遺品整理で出たゴミについて

みなさんは、遺品整理ででたゴミはどのように処分したら良いかご存知でしょうか?
家庭ゴミとしてそのまま処分すれば良いだろうと思う方もいらっしゃるかもしれませんが各自治体によって分別方法が異なるので注意が必要です。そのまま処分しても良いものもありますが、中には誤った分別方法によりゴミが回収されないこともあるので気をつけなければいけません。今回は遺品整理ででた廃棄物の処分の方法についてご紹介致します

1.遺品整理ででたゴミは何に該当するのか?

廃棄物の処理は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)により規制されています。
廃棄物は、一般廃棄物と産業廃棄物の2種類に大きく分類されます。
事業活動によりでたゴミの中で決められた20種類のことを産業廃棄物といい、それ以外のゴミのことを一般廃棄物といいます。
遺品整理の際にでたゴミは、一般の家庭から発生したゴミとなるため一般廃棄物となるので、基本的には日常のゴミと一緒に集積所に出すことが可能です。

2.遺品整理の際にでた多くのゴミを捨てるには?

遺品整理の際、少量のゴミであれば集積所などにだせば良いので簡単に捨てることができます。

しかし、あまりにも量が多い場合は一度に集積所にだすことは困難ですし、また分別するのも大変です。
そのような場合の対処方法をご紹介致します。

・普段通り家庭ゴミとして処分する

各自治体が決めたルールに従い、ゴミを出す曜日や時間帯などをきちんと守り処分してもらいます。
その場合は、燃えるゴミ(紙類、木製類、衣類、リサイクルできないものなど)・燃えないゴミ(アルミ、金属製品、ガラス製品など)・粗大ゴミ(布団、タンスなど大型のもの、家電など)・資源ゴミ(段ボール、古新聞、ペットボトル、空き缶など)に分別する必要があります。中にはさらに細かく分別しなければいけないところもあるようです。自治体によっては、決められたゴミ袋を使用しなければいけなかったり、ゴミ袋に名前を書かなければいけないところもあるので、自治体のルールをきちんと守らなければいけませんし、分別作業に多くの時間を費やすことがあるのはデメリットかもしれません。
ゴミが大量にでた場合は、近隣住民の方に迷惑をかけたり、自治体によっては大量のゴミを出すことができないところもあるので、こちらの方法での処分は向いていないかもしれません。

・自治体に回収をお願いする

分別は自分達で行えるが量が多すぎて捨てるのが困難な方やトラックなどがないため市の処理施設に持っていけない方などは、自治体にゴミの戸別収集を依頼するのが良いでしょう。
自治体により回収できるゴミの種類は異なり、家電リサイクル品などは回収してくれないことが多いので注意が必要です。また、家の中にあるゴミは回収してくれないので、事前に家の外に出しておかなければいけません。
詳しいことは自治体にあらかじめ確認しておいたほうが良いでしょう。
こちらの方法もごみを分別する作業に多くの時間が必要となります

・リサイクル可能なものがあれば再利用する

遺品の中には、リサイクルして再利用できるものもあります。
古い着物などはほどいて洋服に仕立て直したり、小物やバックにすることも可能です。
また所有していたもののずっと未使用のままだったり、ほとんど使用していないものは、誰か必要とする人にあげるのも良いでしょう。
まだ使用できるものは、リサイクルして再利用することにより処分する量を減らすことができます。

・売却できるものがあれば売却する

遺品の中に売却できるものがあれば売却するのも1つの手段といえるでしょう。
遺品整理を行う方が不要なものでも状態が良いものなどは売却できる可能性があります。
リサイクルショップやフリーマーケットなどに持っていったり、オークションに出品してみることをおすすめします。
こちらの方法は、売却できるものがあった場合はそれだけ処分する量が減りますが、売却できるかどうかは実際にお店に持っていき判断してもらう必要があったり、買取希望者がいないと取引が成立しない、お店に持っていく労力がかかる、保管する場所が必要になるところはデメリットといえるかもしれません。

・専門業者に依頼をする

不用品回収業者など専門の業者にゴミの回収を依頼すると負担を減らすことができます。
自治体にお願いして処分する場合と異なり、家の中からゴミの搬出や分類などをお願いできるので体力的に難しい方や、なるべく早く終わらせたい方にはおすすめです。
遺品整理ででたゴミは家庭系一般廃棄物に該当するため、廃棄するには一般廃棄物収集運搬業の許可が必要ですが、もし無許可の業者に依頼をすると山中などに不法投棄されたり、莫大な料金を請求される場合があります。
専門業者に依頼をする際には、きちんと許可を持っている業者かどうか確認することが大切です。

3.専門業者に依頼する際の注意点

・見積りは数社に依頼し、料金を比較する
料金に明確に決まりがないため、各業者により料金やサービスの内容が異なります。そのため、見積りを依頼する際には複数の業者に依頼をして料金を比較検討することをおすすめします。

・一般廃棄物収集運搬許可を受けているか確認する

ゴミを持ち帰る業者は一般廃棄物収集運搬許可を受けていなければ、ゴミの運搬は違法です。

・不法投棄に気を付ける

中には、不法投棄をする業者もいます。不法投棄は環境にも悪影響ですし、違法のため業者だけではなく、依頼者側も罪に問われる場合があります。

・悪徳業者に騙されないように注意する

業者の中には、高額な費用を請求してきたり、雑に作業を行う悪徳業者がいます。
良い業者を選ぶコツは、許可書や資格取得している専門業者・電話の対応や作業の説明が丁寧・無料で見積りをし、追加請求がない・口コミや実績を参考にする・料金が高すぎたり、安すぎる業者には注意するなどです。
まとめ
遺品整理ででたゴミの処分方法についていろいろとお話させて頂きましたがいかがでしたか?
処分するに際は気をつけなければいけないこともあるので、ただ家庭ゴミとして処分すれば良いと思っていた方は、驚いたかもしれません。
遺品整理は必要なものと不要なものの分別をしたり、不要なものの処分などやらなければいけないことがたくさんありますし、大変な時間と労力が必要です。
時間や体力に余裕がある方は、ご自身でゆっくり片付けることをおすすめしますし、そうでない方は専門の業者に依頼をするのも良いでしょう。
その際は、上記でご紹介した業者に依頼する際の注意点をご参照して頂き、故人が生前大切にしてきた遺品を丁寧に扱ってくれる業者を選び、遺品整理を行う方が安心してスムーズに遺品整理を行ってもらいたいものです。
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