高齢者だけの問題じゃない孤独死の実態

孤独死という言葉は皆さん聴き慣れているでしょうか?なかなか聴き慣れない言葉かと思いますが、今や数多くのテレビやメディアが取り上げ世間における認知度はかなり高さになりました。しかし孤独死を知らない人もまだ数多く存在し、今や若い世代は自分には関係ないからと孤独死という言葉そのものを知らない人も多いです。しかしまだまだ若いし孤独死なんて関係ないと思ってる方、全く関係ないわけではないんです。また高齢者の方やこれから高齢になっていく方は是非孤独死とは何か?また、孤独死は他人事ではなく身の回りで起きる事でもあり、知らなかったじゃ手遅れになってしまうという事でもあります。ですのでこれを機会に孤独死について少しだけ触れていきましょう。またそうならない為の対応策なども紹介していくので是非最後までご覧ください。

孤独死になってしまう要因

孤独死とは字の通りに孤独に死を迎えてしまうもので、死の直前周りに人はいなく隣人や家の管理人、家族が後に発見する事が多い。部屋は基本的には散らかっており、一人暮らしの高齢者が孤独死を迎える事が高確率で多いです。ではなぜそうなってしまうのか?ここが重要な問題点であり、改善していかなければならない事でもあります。

1.家族と疎遠関係である

家族と疎遠関係になっている高齢者の方は今の世の中数多く存在しており、息子や娘、孫などと関係を保てていなく、親元を離れた息子が仕事が忙しくなかなか連絡がとれないなど多くの理由があります。また高齢者にアンケート取った結果半分以上が迷惑をかけたくない。と答え体調不良など病気兆候が見えても、なかなか連絡出来ずにいるのも現状です。早期発見が遅れ病院にもいかない状態が長く続くと孤独死の危険性が一気に上がります。また家族に迷惑をかけたくないと感じている高齢者が多いという事は、連絡は本当は取りたいと感じているのです。そのような観点から見ると決して一人で最期を迎えたいわけではないという事です。高齢者の一人暮らしは心身共に苦痛であり良いものではありません。ですので周りのサポートやケアが重要で放置するなどは決してしてはいけません。今の世の中は若者の高齢者離れが多くそのほとんどが仕事などが忙しいという理由が大きいです。仕事は確かに大切なことですが家族以上に大切なものはないと思います。ですので会いに行くことが一番のサポートになります。休みなどを利用し必ず会いに行きましょう。しかし毎日が多忙でなかなか会いに行けない方は連絡は取るように必ずしましょう。そうすることにより精神的にも安定しますし、「1人じゃない」という事が再確認できます。それだけで安心できるます。連絡を取らなくなったり、会いに行かなくなるなど、疎遠関係になってしまうと孤独死を加速させることになりますので必ず関係を保っていきましょう。

2.趣味などがなく引きこもりがち

これは高齢者に関わらずすべての年代に言える課題です外に出るなどしなくなってしまうと、生活習慣の乱れや日光を浴びないと睡眠サイクルが狂ってしまいます。かなりの問題点で若者と高齢者同じ比率で存在します。生活サイクルが狂い始めると元に戻すのはなかなか難しく、身体にも悪影響で着々と病の危険性が上がっていきます。そうならない為にまずは規則正しい生活習慣を作っていくことが大事になっていきます。生活習慣は全ての健康につながるものですので改善していきましょう。また趣味というのはすごく大事なもので趣味があるのとないのとでは天と地ほど違います。なぜそこまで言い切れるかですが、趣味がある場合は人との繋がりができることが大きな利点です。友達などができると連絡を取り合ったりなど身だしなみを気を付けたり、睡眠サイクルの向上も図れます。人とのつながりができると、孤独死の可能性も激減しますのでポイントになってきます。また趣味などは生きがいに繋がり、目標や向上心など心身共にプラスになります。また人同士の交流がある趣味はいきなりは厳しいなど思う方がいましたら人との交流がある趣味に必ずしもする必要はありません。自分の趣味を見つけることが一番大事なんです。そうすることで先ほども書いた通り目標や生きがいが見つけられることができ、充実した毎日になるはずです。そうすれば自然と心もオープンになり人と接するのが苦ではなくなります。またもしかしたら同じ趣味を持っている方と出会うかもしれませんので楽しい毎日になっていくと思います。趣味などが見つけれない人も数多くいると思いますが、最初はなくても大丈夫です。ゆっくり自分のペースで探していきましょう。そうすることで孤独死が起きてしまう可能性を格段に下げることができます。「いつもパークゴルフに顔を出していたが来ないから心配になって連絡する」「今度趣味のジョギングを一緒にやる予定だったのに連絡がない」など自分の身に異変が起きたときに気付いてくれる身の回り方が増えるだけで孤独死も避けられ、また「体調悪そうだね?」や「いつもより元気がないね?」など病気などの早期発見も早く、一番は何かあった時に相談できるのも大きな理由です。このように趣味を見つけるだけ家でひきこもる生活とは全く違う生活を送れるようになります。是非皆さんも趣味を見つけましょう。

3.独身

独身であると必然的に高齢者になると一人きりになってしまう方が多く、付き添ってくれる方などもいない為、誰にも看取られないことが多くなってしまいます。また独身であることにより一人でいることが慣れてしまう事が危険で、1人で生活することが当たり前になってしまい自然に社交的ではなくなってしまう傾向が多くあります。良いパートナーがいれば2人で補いながら生活ができますが、1人ですと家の階段から転んでしまったり、何か不慮の事故が起きたときに気が付いてくれるひとがいないのは危険です。また現代は独身男性が非常に多く独身の高齢者は多く存在します。昔なら出来ていたことが次第に出来なくなってくる、歳を重ねるとそんな場面が多くあると思います。だからこそ一人で生活するには沢山の問題が出てきます。解決法などはすぐどうこう出来る問題ではない為難しいですが、友人などはいくつになっても作れますので、友人を作りなるべく一人の時間を少なくしていきましょう。そうする事により独身で高齢者を迎えてしまっても少しは孤独死の危険性を下げてくれます。

4.周りの人に迷惑はかけたくない・思い合う気持ち

実は高齢者の方は周りの人に迷惑をかけたくないと思っている人が大半でそのこともあり相談などを家族や友人などに言えずにいることが多いことが分かりました。しかしこれは良くない傾向であり、周りに相談すれば助けてくれたものを黙っていたため異変に気付けないなど、いくら周りの親族や友人がこの記事をみて意識したとしても、本人が黙っていたり隠していると、何も意味がありません。迷惑をかけたくないという気持ちは良いものですが、万が一何かあった時に手遅れでは意味がありません。そこで迷惑をかけてしまうかもしれない。ではなく、何かあっては迷惑をかけてしまう。と考え常に相談や報告をしましょう。そうする事により事が大きく発展する前に解決できるはずです。ですので周りも、そして本人も思い合うという気持ちが一番必要になってきます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です