遺品整理業者に依頼する5つのメリット

一人暮らしのご家族が急に亡くなり、さらに賃貸住まいの場合だと、退去日までに遺品整理をしないといけない状況に迫られて大変ですよね。

特に、物量が多かったり、掃除されていないゴミ屋敷状態だったりすると、いくら大切な故人だったとしても、なかなか気が進まないのではないでしょうか…

なので、そんな時こそ、遺品整理業者の存在が光ってくるのです。

今回は、遺品整理業者に依頼するとどんなメリットデメリットがあるのかを紹介していきます。

遺品整理業者に依頼する5つのメリット

遺族にとっては、遺品整理が故人を見送るための最後の仕事。なので、後日「やっぱり、あれを残しておけば良かった…」と、後悔したくないですよね。そういった不安なことも、業者の方に相談して進めていけば、きっと満足できる結果になるはずです。

主に、遺品整理業者に依頼した場合、大きく5つのメリットがあります。

①短時間でスムーズに済ませられる

「孤独死」などで異臭などの苦情が出ている場合は、すぐにでも対応してもらいてたいですよね。さすがに「明日やってほしい!」と言われると業者側のスケジュール的に難しくなりますが、状況を説明して可能な限り依頼日を合わせてもらうことができるでしょう。

また、特殊清掃が必要でない、通常の遺品整理の場合でも、ご自身の状況に合わせて適切な段取りを組んでくれます。

遺族だけでは、何から手を付けたらいいのか分からず困ってしまいますよね。そんな時こそ、何百件・何千件の現場経験のあるプロの業者に「こうしてほしい」という要望を言えば、丁寧かつスムーズに進めてくれるので安心です。

②遠くに住んでいても大丈夫

故人が遠く離れて暮らしていた場合、行ったり来たりの移動を繰り返すのは大変ですよね。移動時間や交通費を捻出するだけでも、ストレスは多大なものになるはず。

そんな状況でも業者に相談すれば、当日は立会い不要でも大丈夫です。もし、不明点などがあっても電話で確認できますし、事前確認できなかった遺品が出てきても写真を送ってもらえる為、双方でトラブル防止もしっかり行うことができます。

③スマホやパソコンのパスワード解析をしてくれる

現在はLINEなどのSNSの普及もあり、高齢者でも手軽にスマホ操作ができる時代になりましたね。なので、遺品からパソコンやスマホが出てきても不思議ではありません。

それに、遺言メッセージや思い出の写真をデータで残している可能性もあるので、念のため中身をチェックしておきましょう。

とはいえ、もしパスワード設定されてロック解除ができなかったら困りますよね。その場合も、デジタル遺品専門に取り扱っている遺品整理業者なら、パスワードを解析するチームがあります。

下手にいじると自動的に初期化されてしまうリスクもあり、そうなってからでは遅いので、もしパスワードが分からなければ早めに相談することをおすすめします。

④依頼者が女性でも安心

耳慣れない方は、遺品整理業者と聞くと、屈強な男性が冷蔵庫などの大きな物をせっせと運びだす「不用品回収業者」のイメージと重なってしまうかと思います。

ただ、それ以上に遺品の仕分けをしながら、遺族の気持ちに寄り添って話をしたり、少しでも安心してもらえるようにとの気遣いが求めれます。なので、そのような配慮が自然にできる、女性が在籍している業者も最近は多く見受けられます。

故人が女性の場合は、遺品にも女性特有のデリケートな物がある為、担当者の中に女性スタッフがいるだけで安心しますね。また、依頼者が女性の場合も、同性であった方が色々と話しやすいこともあります。

問い合わせの段階で、女性スタッフを担当にしてもらうよう希望を出しておきましょう。

⑤不用品買取や供養をしてくれる

整理された遺品を、廃棄処分または遺族が引き取る以外にも、買取供養という選択肢もあります。

不用品買取の場合

不用品にも使用可能なものは買取査定してもらうことができます。特に、使用感の少ないキレイな電化製品などは、捨ててしまうのは勿体無いですし、粗大ゴミに出すと費用が加算されることもあります。

また、見た目は古くても希少価値がありそうな掘り出し物も、しっかり鑑定してもらいましょう。もし、買取してもらうことができれば、その分の費用を浮かすことができますので、依頼者側も何を買取対象にできるか、事前チェックしておきましょう。

供養をしてもらう場合

遺品の中には、故人が大切にしていた愛用品思い出が詰まった物も出てくることがあります。それらを、他の雑多なものと一緒に処分するのは少し抵抗がありますよね。

やはり、故人に喜んでもらえるような処理方法をしてもらうのが一番。なので、そのような要望があれば、業者が神社やお寺に供養する遺品を搬送し、供養の手配もしてもらえます。

読経をあげてもらうことや、天に返すお焚き上げをしてもらう方法もあります。故人に宗旨・宗派があれば、それに沿ったやり方もありますので、事前に相談しておけば大丈夫です。

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