デジタル遺品について

みなさんこんにちは!
今日は昨今でも多い問題の一つでもある
デジタル遺品についてお話しようと思います。

みなさんはデジタル遺品と聞いてどのような物を思い浮かべますか?
デジカメの写真データやパソコン?もちろんその通りです!
そのほかにはFX取引などで得た資産等も含まれSNSやブログ、ゲームのアカウントなどデジタルのもの全てをさします。

ここではその一つ一つの扱いについてお話いたします!

デジカメはPCはどうしたらいい?

データ自体必要が無ければ削除しまた使用することも可能です!
親族と共有で使用していた場合はそのままでも問題ないかと思います!

しかしながらPCではネットバンキングなどの銀行口座がある場合もございます。この場合一つの資産ですので遺産相続の対象にもなります。

こういったものの取り扱いには我々業者としても十分に注意しております。

SNSアカウントやブログについて

故人は、FacebookやTwitter、InstagramなどのSNSに登録したり、ブログを開設したりしていなかったでしょうか?
これらを、ただ単に「ネット上で書き込むだけのもの」と思ったら大間違いです。適正に管理されなくなったSNSやブログが、悪意のある第三者にIDやパスワードを乗っ取られ、不正広告を掲載されるなど詐欺の温床となるケースが増えています。
SNSやブログは、人と楽しく交流できるツールですが、狙われる可能性も非常に高いのです。

ですから運営会社に削除依頼等しアカウントを削除しておきましょう。

ゲームなどのアカウントについて

パソコンやゲーム機でゲームを楽しんでいる方も多いことでしょう。そのなかには、インターネットを通じ、見知らぬ相手と対戦したり、複数で協力してプレイしたりするものもあります。
もし、故人がこういったゲームを楽しんでいた場合、そのアカウントを抹消しておかないと、トラブルにつながる可能性があるのです。
ゲームによっては課金をして得るアイテムがあります。もしも、故人がレアなアイテムを多数所持していた場合、「譲ってほしい」「売ってほしい」という依頼がたくさん来る可能性も非常に高いでしょう。
こういったところから、金銭問題に発展してしまう危険性が考えられます。

デジタル遺品のトラブル

FXや株取引で大損失

ご主人を不慮の事故で亡くしたAさん。ショックのなか、気丈に葬儀を終えましたが、まだ悲しみも癒えない葬儀の数日後に、FXの取引会社から突然の連絡を受けたのです。
聞けば、なんと亡きご主人が2000万円もの損失を出したというではありませんか。ご主人がFX口座を持っていたことすら知らなかったAさんには、まさに青天の霹靂でした。
土地などの遺産がありましたが、この損失を免れるために、Aさんは相続放棄をするしかなくなってしまいました。
ご主人が家族に内緒で取引していたFXのために、家族が受け継ぐべき財産がゼロになってしまったのです。

スマートフォンが見られない事態に

病気でお母さまを亡くしたBさん。Bさんのお母さまは、闘病中、日々の記録としてスマートフォンで写真や動画を撮っていたそうです。また、Bさんはじめ、子供たちや家族に宛てたメッセージなども書き残していました。
「母が遺した記録を見たい。メッセージを読みたい」。
Bさんは、なんとかしてスマホを開けようと努力しましたが、ロックがかかっており、パスワードがどうしてもわかりません。せめてカードが挿してあれば……と思いましたが、お母さまはカードを使っておらず、データは全て本体の中にある状態でした。
ショップに相談すると、故人から端末を引き継ぐには初期化が必須とのこと。でも、それでは意味がありません。
そのため、Bさんは、せっかく残っている思い出を諦めるしかありませんでした。

SNSの恐ろしい拡散力

亡くなったCさんの運営していたブログは、更新されなくなってからしばらくして、コメント欄に不正なURLや広告が延々と書き込まれるようになりました。
スパム業者による自動書き込みで、「荒れた」状態にされてしまったのです。
さらに、アフィリエイトをやっていたところ、個人情報を盗まれ、知らないうちに口座からお金が引き出されていました。

SNSでは、悪意ある第三者が故人になりすましたり、嘘の情報を流したりするケースもあります。
Dさんは、ある日、友人からの連絡で、自分の写真がTwitterで拡散されていることを知りました。調べたところ、Dさんのアカウントがいつの間にか見知らぬ他人に乗っ取られ、嘘の情報を流されていたのです。
インターネットの世界では、一度出回った写真を回収・削除することは、ほぼ不可能ですまた、一度デマが広がってしまうと、それを打ち消すのは至難の業。
「人の噂も七十五日」とはいかないのが、インターネットの世界なのです。

デジタル遺品の問題について

通常、故人が残した遺品は、引き継ぐものと破棄するものに仕分けし、整理されます。その上で、遺言や法律にのっとり、相続人に分配されることになります。
こういった遺品は通帳や証券・証書、貴金属そのものなど「目に見えるモノ」です。しかし、デジタル遺品は、目に見えません。機器の中に隠されているために、気づかれないまま放置されてしまう可能性が非常に高いのです。
現代は、デジタル機器やインターネットを一切使わずに生活するのが、とても難しい時代です。さまざまなショッピングサイトや会員向けサイトを利用したりする人は多いですし、確定申告もインターネットでできる時代です。
また、インターネット関連以外でも、住所録や家計簿、プライベートな記録などをデジタルデータ化している人は多いでしょう。
「デジタル遺品」という言葉の響きからは、なんとなく特別なもののようなイメージが浮かぶかもしれません。でも、実はほとんどの人が持ち得る「遺産」であり、ごくありふれた存在となっているのです。
だからこそ、「超個人的」であり「目に見えない」ことが最も大きな問題となるわけです。

あぐりについて

あぐりでは遺品整理はもちろん不用品回収、特殊清掃、不用品買い取りと様々なサポートを行っており遺品整理後一貫して対応しております。
また広島県のみならず中四国地方全般で広く活動の場を広げております。

こんな時はどうしたら?
これは捨ててもらえるのか?
などなどご質問だけでも構いません!
何かご不明な点やお困りなことがございましたらいつでもお気軽にお問い合わせくださいませ!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です