遺品を処分する際に罪悪感を感じたら?

故人への想いが強ければ強いほど、故人が生前大切にされていた遺品を処分するのに戸惑ってしまったり、罪悪感を感じたり、なかなか手放す決断をするのが難しいのではないでしょうか。
遺品を処分するのに躊躇されるのは、故人を大切に思われるからこそのことなので自然なことだと思います。
しかし、遺品を全て手元に残しておくには場所が必要となりますし、現実的に考えると難しいので、不要な遺品については処分をしたほうが良いでしょう。
今回は遺品を処分する際に罪悪感を感じる方へ対処法などをいろいろとお話させて頂きます。

1.なぜ遺品を処分するときに罪悪感を感じる?

遺品を処分する際に、罪悪感を感じる理由をいくつかお話します。理由を知ることで納得ができますし、感情のコントロールもしやすくなるのではないでしょうか。

・故人との思い出が詰まっているものだから

写真や日記など故人との思い出が詰まっているものは、なかなか処分がしにくいようです。
残しておける場合は残したほうが良いですが、カビや虫害などが発生しいたり、孤独死の現場で見つかり死臭がついているなど保存状態があまり良くない場合は、健康面での実害が起きる可能性があるので、遺品供養をするなどして処分をしたほうが良いでしょう。

・故人に対する気持ちの整理がついていないから

故人が亡くなったことを受け入れらず気持ちの整理がついていない方は、遺品の処分に対して罪悪感や抵抗感を感じるようです。
気持ちの整理はなかなか難しいですが、時間がたてばたつほど現実味をおびてきますし、少しずつ向き合う気持ちがでてくるでしょう。

・処分したらバチが当たりそうなものだから

遺品整理を行っていると、仏壇や神棚などがでてくることはよくあります。
しかし既に遺族自身の家にあったり、大きすぎて置ける場所がないなどの理由で処分をしたいがなかなか捨てにくく悩まれる方も少なくないようです。
仏壇や神棚などは独特の遺品供養で処分することになりますが、その方法は以前ご紹介しているので、興味がある方はご参照ください。

・家族や親族で形見分けをしなかったから

家族や親族で形見分けを行った場合、本当に大切な遺品は全て形見分けされ、残った遺品は誰も必要としないので処分をするのにあまり罪悪感を感じないようです。
反対に形見分けを行わないと、家族や親族で遺品について話し合わず、本来であれば必要であったかもしれない遺品とそうでない遺品が混じっている状態のまま、遺品を処分することになるので罪悪感を感じやすいということになります。
遺品の処分をする際に少しでも罪悪感をなくしたいという方は、家族や親族できちんと話し合って形見分けを行ったほうが良いでしょう。

・遺品が供養できることを知らないから

遺品を処分するということは、普通のゴミと同じように捨てるというイメージがあるので、罪悪感を感じる方もいるようです。
普通のゴミと同じように処分することも可能ですが、遺品を供養してから処分する方法もあります。
遺品供養とは、生前故人が愛用していたものや、思い出などがあり捨てるには少し戸惑ってしまうものなどを僧侶や神主にお経や祝詞を唱えてもらい、遺品に宿っている魂を抜いてから処分してもらうことです。
いろいろな思い出を振り返りながら感謝の気持ちを込めて遺品を供養することで、故人を偲びながら心の整理を行うことができるので、罪悪感を減らすこともできるでしょう。

2.遺品を処分する際に罪悪感をなくす考え方

・故人の立場になりどうしてほしいか考える

遺品を処分したら故人に悪いという気持ちもあると思いますが、一番大切なのは故人を想う気持ちです。また故人の思い出は遺品ではなく、遺族の心の中に刻まれています。
遺品を処分しなければ、遺品にまみれて生活していかなければいけませんが、果たしてそれを故人は望んでいるのでしょうか?
必要なものだけを残してあとはどんどん処分していくほうがきっと故人も喜ばれるでしょう。
故人の立場になり、どうすることが一番故人が喜ぶのか考えて行動してみましょう。

・全ての遺品はいつか誰かが処分する

遺品整理を行う方が遺品を大事に残していても、その方が亡くなると今度はそ家族が遺品を整理することになります
よほどの遺品でなければ、代々受け継がれることは少ないのではないでしょうか。
そうなるといつかは全ての遺品は最終的に処分されることになります。
残しておきたい遺品はあると思いますが、後々のことを考えて残しておく遺品を決めていく必要があります。

・いつか必要になるかもというものは残さない

大掃除や断捨離の際にもよくあることですが、いつか必要になるかもといって残したもののほとんどは、他のもので代用ができたりするので結局必要になることはありません。
たとえ必要になることがあった場合でも、その機会は数年に一度であったり、なければなくてもどうにかなることが多いので、いつか必要になるかもという理由で遺品を残すのはやめておいたほうが良いでしょう。

3.罪悪感なく遺品を処分する方法

・家族や親族で形見分けを行う

家族や親族できちんと話し合って形見分けを行うことにより、故人の想いが詰まった遺品は全て大切な人に託すことができます。
残った遺品は誰も必要としないので、あまり罪悪感を感じることなく遺品を処分することができるでしょう。

・リサイクルショップに引き取りをお願いする

リサイクルショップに引き取りをお願いすれば、遺品を回収してくれるので自分たちで処分をする必要がありません
また希少価値のあるものや状態が良くまだ使用できるものについては、買取を行ってくれるのでお金に還元することもできます。
遺品をそのまま捨てるのではなく誰か必要としてくれる人に渡ることで、故人も喜んでくれるのではないでしょうか。

・遺品整理業者に依頼をする

遺品整理業者の中には、遺品の回収だけではなく供養も行ってくれる業者がいます。
遺品を処分するのは故人に申し訳ないと思う方は、遺品の供養を行うことで罪悪感を減らすことができるでしょう。
まとめ
今回は、遺品を処分する際に罪悪感を感じる方へ対処法などをいろいろとお話させて頂きましたがいかがでしたか?
故人への想いが強ければ強いほど、遺品を処分する際に戸惑ってしまったり、罪悪感を感じたり、なかなか遺品を手放す決断ができないようです。
故人への想いは大切ですが、いつまでも遺品の整理ができないままでいると、遺族の方もなかなか気持ちの整理をつけることができず新たな一歩を踏み出すことができません。
そのような状況を見てもきっと故人は喜ばないはずです。
遺品を処分することは気持ち的に複雑で難しいことだとは思いますが、故人のことを考えて少しずつ遺品の整理や処分を行いながら、遺族の方が気持ちの整理もつけて頂ければ良いなと思います。
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