合は、健康面での実害が起きる可能性があるので、遺品供養をするなどして処分をしたほうが良いでしょう。

・故人に対する気持ちの整理がついていないから

故人が亡くなったことを受け入れらず気持ちの整理がついていない方は、遺品の処分に対して罪悪感や抵抗感を感じるようです。
気持ちの整理はなかなか難しいですが、時間がたてばたつほど現実味をおびてきますし、少しずつ向き合う気持ちがでてくるでしょう。

・処分したらバチが当たりそうなものだから

遺品整理を行っていると、仏壇や神棚などがでてくることはよくあります。
しかし既に遺族自身の家にあったり、大きすぎて置ける場所がないなどの理由で処分をしたいがなかなか捨てにくく悩まれる方も少なくないようです。
仏壇や神棚などは独特の遺品供養で処分することになりますが、その方法は以前ご紹介しているので、興味がある方はご参照ください。

・家族や親族で形見分けをしなかったから

家族や親族で形見分けを行った場合、本当に大切な遺品は全て形見分けされ、残った遺品は誰も必要としないので処分をするのにあまり罪悪感を感じないようです。
反対に形見分けを行わないと、家族や親族で遺品について話し合わず、本来であれば必要であったかもしれない遺品とそうでない遺品が混じっている状態のまま、遺品を処分することになるので罪悪感を感じやすいということになります。
遺品の処分をする際に少しでも罪悪感をなくしたいという方は、家族や親族できちんと話し合って形見分けを行ったほうが良いでしょう。

・遺品が供養できることを知らないから

遺品を処分するということは、普通のゴミと同じように捨てるというイメージがあるので、罪悪感を感じる方もいるようです。
普通のゴミと同じように処分することも可能ですが、遺品を供養してから処分する方法もあります。
遺品供養とは、生前故人が愛用していたものや、思い出などがあり捨てるには少し戸惑ってしまうものなどを僧侶や神主にお経や祝詞を唱えてもらい、遺品に宿っている魂を抜いてから処分してもらうことです。
いろいろな思い出を振り返りながら感謝の気持ちを込めて遺品を供養することで、故人を偲びながら心の整理を行うことができるので、罪悪感を減らすこともできるでしょう。

2.遺品を処分する際に罪悪感をなくす考え方

・故人の立場になりどうしてほしいか考える

遺品を処分したら故人に悪いという気持ちもあると思いますが、一番大切なのは故人を想う気持ちです。また故人の思い出は遺品ではなく、遺族の心の中に刻まれています。
遺品を処分しなければ、遺品にまみれて生活していかなければいけませんが、果たしてそれを故人は望んでいるのでしょうか?
必要なものだけを残してあとはどんどん処分していくほうがきっと故人も喜ばれるでしょう。
故人の立場になり、どうすることが一番故人が喜ぶのか考えて行動してみましょう。

・全ての遺品はいつか誰かが処分する

遺品整理を行う方が遺品を大事に残していても、その方が亡くなると今度はそ家族が遺品を整理することになります
よほどの遺品でなければ、代々受け継がれることは少ないのではないでしょうか。
そうなるといつかは全ての遺品は最終的に処分されることになります。
残しておきたい遺品はあると思いますが、後々のことを考えて残しておく遺品を決めていく必要があります。

・いつか必要になるかもというものは残さない

大掃除や断捨離の際にもよくあることですが、いつか必要になるかもといって残したもののほとんどは、他のもので代用ができたりするので結局必要になることはありません。
たとえ必要になることがあった場合でも、その機会は数年に一度であったり、なければなくてもどうにかなることが多いので、いつか必要になるかもという理由で遺品を残すのはやめておいたほうが良いでしょう。

3.罪悪感なく遺品を処分する方法

・家族や親族で形見分けを行う

家族や親族できちんと話し合って形見分けを行うことにより、故人の想いが詰まった遺品は全て大切な人に託すことができます。
残った遺品は誰も必要としないので、あまり罪悪感を感じることなく遺品を処分することができるでしょう。

・リサイクルショップに引き取りをお願いする

リサイクルショップに引き取りをお願いすれば、遺品を回収してくれるので自分たちで処分をする必要がありません
また希少価値のあるものや状態が良くまだ使用できるものについては、買取を行ってくれるのでお金に還元することもできます。
遺品をそのまま捨てるのではなく誰か必要としてくれる人に渡ることで、故人も喜んでくれるのではないでしょうか。

