片付けが上達するポイント

昨今、テレビ番組でもゴミ屋敷のドキュメンタリーなどがよく見られますよね。 ゴミ屋敷になってしまうだいたいが高齢者の方が多かったのですが、最近は20代、30代の若者にも多く見られています。 高齢者の方は、片付けに身体がついていかずそのまま置いておいてしまうことによって、ゴミ屋敷やものが多い部屋になっていってしまうケースが多いのですが、一方ゴミ屋敷にしてしまう若者は、片付ける労力があるにもかかわらず、時間や環境のせいにし、ゴミのほとんどが自分が買ったものや、飲食ゴミなど生活からくる怠惰によるものが多いです。 ゴミ屋敷となってしまった環境は自分の気持ち次第でいくらでも元通りにすることは可能なのです。 なのでここで、片付けが上達するポイントを掴んでいきましょう!

1.断捨離をする。

まずは、自分の周りを確認してみましょう。 そこに身に覚えのないものはありませんか? それはきっと自分にとっては重要視すれていないものです。普段自分が使用するものや、あの時これを使ったなど、ものには印象があるものです。 それが全く身に覚えのないものならば、自分にとって必要ないもの、そして全く使ってないものと言えます。それは勇気を持って断捨離をしてしまいましょう。それを繰り返すことで多くても半分は断捨離することができるのではないでしょか。

2.断捨離のポイント

断捨離のコツは「スピード」です。 まずゴミ袋を用意して持っておきましょう。反対の手でものを手に取り要るものか要らないものかを直感で判断しましょう。この時に情や、思い出に浸る行為は効率も判断力も鈍ってしまうので危険です。絶対にしてはいけません。この作業でものが3/1減ると上出来です。もしまだ気になるのであれば残りのものをもう一度繰り返し断捨離をするとさらにものが減ります。その時は本当にいらないか少し考えながら断捨離してもいいかもしれませんね。

3.こまめな掃除

先ほどの片付けのポイントは、もう周りが物で溢れている場合です。でも基本として大切なのは、毎日のこまめな掃除となります。 「ご飯を食べたあとサッとテーブルを拭く」や「帰ったら上着をハンガーにかける」または「洗濯機にいれる」など、「とりあえず置いとく」や、「とりあえずあとで」などはやめて「今」やってしまうことが大事なのです。毎日大きな掃除をするということではなく、自分が目に付いたところを見なかったことにするのではなく、毎日朝掃除機をかけたり、ゴミを捨てるなど小さな事で後々先ほどのような大掃除をしなくて済むのです。

4.ゴミ収集の日にゴミを出そう

ゴミはゴミ収集の日に必ず出してしまいましょう。「今日は間に合わなかったから次の時に出そう」を繰り返していくと、それはゴミの山となってしまい、ゴミ屋敷になる最初の一歩となってしまうことことが多いのです。なので、目に入るところにゴミ収集の曜日カレンダーなどを貼っておき、常に「明日は〇〇ゴミの日だ」「今日は〇〇ゴミの日だ」と把握できるようにしておきましょう。

5.ものを捨てられない

片付けで悩んでる人のもうひとつのパターンはゴミが多いのではなく、ものが多すぎるという人がいます。これは、他人から見るとゴミとしてみられてしまうかもしれませんが、自分にとっては大事なものであり捨てられないものだったりし、次第にそういったもので溢れ片付けで大変なことになってしまうのです。ものを大切にすることはとてもいいことですが、それで自分を苦しめては本末転倒です。自分が快適にさらにものを大切にできる人になれれば素敵ですよね。そのために、最初の断捨離を勇気を持って行いましょう。「本当に必要なものか」などを見極め、自分の直感を信じて片付けましょう。実際全てを把握はしていなく、これはなんだろう?と思い出せないものや、今となってはいらないものが次々と出てくる場合もあるのです。なので、自分はそんなことないと思わず、やってみるだけでも大きく変わるかもしれません。

6.ものを買わない

ものの断捨離をしたのであれば、そこからの維持が大切です。まずはものを増やさないこと。 ものが増えてしまう人は、必要ないものをたくさん買い込んでしまう傾向にあります。「これがあったら便利だな」など、それは本当に便利かもしれませんが今後使うものでしょうか?買う前に「本当に必要なものか」をしっかり考えてみましょう。そして自分の今の部屋を思い出してみましょう。その部屋のどこにそれを置くのか、収納するのか、そういったことを考えながら買い物をすると無駄遣いも減り家計にも良い影響が出てさらに快適な生活が送れるかもしれません。 最近大きな片付けをしてやっと部屋が綺麗になったという方は、生活にかかる買い物以外は最初はしないほうがいいかもしれません。 買い物とは癖になっている場合も多いので、いくら心がけてもまた「必要かもしれないと」買い込んでしまっては意味がありません。なので初めの一ヶ月程は自分で自制をし、買い物への考え方を改めてみるといいでしょう。

7.安いやタダに弱い

これは女性に多いかもしれませんが、10パーセントオフや、安売り、試供品などに手を伸ばしがちです。「一つ買うと一つが半額になる」や「試供品プレゼント」など悪魔の囁きのような文面が買い物にはつきものです。そしてそれを、ついついお得かもと見てしまうのが女性や主婦の方にありがちですよね。節約にはとてもいい行為ではありますが、自分がもし片付け下手である自覚があるのであればその行為はやめたほうがいいかもしれません。人によって得手不得手があります。試供品を多く持って帰ったり、もう一つが半額など、余分な買い物をする片付け上手な人は帰っても放置せず、試供品を収納する場所や生活用品のストックする収納を作っているはずです。しかし片付け下手な人は、ラッキーと思ったまま片付ける場所がないのでとりあえず置いておいたり、さらには試供品をもらったことすら覚えておらずどこかに置いて放置するなど、それを買った意味がないと思われるような状況にしてしまうのです。こういったことになり後々自分を苦しめる結果になるのであれば、最初から手を出さない方がいいのかもしれませんね。

8.物を出しっ放しにする

片付けが苦手な人や、ゴミ屋敷にしてしまう人の多くの原因がこのものを出したままにしてしまうことで起こります。 朝、服を選んでいる時に着なかった服を片づけず「時間がない帰ったら片付けよう」とそのまま出しっ放しにしてしまい、さらに帰っても「疲れたから明日やろう」とやらなくなって、それが毎朝続きものや服が重なりどこに何があるかわからない状況になってしまいます。この行為は結局朝の活動の効率を下げ、服やものの質も下げるためいいことは何一つありません。「上着はハンガーにかける」「帰ってきたら服は洗濯機にいれる」など使ったものは元の場所へ、そして適切な対処をすることを心がけましょう。

まとめ

1〜8をみても、掃除のポイントはやり方などいろいろあっても、片付けのポイントのほとんどは気持ちの問題なのです。 「買い物をするときに心がけること」や「自分やものへの向き合い方」それらを少し改めるだけで、自分の周りの環境は大きく変化するでしょう。 もうすでに部屋がもので溢れているという方はもちろん、まだ大丈夫と思って放置してしまっている方も、今がやり時かもしれません。自分で対処できるうちにこまめに片付けや掃除をしてみましょう!

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