メディアでも話題の終活について

そもそも終活とは?

今、メディアでも話題に上がり、世間に定着している「終活」。こんなにも聞く言葉なのに「私には関係ない」や「最期のことなんて想像できない」など自分には全く関係ないと思ってませんか?

「終活」とだけ聞くと何となくですがマイナスなイメージがつきものですよね、死に対して想像つくのは怖いイメージですが、それだけとは全く限りません。勿論怖いイメージを持つことは一般的なのかもしれませんが、いつかは来るものでもあります。ですので今、怖がるだけではなく。どのように終えるのか。そこが大事になってきており、「終活」が注目されている理由にもつながります。

様々な終活方法がある中で手軽でそして費用もかかりにくく、すぐ始められるのが「エンディングノート」です。

エンディングノートってなに?

エンディングノートと聞いて皆さんはまず何を思いだしますか?僕でしたら映画を連想します。エンディングノートは今でこそ知ってる人は多いですが当時はまだ知られておらず、終活言葉が爆発的に世間に広まると同時に、エンディングノートという映画も公開され、「終活」と「エンディングノート」は一気に世間に定着することになりました。

では、そんなエンディングノートとは一体何か?ですが遺書とエンディングノートの違いっていまいち分かりませんよね。そこで違いをみてみると

・エンディングノートは遺書とは違い、人生記録や生きた証を書き記します。勿論法的効力などありませんが、遺言書や遺書とは違い、家族に最後にあてた感謝の気持ちや、自殺をし「私は無実だ」など遺書のようなことは全く書かないのがエンディングノートです。

エンディングノートとは自分が身にもしものことがあった時に身近にいる大切な人や家族に願い事や、死後こうしてほしいという思いなど自分の人生そのまま書き記す人もいます。自分の人生でこれまで数多くの出来事や思いを書き記し、思い出のエンディングにする人もいれば、自分の人生に幕を閉じるまでの人生を書き残す人も様々です。エンディングノートとは人生を見つめなおすそんな人生記録とも言えるんではないでしょうか?

エンディングノートを書き記しておくことでもしかすると、何か遺族の間でトラブルが起きてもエンディングノートのおかげ解決した事例や、本人の視点から見ると死に対してそして、人生を今一度見つめなおす事により新しくやりたいことや生きがいが発見でき、新しいセカンドライフが始まるかもしれません。そのようにする事で新しい発見そうですが、人生を見つめなおす事で、人生の中で後悔したこと、やり忘れたこと、やりたかった挑戦なども整理することができ充実したエンディングノートになっていくと思います。

今や終活という言葉は進化して、終活ブログなどといった言葉も出来ました。終活ブログはかかる費用も少なく手軽に始められるうえに手書きのノートは高齢者だと手が痛い、書くのがめんどくさい人にピッタリで、携帯やパソコンで文が打てるので凄く簡単です。ブログは気軽にアクセスできるツールですので自分のエンディングノート、終活ブログは身近な人以外にも、いろんな方から見られるので、見てほしいと思っている方にとっては絶好の場所ともいえますね。また他にもブログの良さはあって、先ほど言った通り不特定多数の方に見られることもそうですし、手書きノートは保管場所が決まってないとなくなる場合もありますがブログは消えることはありません。同じように終活ブログをしている方とも知り合えたりなどメリットの多さ歴然としてますね。そうすることにより知り合った終活の人とお互いの新たな目標を語り合ったりなどプラスの方向に進んでいくと思います。

エンディングノートに書いておきたい事

ペットなどをもし飼われている方がいましたら誰かに引きとってもらうかしなければなりません。動物にも性格や好きな物、嫌いなものまでありますので、エンディングノートに書き記しておきましょう。他にも今やネット社会の現代はSNSが爆発的に流行しています。その中で高齢者がSNSの利用も当たり前のようにあり、ブログやSNSは便利な分パスワードやIDが分からなければ一生残ってしまうものになります。そのような事態を避けるためにもIDやパスワードは必ずエンディングノートに記しておくことをお勧めします。そうすれば遺族も退会手続きが簡単にできるので是非書き記すことが良いと思います。そしてこれがなによりも大事であり、一番皆さんが書きたいことなのかもしれません。それは身近にいる大切な人に対して感謝の気持ちです。これが一番重要であり大切なことです。直接言うのは恥ずかしい、でも感謝の気持ちは伝えたい。そのような時はエンディングノートに書いてみるのもお勧めです。感謝の気持ちをエンディングノートに記して気持ちを伝えましょう。

昨今、自宅で息を引き取る人が少なくなり、ほとんどが病院で最期を迎えるというのが厚生労働省の調査で判明しました。また延命治療を続ける家族も少なくあまり無理をさせ延命させるよりも・・と考える家族も多く施設で最期を迎えるというのも珍しくありません、また延命治療すべき意見と楽にさせてあげる意見で家族同士が言い争いにまで発展するという事も、そのようなことがないように、エンディングノートに末期の症状や中程度の認知症などの対応方法を自分でエンディングノートに書いておきましょう。少し悲しい内容ではありますが大切な家族が困らないようにエンディングノートに書いておくことで決断は促進され、言い争いなどが起きなくなるのです。そのようなことを避けるためにもエンディングノートに書き記しておきましょう。

また、絶対書き記さなければならない事ではありませんが、エンディングノートは初めに書いてあったほうが安心なことが葬儀には誰が来てほしいか、こうした葬儀をしたいなどの希望や大切な人たちの連絡先、貯金やその他保険など、価値がある骨とう品や家財を書き記しておきましょうそうすることにより突然自分の身にもしものことがあっても、エンディングノートをみれば遺族はどうすればいいか一目瞭然なのでお勧めです。また死後、エンディングノートの存在が家族が知らなければ本末転倒ですので必ず家族の誰かにはエンディングノートの存在を伝えておくことが大事です。

それさえ書き記しておけば後はもう深いことは考えず、エンディングノートに自分のことを書き記していきましょう。きっと自分が想像もしなかったような出会いや目標ができたり、焦らず余生をゆっくり生きることも出来ると言われているので、是非お試しを。

まとめ

ここまで簡単に終活について、また終活といえばエンディングノートですがエンディングノートっていったい何なの?ところまで説明しました。どうだったでしょうか?終活は今や当たり前になりつつあることです。自分の人生を整理する事は大事な事であり間違いなくやっておくべきことです。今は終活を専門にサポートしてくれるお店があるのです。それほどに重要視されていることで、今の時代は少子高齢化社会です。これからもっと多くの方が自分の最期と向き合わなければならない時がきます。だからこそ、死に対してのノートというように悲観的な考え方ではなく、生と死に向き合うノートと思うようにしましょう。なので是非ともこれを機に検討を。

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