・遺品整理業者に依頼をする

遺品整理業者の中には、遺品の回収だけではなく供養も行ってくれる業者がいます。
遺品を処分するのは故人に申し訳ないと思う方は、遺品の供養を行うことで罪悪感を減らすことができるでしょう。
まとめ
今回は、遺品を処分する際に罪悪感を感じる方へ対処法などをいろいろとお話させて頂きましたがいかがでしたか?
故人への想いが強ければ強いほど、遺品を処分する際に戸惑ってしまったり、罪悪感を感じたり、なかなか遺品を手放す決断ができないようです。
故人への想いは大切ですが、いつまでも遺品の整理ができないままでいると、遺族の方もなかなか気持ちの整理をつけることができず新たな一歩を踏み出すことができません。
そのような状況を見てもきっと故人は喜ばないはずです。
遺品を処分することは気持ち的に複雑で難しいことだとは思いますが、故人のことを考えて少しずつ遺品の整理や処分を行いながら、遺族の方が気持ちの整理もつけて頂ければ良いなと思います。
もし広島にお住まいの方で遺品整理についてお困りの方がいらっしゃいましたら、ぜひあぐりにご相談ください。
あぐりは、お客様のニーズを第一に考え日々業務を行っております。
納得される料金・費用で受注させて頂くのはもちろん、作業も誠心誠意行うのでお客様からとても定評を頂いております。
他社からのお見積書をご提示頂ければ、確実に他社よりお安くお客様のご納得のお値段でお引き受け致します。
買い取りに関しても、相場の買い取り価格よりも確実に1円でもお高く買い取り回収させて頂きます。
多忙なお客様のご都合、ご希望に合わせて訪問・見積り・作業をさせて頂きます。
その他にも、生前整理、不用品の回収、特殊清掃、お引っ越しまで幅広い分野で活動させて頂いておりますので、お気軽にお問い合わせください。

遺品整理が大変な理由とは

遺品整理という言葉を聞いてなんとなく大変そうだなと思う方も多いと思いますが、具体的にどのようなことを行うのか、また大変な理由について詳しくはわからない方という方もいらっしゃると思います。
今回は遺品整理が大変な理由とその解決方法について、いろいろとお話させて頂きます。

1.遺品整理とは?

まず遺品整理とは、一般的には亡くなられた方の残された物(遺品)を形見分けを行ったりした上で整理し、部屋を綺麗に清掃して現状復帰することを言います。
だいたいの人が、ある程度まとまった量の身の回り品に囲まれながら生活をしていますが、
もしそのたくさんの量の身の回り品を残したまま亡くなったらどうなるのでしょうか?
答えは、残された遺族の方たちが故人とのたくさんの思い出を偲びながらも、それらを遺品として残しておくのか処分するのか判断をして、処分するものに関してはリサイクル業者や買い取り業者に依頼するか自分たちで廃棄するのか・・・等、いろいろと悩みながら整理をしていかなければいけません。
また遺品整理は、残された身の回り品をすべてただのゴミとして処分し綺麗に片付け現状復帰をすることを言うわけではありません。
仏壇や写真、手紙、日記など亡くなられた方が生前大切にしてこられた想い入れの強い品などは、ご供養して処分したり残された物一つ一つを丁寧に扱い、故人を偲びながら適正に処理をしてこそ遺品整理と言えます。
故人のためにご遺族の方が行ってあげたいものですが、そうすることにより故人との精神的なお別れをし、故人と遺族の人生に区切りをつけることができる大切な作業と言えるでしょう。

2.遺品整理が大変な理由とは?

・多くの作業時間が必要となる

故人と別々に暮らしていた場合は、まず故人の家に行き作業を行わなければなりません。
また故人が持ち家に住んでいた場合は、家賃などが発生しないため時間を見つけて少しずつ作業を進めていくことができますが、賃貸に住んでいた場合は、家賃などが発生するため急いで作業を行わなければなりません。
また、故人の家が近くにあれば良いですが、遠方の場合は移動する時間なども必要となります。

・精神的に負担がかかる

遺品整理を行うということは、その人の死ときちんと向き合わなければいけないということです。
大切な家族が亡くなり深い悲しみの中で、気持ちの整理ができていないままでの作業は、精神的に大きく負担がかかります。

・金銭的に負担がかかる

一般的なゴミであれば自治体のゴミ回収で処分することが可能ですが、家具や家電などの処分は同じようにはいきません。
自治体の粗大ゴミの回収を依頼するか、家電などは販売店に回収してもらうか、不用品回収業者に引き取りを依頼する必要があります。
処分方法はいろいろありますが、どの方法も別途費用が必用となるので、金銭的に負担がかかると言えるでしょう。

