片付けが下手な人の共通点とは!?

共通点その1】「もったいない」と思って何でも取っておく

片付けベタの人が思わずやってしまう習慣の中でも、一番影響が大きいのが、この“もったいない癖”です。たとえば、スーパーのビニール袋が山ほどあって、袋を入れるスペースから溢れ出ているのに、「もったいないから」といって捨てられない人がいます。また、もう3年以上着ていない服を、「捨てたらもったいないから」といって取っておく人もいます。

収納スペースを圧迫することも「もったいない」

“物を大切にする”という面ではとても素晴らしいのですが、実はそうやって物が溢れかえってしまうことで、本当に必要な物がわからなくなってしまうのも事実なのです。そして、使わない物を置くために貴重な収納スペースをふさいでしまっていることも、実はとてももったいないことです。

今の自分や家族にとって本当に必要な物だけを置く生活をすることが、スッキリとした美しい部屋に変身するためのスタートラインです。

【共通点その2】何気なく床に物を置いてしまう

たとえば何かのフェアに参加して、帰りがけにパンフレットや粗品が入った紙袋をもらった後、「ただいま」と家に帰って何気なく床の上に置いてしまっていませんか?そして、そのまま他のことをし始めてしまうと、もう紙袋のことはすっかり忘れてしまったりします。

そこで誰かが片付けてくれれば別ですが、もしも誰もそれを動かさなかった場合、紙袋は永久に床の上に置かれたままです。そんな置き忘れがひとつ、またひとつと増えていくと、気が付けば床の上にはいろいろな物がいっぱい!足の踏み場もなくなるという訳です。

一時保管スペースでとりあえず床を防ぐ

こうした置き忘れを防ぐには、家に帰った時点ですぐに整理できればベストですが、疲れているとそうもいかないでしょう。その場合は、家のどこかに“一時保管スペース”を作るようにしましょう。「今日は疲れているのでできないけれど、次の日になったら片付けよう」と決めておくと、置き忘れた物で床が埋まってしまうこともありません。

【共通点その3】置く場所を考えずに物を買う

 

ショッピングセンターをブラブラ歩いているときなどに、「あ!これが素敵」「これは絶対に必要」と思うと、どこに置くかを考えないで買ってはいませんか?でもそうなると、実際にそれを家に持ち帰ったときに、どこに置いたら良いかわからなくなり、適当な場所に割り

買う前に必ずどこに置くかを決める

これがまた、片付けベタになってしまう元凶のひとつです。物を買うときには、必ずその前に「どこに置くか」を決め、メジャーで正確なスペースを測ってから決めるようにしましょう。洋服を買う場合も、一着買ったら一着捨てるなど、不用意に増やさないことが大切です。

【共通点その4】段ボールに物を入れたまま、しまってある

数年前に引っ越した時の段ボールが未だにそのままという人は要注意!

引っ越しを経験した人は、物をとりあえずしまっておくのにダンボールがちょうどいいので、引っ越しが終わった後にそのままそれを使って収納している人がいます。ところが、押し入れの奥に置きっぱなしになっている段ボールは、時間が経つと何が入っているのかわからなくなってしまうのです。あるときふと気づいて「そういえばあの段ボールに何が入っていただろう?」と思っても、それなりの重さもあると出すのもおっくうで、いつしか永久保存のような状態になってしまいます。

そんなダンボールが家の中にいくつかあるだけで、本当にしまっておきたい物を収納するスペースがなくなり、結局物が外に出しっぱなしになってしまうことに……。そんな状態を克服するには、やはり思い切って段ボールの物を出し、いらないものは処分することです。

【共通点その5】やたらと収納グッズを買ってしまう

 

「収納があれば家が片付く」と思っている人も多いのですが、実は中途半端な収納は物をあふれさせる原因になってしまいます。計画的に収納スペースを確保するのであれば問題ないのですが、「とりあえず収納があれば何とか片付くだろう」と無計画にボックスやタンスを揃えてしまうと、適当に置いた収納スペースに適当に物が入れられてしまう可能性が大です。

そうなると、さあ大変!「あれはどこにしまった?」と慌ててあちこちを探し始め、気が付くと物が床の上に散乱するような事態になりかねません。適当にそろえた収納ボックスは、部屋のスペースにもピッタリ当てはまらないので、デコボコ状態。無意味に空いた隙間に物を入れたりしていると、もう収拾がつかないほどゴチャゴチャの状態になってしまいます。

安いからと言って無駄に買わない

また、収納ボックスをいっぱい買ってきたはいいけれど、ちょうどいいスペースが見つからずに収納自体が置きっぱなしになってしまうケースもあります。特に100均で買う収納グッズはたくさん買ってもあまり大きな出費にはならないので、何も考えずに「とりあえず買っておこう」と思ってしまいがちです。無駄に収納グッズを揃えるのではなく、「ここにこれを入れるから、何㎝の収納ボックスが何個必要」などと、計画的に揃えることが大切です。

まとめ

捨てる!ということへの罪の意識をなくす

「もったいない」の日本文化が、裏目に出てしまっている

「もったいない」という意識が文化として深く根付いている日本人にとって、「捨てる」というのは非常に大変な行為です。特に、まだ使えるかもしれない物を思い切って捨ててしまうときは、身を切られるような辛さを感じる人もいるでしょう。「自分は物を大切にできない人間だ」という罪の意識も、生まれてしまうかもしれません。

本来、物を捨てないというのは日本人にとって美徳なのですが、こと“不用品の処分”に関しては裏目に出てしまっているようです。「これは思い出の品だから捨てられない」「この服はまだ着られるから捨てたらもったいない」そんな名残惜しい品物で部屋中が埋まってしまうと、部屋全体にはドヨ~ンとした雰囲気が流れ、これからやってくるはずのいい運気も逃げていってしまうでしょう。これこそが、本当は一番もったいない行為といえます。

不用品を捨てられるようになれば、溜まることはない

実はこの「物を捨てられない」という壁を乗り越えることが、片付け後にリバウンドしないための最大のポイントなのです!逆に言えば、「不用品を捨てられるようになれば、リバウンドはしない」とも言い切れてしまうほどです。ですから、ここは何としてでも“捨てられる人”になるしか道はありません。

もちろん、何でもかんでも捨てられる人になる必要はないのです。自分にとって本当に必要な物だけを残し、当面必要ない物を捨てることが習慣になれば、その後は捨てる物自体もグッと減るはずです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です