「お祓い」と「ご供養」の違いって?遺品はどっちでするべき?

「お祓い」と「ご供養」の違い

 

遺品整理をする際に、 「お祓い」と「ご供養」を同じように捉えてしまう人がいますが、2つの作業の意味は異なります。

お祓いとご供養の違いを理解して、作業することが大切です。

また、信仰している宗教などによっては、お祓いとご供養の2つの作業を行うのが適している場合があります。

「お祓い」とは?

お祓いは、神前儀式の一つです。そのため、きちんと修行をした神職者が行います。

お祓いには、災いや災難を取り除くという意味合いがあります。基本的に、お寺の住職さんはお祓いをすることができませんので、覚えておきましょう。

「ご供養」とは?

ご供養は、神職者が行うのではなく、お寺の住職さんなど仏職に携わっている人が行います。

ご供養には、冥福を祈るという意味合いがあります。

お墓の前で、お坊さんに読経を唱えてもらう行為は、ご供養にあたります。

供養の方法の1つに、お焚き上げという方法があります。

お焚き上げは、故人が大切にしていたものを火で燃やし供養する方法です。

最近では、遺品整理の際に、お焚き上げ供養を依頼する方が多いです。

お焚き上げ供養は、神社などが行っているケースもありますが、遺品整理業者が委託業務を受けているケースもあります。

遺品整理を行なっただけでは「お祓い」や「ご供養」にならない

 

遺品整理は、お祓いやご供養になると考えている人がいるのではないでしょうか。

遺品整理をするだけでは、お祓いやご供養にはなりません。

故人が愛用していたものや思い出の品には、魂が宿っていると言われています。

そのため、遺品を整理するだけでは、魂を供養することができません。

故人が愛用していたものに対して、お祓いやご供養をすることで、気持ちの整理ができます。

また、故人のことをしっかりと考え、寄り添う機会になります。

「お祓い」と「ご供養」は対象先(遺品・部屋)で違う

 

お祓いとご供養は、故人が住んでいた部屋に対して、また思い出の品に対して行います。

そのため、部屋のお祓いやご供養は、僧侶や神職者に実際に来てもらう。

「遺品」は遺品整理業者が行う場合が多い

遺品のお祓いやご供養は、自分で寺院にお願いすることもできますが、当社に依頼することもできます。

当社では、定期的に供養やお焚き上げを行っております。

ほとんどの場合が合同供養と呼ばれ、他の遺品と一緒にお焚き上げなどの供養を行っています。

お祓いやご供養の値段は、ものの大きさや思い出の品の量、またお願いするものによって値段は変わります。

そのため、お祓いやご供養をお願いする際には、きちんとお願いする先の料金を把握するようにします。

「お部屋」は寺院や専門業者が行う場合が多い

故人が住んでいた部屋のお祓いやご供養は、寺院や専門の業者にお願いする必要があります。

お部屋のお祓いやご供養をお願いすることで、近隣住人に安心感を与えることができます。

逆に、お祓いやご供養をお願いしないと、不信感を抱かれてしまう可能性があります。

故人がマンションや一軒家で一人暮らしをしていて、孤独死をしてしまった場合などは、専門の業者に依頼して、消臭や部屋の片付けをしてもらうマナーです。

お部屋のお祓いや供養にかかる値段は、業者や状況によって変わってきます。

そのため、お部屋のお祓いや供養をお願いする場合は、比較サイトなどで料金を比べてみるのが理想です。

「お祓い」と「ご供養」は遺品整理業者に依頼できる

 

当社と提携している寺院や神職者が、お祓いやご供養をしてくれます。

当社に依頼することで、先に遺品整理をし、後からお祓いやご供養をしてもらうということもできます。

一緒に依頼することで、個別に依頼するよりも料金を抑えることができます。

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