・親族間で相続のトラブルになることがある

遺品整理を行う前に親族間でしっかり話し合いができていれば、トラブルを防ぐことも可能ですが、なかなか日程が合わず話し合うことができないまま遺品整理を行い、後々にトラブルに発展することも少なくありません。
遺品の中に金銭的に価値があるものがあった場合は、その相続についてトラブルになったり、家族が処分してほしくないものを勝手に処分してしまったことによりトラブルになることがあるようです。

3.遺品整理をスムーズに行う方法

・家具や家電など大きなものから整理を行う

家具や家電など大きなものは多くの場所を必用としますし、量産品のために市場価値が高くないものが多いようです。
思い入れがあるものや貴重なもの、必要なものである場合は残しておけば良いですが、そうでなければ処分してしまったほうが良いでしょう。
そうすることにより、作業スペースが広がり整理をスムーズに行うことができます。

・できるだけ大人数で作業する

遺品整理は、遺品の量の多さや莫大な時間や体力を必要とする点からできるだけ大人数で作業を行ったほうが良いです。
人手が多ければ多いほど、作業にかかる日数も短くなりますし、負担も減らせることができるでしょう。
また大人数で作業することにより、話し合いをしながら整理することができるのできるので、後々にトラブルになることも防ぐことができます。

・価値のありそうなものは専門家に査定してもらう

遺品整理を行っていると、貴金属や骨董品・希少価値のあるものなどがでてくることがありますが、それらは買取りを専門としている業者に買取してもらうことにより、高値の価値がつくことがあります。
もし自分で判断することが難しい場合は、専門家に査定の依頼をしてみると良いでしょう。

・遺品を処分する際は、種類ごとに分類して処分する

せっかく遺品を整理しても、そのまま無造作に置いたまま一つずつ処分をしていては、なかなか作業は終わりません。
処分するのか残しておくのか分類する前に、衣類・書籍・食器・日用品雑貨など、それぞれ種類ごとにまとめておきましょう。
そこから種類ごとに分類をしていき、処分するものはどんどん処分していくと作業がスムーズに進んでいくでしょう。

・難しい場合は、専門の業者に遺品整理を依頼する

遺品整理を始めてみたものの、あまりにも遺品の量が多すぎてどこから手をつけたら良いのか、どのように進めていけば良いのか行き詰まってしまう方もいらっしゃると思います。
そんな時には、遺品整理業者に依頼をすると良いでしょう。
遺品整理業者は、遺品を一つ一つ丁寧に扱いながら分類をしていき、依頼者の気持ちに寄り添いながら希望にそった業務をしてくれます
不用品についても故人が生前大切にしてこられた物だからこそきちんと向き合い、必要な場合には遺品を供養してくれる業者もいます。
遺品整理業者は、対応可能な範囲が広く依頼者のあらゆる希望に柔軟に対応してくれる点から費用が高くなることが多いですが、特殊清掃を含めたいろいろな業務を依頼することができるので、依頼者にとっては助かりますし頼りになる存在ではないでしょうか
まとめ
今回は遺品整理が大変な理由とその解決方法について、いろいろとお話させて頂きましたがいかがでしたか?
遺品整理は、故人との精神的なお別れをし、故人と遺族の人生に区切りをつけることができる大切な作業です。
しかし、大切な家族が亡くなり深い悲しみの中で、気持ちの整理がつかないまま作業を行わなければならないのは精神的にとても辛いことだと思います。
またその他にも時間や労力、金銭的にも負担がかかりますし、場合によって親族間でトラブルになることもあります。
せっかくの大切な遺品整理作業が残念な結果にならないためにも、今回お話した内容を参考に、遺品整理を行う方がスムーズに作業して頂ければと思います。
もし広島にお住まいの方で今回お話した遺品整理についてお困りの方がいらっしゃいましたら、ぜひあぐりにご相談ください。
あぐりは、お客様のニーズを第一に考え日々業務を行っております。
納得される料金・費用で受注させて頂くのはもちろん、作業も誠心誠意行うのでお客様からとても定評を頂いております。
他社からのお見積書をご提示頂ければ、確実に他社よりお安くお客様のご納得のお値段でお引き受け致します。
買い取りに関しても、相場の買い取り価格よりも確実に1円でもお高く買い取り回収させて頂きます。
多忙なお客様のご都合、ご希望に合わせて訪問・見積り・作業をさせて頂きます。
その他にも、生前整理、不要品の回収、特殊清掃、お引っ越しまで幅広い分野で活動させて頂いておりますので、お気軽にお問い合わせください。