不用品回の事例について

不用品回収業者を頼むといえば、誰もが思い浮かぶのが「引っ越し」や「大掃除」などですね。これを機会に思い切って不用品を処分することで、室内がスッキリと美しく

 

パソコンの回収費用

パソコンリサイクル料金は、意外と高額

パソコンは「パソコンリサイクル法」に定められているので、リサイクル券を買って家電量販店に持ち込むという処分方法があるのですが、かなり費用がかかります。たとえばデスクトップパソコン本体の処分費用が3,000円、ブラウン管型(CRT)ディスプレイの処分費用が4,000円。これをセットで処分しようとすると7,000円がかかる上に、持ち運べない場合は送料もかかってしまいます。

回収業者なら無料か、買い取ってもらえることもある

その点、パソコン回収を行っている不用品回収業者に頼むと、たとえ壊れている場合でも無料で回収してくれるケースが少なくありません。うまくいけば、いくらかで買い取ってもらえることもあります。業者によっては、「着払いで送ってくれれば、回収費無料」というところもあります。

ただし、パソコンの内部には膨大な数の個人情報が入っているので、信頼できる回収業者を選ばないとその情報を悪用されてしまう危険性もあります。中にはリサイクルの許可なしに回収をしている業者もあるので、不用品回収業者を選ぶときはさまざまな会社のHP等を参考にして、安心できる業者をセレクトしましょう。

 

たとえば洗濯機や冷蔵庫などは持ち運びができないため、回収のために家電量販店に配送すると、その配送料が洗濯機は5,000円以上(ホースの取り外しを含む)、冷蔵庫は10,000円以上もかかってしまいます。そうなると冷蔵庫はトータルで13,000円以上、洗濯機は7,000円以上の回収費用になります。

ではこれを不用品回収業者に頼むとどうなるでしょうか?冷蔵庫も洗濯機も1点につき5,000円~10,000円で引き取ってもらえる所が多く、冷蔵庫に関してはほぼ確実に回収業者の方がお得です。洗濯機に関しては、もしかしたら回収業者の方が高くなるかもしれませんが、何社か見積もると安く抑えられるケースもあるでしょう。電話1本で来てもらえる手軽さを考えると、料金がトントンの場合は回収業者の方がお勧めです。

また、不用品回収業者のテレビの回収費用は、5,000円~10,000円です。家電リサイクルに出すと1,836円~2,916円なので、これに関しては回収業者の方が、微妙に高い感覚はあるかもしれません。もしも持ち運べる軽さのテレビなら、家電量販店に持ち込むというのもアリかもしれませんね。

ソファやベッドなどの家具の回収費用

ソファやベッドの処分は、不用品回収業者に依頼を!

ソファやベッドは、自治体の粗大ごみ回収に出せば1,000円台~3,000円台の処分費用で済みますが、あまりに移動が大変なのでお勧めできません。では不用品回収業者に頼むといくらかかるかというと、2人掛けソファが5,000円程度、シングルベッドが5,000円程度、ベッドのマットレスは5,000円~10,000円程度が平均的です。決して安くはありませんが、ソファやベッドは運び出すのが非常に困難なので、できれば不用品回収業者を利用しましょう。

軽い物、持ち運びやすい物は、自治体の粗大ごみ回収に

ダイニングテーブルを不用品回収業者に出すと5,000円~10,000円程度、こたつは4,000円程度の処分費用が一般的です。ダイニングテーブルは重さにもよりますが、軽めのものであれば自治体の粗大ごみ回収でも良いでしょう。こたつは脚が外せるので、自治体の粗大ごみ回収で十分かもしれません。

エアコンは無料で引き取ってもらえることもある

エアコンはパソコンと同じく、無料か買い値をつけて回収してくれる業者も少なくありません。製造後5年以内の国産エアコンなら、買い取ってもらえる可能性は大です。それ以上になると、無料で引き取ってもらえることもありますが、あまり古くなると期待はできないでしょう。

エアコンの場合、回収費用も気になるのですが、意外とバカにできないのが「取り外し費用」です。「処分費用が安いから」と思い込んで頼んだら、取り外し費用を別に取られてしまったというケースも少なくありません。回収業者から見積もりを取る時は、必ず取り外し費用を含めた金額を確認するように気を付けましょう。

 

粗大ゴミが有料なのには、ワケがある

行政側が粗大ゴミを有料にしているのは、実は日本のゴミ事情と大きく関係しています。物にあふれた消費社会の中で、粗大ゴミを出す人が年々増加し、粗大ゴミを減らし自治体の手間を省く必要に迫られたからです。

そこで、行政は粗大ゴミを全面的に有料化し、専用の受付センターを開設。粗大ゴミを直接持ち込めるシステムを作り、さらに不用品回収業者やリサイクルショップと連携したり、フリーマーケットの開催・支援に取り組み始めたのです。

普段何気なく出しているゴミですが、あまりに量が増えれば、行政としても考えざるを得ないということでしょう。「自治体のゴミが有料なんて!」と文句を言いたいところですが、行政だけに頼らず、民間の組織も上手く利用して処分することが求められているようです。

 

粗大ゴミや必要のない物は不用品回収業者に頼みましょう

いろいろ調べていけばいくほど、いかに不用品を捨てるということが面倒なことかがわかってきますね。自治体を利用してなるべく安く粗大ゴミを出そうとしても、果てしなくかかる手間と時間を考えると、やはり粗大ゴミは不用品回収業者に頼んだ方が無難のようです。

また、実際に自治体の粗大ごみ回収を頼んだ人の中には、「あの後でギックリ腰になってしまった」「マンションのエレベーターに傷を付けて、自治会で問題になってしまった」など、思いがけぬトラブルを招いた人も少なくありません。

たかがゴミ、されどゴミ。一度買ったものを捨てるということは、意外と大変なことなのですね。不用品回収業者に頼めば、家電から日用品、楽器、ベッド、ソファーまで、ほとんどの物を一気に回収してくれます。

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